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詩集

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詩を綴っていくマガジンです。
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カラス

カラス

大昔、生き物たちは
それぞれに
自分の気に入らない色を
持っていました。
ある時、白い鳥が
それらの色を1つづつ
引き受けましょうと名乗り出ました。

木々は、朽ちゆく茶色をわたしました。
空は、どんよりとした灰色
雨は、不透明な青
ゾウは、病に侵された皮膚の緑
キリンは、抜け落ちた毛の黄色
魚は、剥がれた鱗の銀・・

そのほかにも、あらゆる色を
引き受けたその鳥は、
真っ黒な姿になっていました。

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冬の枯れ木(詩画集)

冬の枯れ木(詩画集)

アトリエから見える枯れ木
ふと
Björkの歌声に涙して
夕暮れと冬の空気
そろそろ
子供が帰ってくる
あと何年
生きられて
あと何枚
描けるの
私の光は
まだ見つからず
・・・
Dead tree seen from the atelier.
Suddenly I cry at Björk's singing voice.
Dusk and winter air.
The child is

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