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back to kids! 〜心の奥底に隠れた「子ども」に出会う〜 【前編】

2019年の4月から半年間、プライベートの時間の多くを捧げた。500/5000人キャンプ2019@東京。9月7日と9月8日(1泊2日)。

運営スタッフとして仲間と一緒に苦楽を分かち合い、自分が目を背けてきたことに向き合った。そんな半年間の記録です。

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今回は2部構成です(注意)

500人キャンプの存在を今年初めて知り、スタッフとして半年間を走り抜けました。そして、心の奥底に隠された、これまで「存在しない!」と思い込んでいた「子ども」に出会います(その話は後半で書いています)。

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BTKランドに迷い込む大人たち

BTKランド(コンセプト「back to kids」に由来)と称された、子どもの、子どもによる、子どものための楽園です。参加者が子どもに戻されてしまい、BTKランドの世界に迷い込むことに(そういう設定です)。

果たして、参加者(そして私たちスタッフ)は大人の世界に帰れるのか?

設定は某アニメを踏襲していますが、子どもになりきることで、普段の自分を狭めている枠を取り払う。そんな自分を思い出すことで、時代に流されず、ありのままの自分を生きるキッカケを掴むというもの。

このコンセプトには、そんな私たちスタッフの想いが込められています。

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500人キャンプで経験したこと

2019年の3月中旬。500人キャンプという存在を初めて知人経由で聞きました。

参加を決めたのは、自分の書く文章の枠を広げられそうだったから。

今回は「広報」というチームに所属して、代表や幹部陣を紹介記事、プレイベントのレポートなどを書く機会をいただきました。

根拠こそ無いけど、当初からある程度の自信があり、楽しみながら進めることができました。書き方のベースも構築できたと思います。

問題は「チーム」で動いたり、次々と新しい人間関係を構築すること。チームでイベントのオペレーションを回すこと。

自分から「苦手だから」と言い、無難に避けてきたことです。目を背けてきたことに、どうしても向き合わないといけない。楽しいだけではありませんでした。

それでも周りが今のダメな自分を手厳しくも受け入れてくれたから、何とか無事に終われたのだと思います。

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スタッフとして奔走したキャンプ本番

自分がやりたいこと、スタッフとしてやるべきこと。直近の1週間は本業のイベントの運営も重なり、目まぐるしい毎日を送ることに。

キャンプ本番では、5人のチームをファシリテーターを務めました。サバイバルゲームの運営、みんなで食事作り、キャンプファイヤーから水鉄砲まで。コンテンツの楽しさもありますが、スタッフという立場としては、明らかに「苦手」のオンパレードが続きました。

普段は年齢に関係なく、丁寧語で話す自分(これまでで染み付いた性格)。一人ひとりあだ名で呼んで、程よく近い距離感を保つだけでも、私には高いハードルでしたね。いまでこそ、多少の慣れが出てきていますが。

メンバーには本当に助けられました。一人ひとりが役割を担い、雰囲気を崩さずに進めていたことは、みんなの顔を見れば一目瞭然でした。自分ひとりで背負わずにいることが、おそらく初めてできたように思います。

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キャンプ場から帰るバスで、外から虹を撮ることができました。晴天に恵まれて、本当に良かったです。

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2日間を終えて流れ落ちた涙

500人キャンプを終えて、自宅でチームメンバーや自分経由で参加してくれた一人ひとりに、メッセージを書きました。

ひと通り終えた時には、自然と涙がこぼれ落ちていました。一人暮らしなので、我慢する必要もない。ひとり泣き尽くしました。

キャンプの2日目の朝ワーク、メンバーでしおりを交換して、一人ひとりにメッセージを書いていましたね。

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ある人は「自分らしく楽しく生きよう!」と決意し、ある人は海外でゲストハウスを開きたいと語ってくれました。今後も自然に触れたいとか、お互いに想うことをアウトプットしてくれました。

私はブログを書きたいと言いました。それに反応するように、自分もブログを再開することを決めた人もいました。目指す方向は違いますが、感謝の言葉で締めくくりました。

自分なりにだけど、全力を出せたと完全に思えた瞬間でした。こんなに嬉しい涙は人生で初めて。初対面ながらも、一緒に笑い合ったね。夢みたいな2日間でした。

少しずつ、自分の中にある「子ども」が現れ始めた瞬間でした…

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。実際は非定期ですが、毎日更新する気持ちで取り組んでいます。あなたの人生の新たな1ページに添えるように頑張ります。何卒よろしくお願いいたします。

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