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【着物】3.自分で自分を着付ける

前置き

フィッティングルームの着物箪笥に、当座必要な着物一式を詰めたアルトシエル。早速着物を着てみようとしたが、アルトシエルも母も、着付けの知識は皆無…着物に関する知識は祖母の代で絶えていた。美容院等で着付けて貰おうにも、早朝措置(追加料金)が必要であり、尚且つ、お茶会の開催時間・準備時間によってはそれでも間に合わない事もあるだろう。
さてどうしよう?本日はそんな、お話。

問題

1.着物+帯+頭+化粧=1時間以上かかる。
現代日本において、和装は非日常のもの。
ハレの物という常識に合わせると、それなりにオシャレする必要がある。
洋装に比べて着込むパーツも、化粧の厚さも、頭部のオシャレも必要になり、手間とお金がやたらかかる事も、廃れた理由の1つかもしれない。
(最近、洋服と合わせるファッションもあるが、
 今の所、茶道のお茶会には使えそうにない…)

2.一般的な結び方「お太鼓結び」が、激ムズ。
現代日本はデスクワークが中心となった。仮に土木の仕事をする人でも、後ろ手で物を持ち上げる事がそう有るだろうか?
それをするのが、帯の結び方の1つ、お太鼓結びである。
デスクワークメインで日常的に肩こりを患わすアルトシエルが死にそうになったのは言うまでもないが、これを続けると五十肩にならないそうなので、着付けとは肩こり対策でもあったのかもしれない。
(勿論、前で帯結びを作って、後ろに持っていくやり方もある。
 しかし、着物がしっかり着付けられていないと、道中で着崩れる)

3.着付けは何処で学べるの?
コレについてはyoutubeで学ぶか、京都きもの学院の様な教室に通うかになるだろう。
後者は勿論、お金はかかるが、下記の様な対外メリットがある。
1人で困っている人は、お財布と相談の上、利用すると良いだろう。
●着付けの練習を習慣化出来る。
●細かくてよく分からない所を目の前で、つきっきりで教えて貰える
素人の着付けをスピーディで綺麗な仕上がりにする小物が教材価格で買える(小売店よりは安い、卸よりは…不明)。
●帯締めを編む所から作る様な、個人では体験できない授業がある。
履歴書に書ける、着付けの資格を得られる。
●クラスメート・友達が作れる(お茶会の案内もあります)。
●呉服店である様な着物販売イベントがある。

それでは、よい着物ライフを!

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