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東京都庭園美術館で過ごす夏休み
アール・デコ様式の旧朝香宮邸として有名な庭園美術館を訪れました。
館内の至る所でアール・デコの装飾を見ることができます。
現在「蜷川実花 瞬く光の庭」が開催されています。館内のデザインにあわせ、艶やかな写真が展示されています。残念ながら写真作品は一部を除き撮影不可です。
新館ギャラリーでは映像作品が展示されています。しばし幻想的な空間に浸ることができました。こちらは写真撮影が認められています
上野東照宮を拝観してきました
上野東照宮は1627年創建され、徳川家康公(東照大権現)をお祀りする神社です。奇跡的に戦火や震災を免れ、豪華絢爛な社殿が現存しています。
6月は紫陽花を鑑賞することができます。
説明板後方の五重塔は、上野動物園の敷地内に建てられています。五重塔を近くで見たい場合、動物園に入園する必要があります。
唐門前に御三家が寄進した灯篭が並んでいます。
奥参道入口に「神符授与所」があります。ここで拝観
リニューアル後の国立西洋美術館へ
2020年10月から休館、2022年4月9日にリニューアルオープンした国立西洋美術館へ行ってきました。
美術館の建物は、ル・コルビュジエによる作品で2016年世界遺産として登録されています。
リニューアル後の前庭は、創建当時の姿を体感できるようになったそうで、広々とした空間の中で、彫刻を楽しめます。
リニューアルオープン後しばらくは、常設展のみで開催されています。日本最高峰の美術館だけあって
特別展「ポンペイ」を見てきました
20年以上前に観光したポンペイ。長く火山灰に埋もれていた古代都市の遺跡に圧倒されながら歩き回った印象があります。しかし、個別の作品に関しての記憶はほとんど残っていません。今回の特別展で、じっくり名品の数々を鑑賞することができました。
紀元後79年、ポンペイはヴェスヴィオ山の噴火により、火山灰の下に埋もれました。噴火前のヴェスヴィオ山が描かれているフレスコ画から、噴火後、山の形が変化したことが分か
青天を衝け 大河ドラマ館を見学
閉館間近の大河ドラマ館を見学しました。ドラマの最終放送日12/26に閉館されます。
大河ドラマ館は北区飛鳥山博物館内にあります。渋沢栄一は飛鳥山に邸宅を構え、後半の人生30年間を過ごしました。
博物館正面左側に「平和の女神像」があります。日本と中国の国交正常化を記念し、1974年に建立されたそうです。作者は、長崎市「平和祈念像」で有名な北村西望(せいぼう)氏です。
館内に入ると、正面に高さ8
三菱一号館美術館 印象派アートを鑑賞
印象派絵画は人気が高く、国内でも度々展覧会が催されています。しかし、今回はイスラエル博物館所蔵品で、多数の名品が‘’日本初の出展‘’と分かり、満を持して、鑑賞してきました。
もちろん、イスラエルへ行ったことがありません。コロナが収束しても、将来行く機会はないでしょう…
美術館内の「CAFÉ1894」で、まずは腹ごしらえ。
順番待ちで時間がかかりましたが、クラシカルな空間で味わう食事は格別です
バラと紅葉を眺めながら、旧古河庭園をそぞろ歩き
旧古河庭園に行きました。この時期はバラも紅葉も鑑賞でき、得した気分になります。
正門から入り左側に、ジョサイア・コンドル設計の洋館が建っています。
広い敷地内に洋風庭園と日本庭園が配置されています。公式パンフレットによると、「和と洋が調和する大正の庭」と紹介されています。
洋館に接している洋風庭園もコンドルの設計です。庭園に咲いている華やかなバラを見ると、心が弾みます…
日本庭園は、京都の
トーハク(東京国立博物館)を楽しむ
特別展「最澄と天台宗のすべて」を鑑賞してきました。
開催場所は平成館、正門から入ると奥の方まで歩きます。
平成館前に森鷗外のパネルがあります。この辺りは、森鴎外が執務されていた総長室の跡地だそうです。
秘仏も多く出展され、見応えがありました…
その中でも印象に残ったのは、深大寺蔵の慈恵大師(良源)坐像です。良源は比叡山延暦寺第18代天台座主として、平安時代に活躍されました。坐像は2m近い大