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#71 最近の教育現場で起こっている問題

学生時代は体育の先生になりたくて、教員免許を取得しました。
元々社会人になってすぐ、教員になるつもりはなく、5年は会社員をして教員になる予定でした。
何故なら、社会人経験のない先生が一般家庭の保護者と対等に話せると思っていませんでしたし、生徒さんたちに”社会”について話ができない大人になってしまうからです。
大学の部活の監督は私が大学を卒業してすぐに教員になるつもりで、かなり強く私に当たっていたらしく、色々と苦い経験をさせて頂きました。
それも今では良い経験で仕事や人間関係で活きています。感謝しています。

さて、今は色々な仕事をしてみて自分の見識を広げたいなと思っています。
なので今後教員になることはないでしょう。
仮に私が今から教員になるとしても、まだ早いと思います。
まだ子どもに教えられることはありません。
というのもイッパシに稼いでから教員になった方が絶対に良いと思っているからです。

大学生を経て、社会人になって思うのです。
本当に学ぶべきことは何なのでしょうか?
暗記して良い点数をとることが社会に出て必要なのでしょうか?
テストで良い点数をとることが社会で必要なのでしょうか?

学校で教えるべきことは、勉強だけなのでしょうか?

もちろんテストで点数をとることは大事です。
勉強できないと、普通は大学に入れません。
大学の本質は、何を学ぶかよりも誰と一緒にいるかを学力で選ぶことができる点です。

偏差値の高い大学と、偏差値の低い大学で違うのは、間違いなく学生と教員の質です。
より自分よりレベルの高い人から刺激を受けるためには、より偏差値の高い大学に入学するべきだと、個人的には思います。


では小学校、中学校、高校は?
子どもの人格形成に大きな影響を与えるタイミングで、何を教えるべきなのでしょうか。
もちろん、テストで点数をとる方法を教えるのも大事ですが、生きていくための考え方を教えることも同じか、勉強以上に大事だと思います。

今学校の先生は、かなりの負担を強いられています。
というのも、学校の先生の仕事が

教師+警察+自治会長+塾講+保護者+etc・・・
と役割が多すぎます。

日常の業務にプラスして、
学校から生徒が無事に家に帰ってるか、見守る。
家に帰ってないと言われれば地域を巡回。
成績が足りない生徒には補習。
土日の活動では全面的に学校側が安全などの責任を持つ。
学校外で起きた非行は、まず学校が対応。

などなど。考えるだけでも大変です。
というのも、学校に頼る親が増えたことが大いに影響しています。

”プラスして、”以降の内容は全て、家庭で解決する内容です。
保護者が責任を持って対応するべきです。
保護者が連携して子どもを守るべきなのです。

勉強できないのは先生のせいなのでしょうか?
子どもが非行に走っているのは学校のせいなのでしょうか?
家に子どもが帰ってこないのに、先生は関係あるのでしょうか?
土日の地域の活動に、先生は必要なのでしょうか?

先生は子どもに夢や目標を持つように教えますが、その先生には夢や目標がありません。
勿論、全員ではないのは重々承知です。ただ、話を聞く限り、夢や目標がない人が多すぎる。

とても悲しいことです。私にできることは何なのか?をずっと考えています。
松下村塾のような塾を作ることなのでしょうか?
それとも、学校の先生が楽しくなるようなことを考えるべきなのでしょうか?

こうやってnoteを作ると思考が整理されます。
得意分野のスポーツを通して、貢献できることを考え、これからも仕事をやっていきます。

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