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私のご当地グルメ。
吉田類となぎら健壱を師匠と仰ぐ私は、時間が取れると立ち飲み屋に出かける。知らないおやじたちと「袖触れ合うも何かの縁」的な感じで無駄話に花を咲かせる。泥臭い感じがたまらなく居心地がいいのである。
吉田類の軌跡を追い求め、青森まで行ってきたほどである。日本全国津々浦々、人を求め地酒を求めて彷徨う。
方言に地元愛がトッピングされた兄さん方の会話はどこまでも心地がいい。
そんな中、私が頼むものと言えば地元食材、地産地消!をモットーにしているので、地元のお百姓さんが必死に磨き上げたご当地ブランド野菜やブランド家畜は外せない。
その土地の風土、地元愛が重なってこそのその味なのである。
地ビールもそうだが、そこの土地で飲むのと、お取り寄せで飲むのでは風土が違うので、味の感じ方が変わってしまう。その土地の風土にドンピシャ合ったビールなのだから、そこの土地で飲まないとだめなのである。
食べ物もしかり、その土地、風土に合った野菜、肉なのだから、やっぱり、その土地で食べないとだめなのだ。
と、持論オンパレードな理由で、居酒屋ではご当地食材を食することにしているというお話です。
と言う訳でメマリーさんがお勧めする、ご当地グルメ選手権どんどんどんどんぱっ!
と言う訳で、紹介していこう。
私の生まれ育ったご当地地酒と言えば・・・・
ドルルルルル。タン!(ドラムロールです)
「天野酒」でございます。
享保三年(西暦1718年) から続く河内長野の酒蔵。
蔵元、西條合資会社が作る地酒。
どぶろくも絶品でございます。
そして天野酒に合う酒のアテ。河内長野のご当地グルメ。河内長野の偉人と言えば、みなさん。さんはい!
そう、楠木正成ですね。イージー問題ですね。小学校の遠足で延々歩かされて泣きながら馬に乗ったオッサンを見に行ったもんですよ。(笑)
そうそう、ご当地グルメだった。
観心寺といえば、「茶店 阿修羅窟」
なんて怖そうな名前でしょう。その悪の巣窟のようなお店がこれだ。
ん~。れとろ~。江戸時代か。江戸なのかここわ!!
と、もし、noteを見ておられる江戸生まれの人がいたらさぞかしお懐かしい事でしょう。
やっぱり江戸だろ~。
酒のアテ。酒のアテ。すぐに忘れそうになる。
はい、どん!
茶店 阿修羅窟のあべかわもちだぜ~。こいつで天野酒をきゅっとやれば、あなたも立派な河内っ子だ。一度ご賞味あれ。
観心寺の除夜の鐘は必見ですぞ。
ニッチ。まさにニッチな情報ですぞ。
大阪生まれの大阪育ちと言えば大都会な感じがするが、河内長野って・・・・。いやはやどうして的な感じの緑あふれるすんばらしいところです。(笑)
ハイ次!
私が愛してやまないのが土佐。高知県でございます。
because!!我が親父殿が生まれ育った高知県。縁もゆかりもあるご当地でございます。
土佐の地酒と言えば、土佐鶴!
言わずもがな、大酒のみの土佐人が愛してやまないお酒ですね。
しかーーーし。高知県は土佐鶴だけじゃないのですよ。土佐鶴だけじゃ。
どっちも私の大好きなお酒です。ザ・ふるーちー。なお酒ですぞよ。お試しあれ。そんな、至高のお酒に合うご当地グルメと言えば。
そりゃ、高知県と言えばあなた。皿鉢料理(さわちりょうり)でしょ。病めるときも健やかなるときも。土佐は皿鉢!!結婚式でも皿鉢。葬式でも皿鉢である。
基本はこれ。
これに、土佐名物。カマス寿司と卵で巻いたなんて名前かわからない寿司。子供の頃はこれしか食べれなかった。(笑)
どうです。カマス丸ごとでしょ。これがお酒に合う合う。箸休めの卵ずしも絶品。田舎に帰った時、叔母たちが作ってくれた卵寿司。おいしかったなぁ~。
さー土佐のラストはやっぱりこいつだ!!
そう、カツオのたたき。
ご存じだろうか、カツオのたたきは、お刺身風の食し方ともりっと食うやつと2種類ある。上記の写真はもりっと食べる方。私の家ではこれが主流。めちゃくちゃうまい。でも、外に食べに行くと
このお刺身バージョンが主流だ。醤油で喰うか塩で喰うかの違い。
もりっとタイプは見ての通り、薬味にカツオがおぼれている。まさに絶品!食べる機会は少ないかもしれないが、高知に行ったら絶対食するべきですぞ。お刺身タイプも美味しいが、群を抜いてもりっとタイプをお勧めします。
と言う訳で、ご当地グルメ旅でした。
あー早く酒飲みてえ~。チャン、チャン。(なんのこっちゃ(笑))
最初の写真は出石蕎麦でございます。蕎麦で日本酒。大人最高!!!!
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