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英語の発音をキレイに聞かせるコツーその1(英語独特の音について)
How's it going? 日本生まれ日本育ちの国産バイリンガル・魚住アリナです。 海外とのやり取りがますます増え、海外で活躍される日本人もとても多く、かつて言われていた「言葉の壁」も無くなってきているように思います。 また、最近は典型的な”カタカナ英語”も一種の英語の方言、「日本訛りの英語」とみなされるようになりました。これで英語が苦手だという方も、安心してコミュニケーションをとっていけそうですね。 ……それでも見栄をはりたいのが人間の性。せっかくならカッコよく発音したい!! ということで、今回から7回に分けて「英語をキレイに発音するコツ」についてご紹介!英語が好きなあなたも、苦手だなあというあなたも。数ある練習方法や解釈、考え方の一つとして、気軽にお楽しみください!音声もラジオ風にしてありますので、ぜひ聞いてみてくださいね。 今回のテーマ:英語の発音①~英語独特の音について~ 英語の発音をキレイに聞かせるコツは二つあります。 1.「英語独特の音を知ること」 2.「英語独特のリズムをつかむこと」 この二つです。今回は「英語独特の音について」ご紹介していきますね。 ★英語独特の音 そもそもカタカナ英語だと思われてしまう理由は「日本語にはない、英語独特の音が、日本語発音のままになっている」から。この「英語独特の音」をマスターすることができれば、一気に英語らしさが増していきます。 英語独特の音は5種類!詳しくは、音声を聞いてみてくださいね!練習コーナーもご用意してありますので、ぜひリピートしてネイティブの発音にトライしてみてください!! 次回からは「英語独特の音」について、より細かく、一つずつご紹介していきます。 お楽しみに!!Thank you for Reading! ~BGM&SOUND~ from OtoLogic
英語朗読:「アリとキリギリス」
How's it going? お久しぶりです、日本生まれ/日本育ちのバイリンガル・魚住アリナです。 「有名なあの物語を英語で朗読してみちゃうシリーズ」、漸く第二話を更新です。 第二話は「アリとキリギリス」。 夏を謳歌するキリギリスと、夏の間も頑張って働いたアリ。そんな彼らが迎える冬とは…? 日本語では、それぞれの夏の様子から語られている印象ですが、英語版ではある冬の朝からスタートします。 英題は”The Ant and the Grasshopper”。そのままです(笑) Grasshopperは「バッタ」の印象が強い英単語ですが、調べると「キリギリス」という訳も出てきます。 日本語で聞き覚えのあるあのお話を思い出しながら、 ぜひ聞いてみてくださいね! 英語が苦手な方でも大丈夫!ご自分の知っている英単語を探しながら聞いてみてください。英語が得意!という方は、日/英の物語の違いが楽しめるはずです! Here we GO!! ♪BGM:MusMus様より拝借
原稿即興曲「駄菓子の海の果てへ」
10月某日、都内にてオフ会ツイキャスの際に出来上がった即興リレー小説&即興朗読その➁です。 著者:黒井羊太様(Twitter: @kurohitsuji2015 ) 壱宮凪様(Twitter: @khX5299dPsWmO6E) 朗読:魚住アリナ(Twitter: @arina_telote) ~・*・~・*・~・*・~・*・~ 「駄菓子の海の果てへ」 ラムネの海を泳いでいます。 僕はハッピーターンのボートに乗って、ポッキーを櫂(かい)にして進んでいます。 せっせせっせと漕ぐけども、どこまで行ったらいいものでしょうか。 夜空を彩(いろど)るベビースターの星々が、孤独な心を慰めてくれています。 目が覚めた時は粉末ジュースの砂浜でした。 呆然としていたけども、ここにはずっといられないことはすぐに分かりました。 だってラムネの海にあっという間に溶け出してしまうから。 手近にあったハッピーターンでこぎ出すしかなかったのです。 ベビースターが流星群となって ラムネの海にふりそそぐと ボートをコーティングする魔法の粉が キラキラとかがやいて ふわっと浮き上がり、ラムネの波しぶきを 足下にしきながら ソース味の流れ星をつまみながらね 時々降ってくる酸っぱいほしうめを避けながら 進んで、進んで、進んでいきます。 時々降りしきる酸っぱい練り梅は避けられないので 口を閉じたままグッと耐え続けます。 もうどこにも辿(たど)り着かないんじゃないのかな 不安が心の中に、わたあめのようにフワリと降りてきた頃 遠くに小さく、しかし確実に長ーい 麩菓子(ふがし)の島が見えてきました ハッピーターンのボートでたーん!と麩菓子島に降り立つと ボートはパリンと割れてしまいました。 黒糖の土を踏みしめながらポッキーの櫂を杖にして 長い大地を歩いていくと ポッカリと大きな穴があいていて そこから声が聞こえてきます 楽しそうで 優しそうで 金平糖みたいなたくさんの素敵な声に導かれるまま 穴のなかへヒューっと落ちていきます 揺り籠みたいな暗闇に身を任せながら落ちていると 暗闇がバリバリと開いて 小さなプクプクの柔らかい手に抱きしめられて ようやく旅の意味が分かりました ラムネもポッキーもベビースターもなにもかも 美味しくなるための歴史探報 これからの時代を生きる きみと出会うために生まれてきた 初めまして、袋の外の君 僕は 新作の駄菓子 どうぞ末永く、楽しく食べてね ~・*・~・*・~・*・~・*・~