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お金の学びについて思うこと

「もうこれ以上のお金は結構! すでにお腹いっぱい♡」

そんな気分を脳内で存分に味わえる…

お金の様々なブロックをぶち壊してくれる「成功のゲーム」

通称 「66億円ゲーム」

この記事をnoteで書かせてもらったところ、数名の方がnote内で連載してくださいました。

それをみて「おもしろそう!」と感じて下さった方がまた新たに連載してくれたり、実際にやってみた感想をnoteに書いてくださったり……

コメントで「実は密かにやってます」と感想をこっそり伝えて下さった方もみえました。

私の記事を見ただけではなかなか実際には動けなかったという方も、他の方の記事を読んでいくうちに「よし! 自分も!」と、始める気になったという方も数名いらっしゃいました。

とてもとても嬉しかったです。ありがとうございます!


この一か月。

ハッシュタグ「#66億円ゲーム」で追いながら、みなさんの書いてくださった記事を楽しく読ませてもらってきました。

本当に使い方は人それぞれ。

知らない商品、知らないサービス、私には思いつくことさえできないお金の使い方。

自分の視野の狭さを、改めて思い知らされましたね(笑)


連載されている方のコメント欄は、「こんな使い方はどう?」とコメント欄にも使い方のヒントがいっぱい♪

その記事の読者の方も一緒になって楽しんでいる。

Livedoorブログで、ひとり淡々とゲームをしてきた私は、とっても羨ましく思いました。

つくづく、noteと相性のよいゲームだなぁと感じています。


今日は、2年前に私が66億円ゲームをしていたときの結末をひとつ書いてみたいと思います。

いったん「お腹いっぱい」になりながらも、最後は「66億円じゃ足りん!」と判断したお話です。

自分も家族もお腹いっぱいになったあとに、私がやりたいと思ったこと。

それは、私がもっとも尊敬する 故)竹田和平さんが亡くなるまで実際にされていたことです。


和平さんは、ご自身のお誕生日2月4日生まれの赤ちゃんに、純金メダルをプレゼントするという活動をされていました。

重さ10g、正真正銘、本物の金貨です。



和平さんが赤ちゃんに金貨をプレゼントする理由を、本田晃一さんのこちらの本から引用させていただきます。


「和平さん、なんで純金メダルを贈られるのですか?」

「ほれ、晃ちゃんがもし赤ちゃんのときに金をもらったら、どう思うがね?」

「まぁツイてると思いますよ」

「そしたら、金をもらったご両親や一族はどう思う?」

「そりゃーツイてる一族だと思いますよ(笑)」

「じゃぁ、その子がハタチの大人になったらどうかね?」

「そりゃーツイてる大人になるでしょう!」

「そうがねー。ほかにこんな面白い投資話があるかね! わははははー」

『日本一の大投資家から教わった 人生でもっとも大切なこと』より引用


「まず先に与えるだって? トンデモナイ!! こっちが寄付してほしいくらいだよ!」

自己啓発書やお金持ちのマインド本を読み「そんなのキレイごとだよ」とずっと感じていた……

誰よりもお金のストーカーだった私を変えてくれた、和平さんのぶっ飛んだ「人に与えるマインド」

日本一の個人投資家と呼ばれた和平さんには遠く及びませんが、「和平さんのようになりたい」と、私はいまも和平さんにとても憧れています。


本当は、日本に生まれてくる赤ちゃん全員に金貨をプレゼントしたい。

でもそれは、和平さん一人の力では難しい。

もしもあと364人、自分の誕生日に生まれる子に金貨をプレゼントする人が現れて、いつ生まれても金がもらえるようになったとしたら……


真の黄金の国ジパングになるがね。


そう本には書かれていました。

私は、その一人になりたいと思ったのです。


そこでちょっと、簡単に計算してみました。

✔年間の出生数85万人÷365日=1日約2400人
✔当時の金価格@5500×10g=55000円
✔年間で1億3200万円の予算が必要

実際には和平さんのオフィスに出生証明書等を送り申し込みが必要なので、2400人すべてが申し込みすることはありません。

それでも、金価格も日々変動するし、これくらいの予算を捻出する覚悟がなければ始められないことです。


この計算をしてみたとき、40代の私が死ぬまでこの活動を続けるには「66億円じゃ足りん!」と判明。

資産100億円を超えていた和平さんですが、さすがに始める前は「怖かった」と、本にも書かれていました。

脳内で66億円ものお金を持つ私も、「これは無理だな、もっとお金を増やさないと!」と、真剣に考えましたね~(笑)

大きなことを成し遂げるには、66億円では全然足りなかったのです。


ちょっと前に読んでいた、新井和弘さんの著書『あたらしいお金の教科書』

こちらにビルゲイツさんの活動についてのお話がのっていました。

ビルゲイツさんは2006年に第一線を退き、その後は社会貢献のための財団での活動を中心として行っているそうです。


ビルゲイツさんは、日本円にして約9兆円の資産を持っています。

そしてその資産を世界屈指の選りすぐりの投資のプロたちが運用し、年率約10%で増やすと試算すると、1日当たり20億円以上使わないと、減るどころかどんどん資産が増えて行ってしまうと書かれていました。

これだけの富をもってしても、いまだに社会課題を解決できないということは、「お金だけでは社会課題は解決しないことを意味している」ということ。

これは、個人に置き換えても同じだなぁと思いました。


この本は、2022年度から高等学校で投資信託の授業が始まると知り、著者の新井さんが「その前にまず、子供たちに”お金の本質”を知って欲しい」という思いで、書かれた本です。

✔お金に自分の心を支配されないこと
✔お金についての知識
✔幸せに生きること、働くことの意味
✔お金の動き(経済)について  等々

子供向けにイラストたっぷりで解説された、とても読みやすい本でした。

そしてタイトル『あたらしいお金の教科書』のとおり、私たち親世代の常識ではなく、かなり現代的な「あたらしい」お金についての考え方が書かれているなと感じる本でした。


私たちは学校でお金について学ぶ機会がなかったため、読み書き計算と違って、「お金=勉強すること」という意識があまりないかもしれません。

でも今は、たくさんのお金の本も動画も音声配信も出てきてますし、子供たちが自然とお金についての学びに触れる機会も増えてきているなと感じています。

「66億円ゲーム」は、豊かさを感じる、どちらかと言えばかなりポジティブなゲームです。

実はその逆のちょっとネガティブ寄りな、かなりリアルに「お金のない老後」を連想させるゲームがあります。

ご存知の方も多いかと思いますが、モノポリーです。


このゲームは、ゲームとはいえ、「お金に対する感情」を、かなり大きく揺さぶられます。

そして多少の運もありますが、サイコロの目だけでなく、自分自身の挑戦や決断をとても迫られるゲームで、後半での巻き返しはかなり難しく一発逆転はほぼ不可能。

それにも関わらず、なかなか終えることのできない人生ゲーム。

自分の持つ資本(土地、お金)を駆使して、適切なタイミングで「ここぞ!」というときに、先行投資で挑戦していけるかが勝敗のカギを握る。

勝てば最後まで楽しめるけれど、負けていると後半はつまらない。

孫達と一緒にプレイし、負けていた義母が「お金のない老後みたい、これは続けるのが辛い」と実際につぶやいたゲームです。

めちゃくちゃおもしろいゲームですが、ネガティブなイメージがついてしまったかな(笑)


けれどネガティブはけして”悪”ではなく、自分ののぞむ未来を叶える強い原動力にもなる、とても大事な感情です。

実は人間にとって「○○になりたい」というポジティブな夢や目標よりも、「○○になるなんて、絶対にイヤ!! そんな人生、ありえない!」といった一見ネガティブな感情の方が、願いを叶えるパワーが大きい。

この記事では、「痩せたい」と強く願う私が、なぜ痩せられないのかを例にとって説明しています(笑)

人は「そんな人生、絶対にありえない!」と思ったことは、必死にどうにかするものですよね!

ネガティブな感情を体験することも、自分の人生を大きく変えるキッカケになる。

ワクワクとは少しかけ離れますが、こちらのゲームの方がお金の学びを強く意識する方もきっとみえると思うので紹介させていただきました。


「お金」については、自ら学ぶことが本当に大切だと思っています。

その前にまず「お金=学ぶもの」という意識を持つことが重要です。

お金の稼ぎ方、使い方、増やし方、貯め方、そしてお金との向き合い方。

どれも万人に共通する「正解」はないのですから、自分で学び、自分なりの幸せなお金との関わり方を、一生かけて模索していく。

私は自分の幸せな人生のために、こうして様々なゲームや本から学びながら、これからもお金と真剣に向き合っていきたいなと思っています。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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(イラスト提供💛siroさん)

siroさんはいつもnoteで、身近な「商品」をクレパス画で見事に再現されていました。

この↑お味噌とか、お菓子とかマヨネーズとかいろいろ…

「私の大好きな”お金のチョコレート”も描いて欲しい♡」

そう思った私は、まだ出会ったばかりにも関わらず図々しくお願いしてみたところ、siroさんは快く引き受けてくださり、すぐに素敵なイラストを届けてくれました。

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それがコチラ↑

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さらにお金チョコのオマケのカードまで♬

すごい!!

とても素晴らしいイラストに感動していたのですが、siroさんは糸さんが作ったリアルカエルミイコをみて、

お札さいふおばけ

糸さんの粘土作品にかける想いと工夫に感化されたと…

たくさん工夫して、再度仕上げて下さったのが、TOPに使わせていただいたこちらのイラストです。

画像5

お金イラストから、素敵なご縁がつながり、私もとても嬉しかったのでご紹介させていただきました♪

siroさん、糸さん、ありがとうございました!






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