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2021独立物語


前回の記事から時間がたってしまった。。


タイトルのまんまですが、独立したのです。


2020年は伏線のようにいろんなことがありまして、noteを始めるきっかけになった手術ですら、当時は大ごとだったけど、振り返ってみれば、伏線の一つにすぎなかった。


何から独立した?


長年の仕事のスタイル、組織との関係、当たり前になっているけどもはやあまり意味や価値がなくなっているもの、その他諸々。


今。2か月くらいが過ぎたけれど、もともとこのスタイルをやっていたかのように、不思議になじんでいる自分がいて。昔のスタイルが記憶から薄れていっているのを感じている今日この頃です。


reset,reset,reset...

点と点がつながって伏線に


「新しいものが始まるには、スペースが必要だ」というけれど。


①2020年4月:コロナによる一回目の緊急事態宣言

自分にとって大切なものとは?考える時間をもらった

②2020年6月:子宮頸部円錐切除術のオペ

心身共につらい時期に、実は、海外勤務のオファーとプライベート案件が重なった。健康であれば、タイミングが少しずれていれば、両方欲しいものだったし、無理をすればつなぎとめられていたかもしれない。でも、もうそういうのはやめると決めて、両方手放した。時々思い出して悲しくなった時もあったけど、感情はただただリリースして、前に進んだ。「健康」「キャリア」「Love」と、人生の3本柱の見直しを、同時にさせられた感じだった。

③2020年9月:勤めていた外資系企業のブランド売却が決定

今までのワーキングスタイルを手放した。退職パッケージやその他が独立準備資金になった。2,3年前からうっすらと考えていた独立が、こんな形で後押しされて進むとは、思いもしなかった。

④2020年12月末:コロナによる二回目の緊急事態宣言

新しい生き方についての、もう一度確認するための時間をもらった。


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そして今


おかげさまで、コンサルタント業と講師活動を生業として活動しています。過去にやってきたことが、ここで活きたか!?とびっくりする案件もあります。


例えば、私は美容業界で教育者として長年やってきましたが、その最初のきっかけとなった仕事、カラーアナリシスとパーソナルカラーコーディネートの講師業を、ひょんなことから25年ぶりぐらいにやっています。ちゃんと覚えているもので、本当にびっくりします(笑)。当時の純粋な思いや情熱を思い出し、第2章が始まったような気持ちです。


コロナもまだ無い時代、口だけのコンサルタントに振り回されて、いいカモになっている企業をたくさん見てきたので、コンサルティングだけでなく、初動はhands onで一緒に取り組み、自走できるまで教育し、サポートするスタイルをとっています。この時代に私にできることで役に立てることがあることが、ありがたく、そして幸せに感じています。


また、これからの新しい時代を切り開いていく、若手育成の教育現場に携われることも、私にとってとても大切で、本当にありがたいことです。


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名刺のデザインに込められたもの


ハワイ在住のyoga講師でありデザイナーの友人(Thank you , Kiko!)にデザインしてもらいました。とある時代、入社1か月で世間を騒がしたプロダクトリコールが起こり、対策本部で旗振りをしていた時に「戦場の女神だ」「荒波を進んでいく船主像のようだ」と言ってくれた人たちがいたのです。恐れ多いことでしたが、その言葉を、名刺をデザインしている時にふと思い出したのです。

海は穏やかな時も、大荒れの時もあります。どんな時でも、人々がそれぞれの海を楽しみながら航海できるように、お手伝いができれば、という思いでこのデザインにしました。海は私が帰る場所、自然へのリスペクトを表しています。

美容業界に長くいますが、自分のライフスタイル同様にナチュラルで自然に近いものを得意とします。化粧品にかかわらず、「生きることを楽しむ、美しい人生」にかかわる衣食住、旅、心のことetc…にまつわること(仕事と言うか、生活や遊びにも近く、境界線がむずかしいけれど)を、人や地域とつなげていければと思います。


時代の変わり目、同じタイミングで独立を決めて活動し始めている友人も増えてきました。これから面白いことが一緒にできたらいいな。


私の新しい航海も、まだ始まったばかりです。

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Ciao Ciao Ciao




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