書くという行為は、人生を変える力がある。

わかってる。

選択肢は他にもあった。

もっと冷静だったら。

もっと自分のことを大切にしていたら。

あの時はそれどころじゃなかった。

わかってもらえなかった悲しみ。

傷つけられた痛み。

訴えることも闘うことも出来なかった弱さ。

全力で逃げるしかなかった。

退職という名のリセットボタンを押すことしか出来なかった。

他の選択ボタンがあったにも関わらず。

‥‥自分で自分をバカだな、と思った。

だが、パートナーは、バカも損失も全てひっくるめて受け入れてくれた。

そして気づいた。

今までどんな姿勢で生きてきたのか。

どんな意識で、
どんな考え方で生きてきたのか。

それは確実に反映される。

人生に。

誠実な人は誠実な人生を。

嘘つきな人は嘘の人生を。

正直な人は正直な人生を。

幸せな人は幸せな人生を。

そして
後悔する人は後悔する人生を。

だから私は後悔を肯定する。

肯定する人は肯定する人生に、なる、と。

パートナーから見た時、私の退職は、失敗でも後悔でも何でもない。

共に生きる者同士、
互いに切磋琢磨し合える関係性であれば、

それでいいんじゃないか、と。

人生を決めるのは、

親でも子でもパートナーでもない。

常に自分自身だ。

「え？」

この言葉を書いて、ハッと気づいた。

退職を決めてから3ヶ月の間で、確実に意識が変化してきていることを。

以前は「周りから見て幸せに生きている人生」が自分の水準だった。

常に「比較」が付いてまわっていた。

「あの人から見て」幸せ。
「この人達より」幸せ。

今は、

「この人生」が幸せ。
「純粋に自分を信じることができる」幸せ。

幸せは比較によってもたらされるのものではない。

ということを改めて実感する。

ただ思うままに書き続けてきた毎日の中で、こんなにも意識を変えられるのか？

だとしたら、書くという行為は、人生を変える力がある。

何より自分がその証拠だ。

今日もありがとうございます🙏