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報酬労働関心仕事②

前回の続き 話が少し逸れるが、民間企業で「仕事」と一括りにされている時間は次のように分類できると思う。銀行業務を例に挙げてみると A.     所謂仕事。その職業名を聞いたときに想像がつく、また利益に直結するもの。 (企業への融資、個人への資産運用提案) B.      Aを可能にするための仕事。 (面談予約、電話がけ) C.     組織の運営上必要な仕事。 (雑用、他者の仕事の引き継ぎ) Aだけを想像すると痛い目を見る。Aに到達するまでにある程度のB、Cを通過するからだ

    • 報酬労働関心仕事①

      『ラストマイル』を観たのに昨日もお急ぎ便を使ってしまった。 本当にすぐ必要なものだったのか?そうではない、でも早く来てくれるならその方が良い、と思ってしまう。昔は「楽しみながら待っている時間」も通販の醍醐味であったろうに、アマゾンだろうがメルカリだろうが配送状況を逐一確認するようになってしまった。 消費者目線では便利なことに、インターネットを通じた買い物では翌日の到着が当然になってしまった。サービスとして提供されている以上、享受し行使する権利は勿論ある。でも俺がそれを届ける

      • 「MIU404」と私

        今週は1週間労働がなかった。福利厚生というやつの一環なので休んでもお金がもらえるらしい。ラッキー金諸田。先週の今頃は、いかにこの休みを有意義に使うかを嬉々として考えていたのだが気が付いたら金曜日になっていた。本当は仕事についてゆっくり考えてみようと思っていたのに。休みで絶対行きたかったところは無いのだが、とにかく外出しようとは思っていた。私の尊敬して止まない先輩が言うところの「外界との接続」に近いかもしれない。 平日最後の休みなのに今週で一番早く起きた。映画を最速で見るため

        • 今日はNクールの極冷を買いました

          最も尊敬する先輩の一人が、記事を書くまでのスケジュールと頭の動きを併せて最近投稿していた。 確かにメリハリは必要だ。緩と急がないと生活が楽しいものとは言えない気がする。一日中ぐったりしてるのと、労働のあとぐったりするのでは、後者の方が好きだ。 23時からイカのステージが変わるので、それまでに(残28分)頑張って書き上げよう。 一週間前にネットフリックスを契約したのもあって、面白いエンターテインメントに多く出会えたのでいくつか羅列します。 ・シティハンター(実写) これを見

        報酬労働関心仕事②

          FP3級を受けに行こう その1

          今年の共通テスト現代文では芸術鑑賞にまつわる文章が出された。芸術として鑑賞しているものは普遍的な価値観に基づいたものではなく、鑑賞者の切り取り方によってつくられたものだ。音楽の力、のように一括りにするのは危険である。みたいなことだった。 先週の日曜日、FP3級を受けに仙台に行った。まず考えられる皆様の反応は、「遅くね?」である。この試験は合格率が3割から4割程度とはいえ、全て選択問題である。かつ、極端に日常生活から逸脱した問題文(いわゆる文章が難しすぎて何を言っているのか意

          FP3級を受けに行こう その1

          映画『ウィッシュ』の良さを話そう

          あけましておめでとうございます。新年早々サイゼリヤの間違え探しを完答し、格付けチェックの社交ダンスも正解した。これから良い年になっていくこと請け合いだ。 今回は『ウィッシュ』の魅力を述べていく。これを題材にしようと思った理由は、ネットの評判が芳しくないからだ。僕は年明けにこの映画を観て、衝撃が走った。IMAXで大音量で見れば良かったとさえ思った。メッセージ性が強い社会派映画な点や楽曲が魅力的な点が自分の好みに合っていた。ところが、他の解釈を確認しようとレビューサイトを見ると

          映画『ウィッシュ』の良さを話そう

          2023年のエンタメを振り返ろう

          今年買って良かったものランキング第1位、高橋一生フィギュア(9,900円)。 来年の3月に発送される。ポーズをどうしようか、何を添えて飾ろうか、ケースにでも入れようかと想像してみるが、一足先にやってきたのは来年がもう2日後に幕を開けるという衝撃の真実だ。正月番組は退屈しないが、ワンパターンなCMに疲れてずっと見ていたことはない。格付けチェックはやる度に自信を無くす。今年もストラディバリウスと格安楽器の聞き分けがつかないのだろう。特番と違いサブスクリプションは途中で広告が入らな

          2023年のエンタメを振り返ろう

          映画を観に行こう(愛にイナズマ) その2

          映画の感想を発信する以上、旬に乗り遅れてはならない。 旬とは、鮮度があること。時期が過ぎると、つめた~くなってしまう。用例を挙げるなら、「あの人は週末インスタに人間の写真をあげてたのに急に更新が途絶えてしまって心配だ」である。本当に例えばの話だが。他には、「『進撃の巨人』最終回について」でもいいだろう。ピークとアニ最高。インスタのIDを変えるか悩んだほどだ。 さて、極力ネタバレがないように本映画の魅力を伝えてみようと思う。自分の記憶と劇場公開の鮮度があるうちに。とりあえずゴジ

          映画を観に行こう(愛にイナズマ) その2

          映画を観に行こう(愛にイナズマ)

          今月の17日に推しが本を出す。 頭にあったのは中身に何が書かれているかというより、発売記念の対面イベントが存在することであった。程よいタウンの仙台に来てくれるわけではないのだが、名前入りのサイン本販売会があるという。考えただけで卒倒しそうな神イベントだ。企画した人は偉い。 一点物のサイン本を入手できることはもちろん嬉しい。「無人島に1つだけ持っていくなら何を持っていきますか」の解答筆頭候補になるレベルだ。しかしそれ以上にこのイベントに隠された魅力がある。推しにゼロ距離で「会

          映画を観に行こう(愛にイナズマ)

          ワイヤレスイヤホンを買おう その2

          あれほど当該イヤホンについて敵意むき出しだった私が、なぜ掌を反すことになったか。理由は2つある。 まずは、キャラクターコラボ商品が発売されたことだ。吹奏楽部を舞台とした人気コンテンツの新作映画公開に伴い、各所でコラボキャンペーンが開催されている。このコンテンツは私が高校生の頃にアニメ化を果たし、当時それはもう熱心にリアルタイムで視聴していた。中学校及び高校での純粋な吹奏楽部教育を受けてこなかった私でさえも、音楽への関心が高まるのを感じていた。また、組織に属していた友人は「と

          ワイヤレスイヤホンを買おう その2

          ワイヤレスイヤホンを買おう

          生まれてからワイヤレスイヤホンを使ったことがない。 なぜ音楽を聴くのにイヤホンを充電せねばならんのか、よく分からないのだ。電気代の不満をぶつけたいわけではない。ただ、電気で動く以上、電池切れの呪縛からは逃れられない。曲中で急に無音になる危険性と隣り合わせなのだ。例えば、Bon Joviの『It’s My Life』でサビの瞬間にイヤホンが燃料切れになってしまえば、恐らく脳内で音が補完されるだろう。あれ、補完されれば問題ないか。一番熱狂的な部分で仕事を怠ったイヤホンへの不満を

          ワイヤレスイヤホンを買おう