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考察

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2022年6月の記事一覧

法学徒徒然④

法学徒徒然④

1前回のおさらいさて、前回の投稿では、法学部で勉強する内容を私なりにまとめてみました。法学部生の大半は4年間かけて二つのことを学びます。➀法律の扱い方②法律家の物の考え方、です。今回は、それが何の役に立つのか、について検討していきたいと思います。

2「法学の勉強って、何かの役に立つの?」➀法律の扱い方を知っているということ

パンデクテン・システム
みなさんは,「ポケット六法」「デイリー六法」な

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法学徒徒然③

法学徒徒然③

1やっぱり長い前置き昨日大変中途半端なところで終わってしまいました。明日の課題はまだ終わっていませんが、とりあえず続きを書きたいと思います。

ちなみに、明日は民事訴訟法の授業です。ロースクールでは、事例問題を素材に生徒と教員の質疑応答を通じて法の解釈・適用の訓練をしていく授業が主流です。いわゆる六法科目はすべてそれで、それ以外のちょっとマニアックな法(租税法、労働法、倒産処理法…etc)などの、

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法学徒徒然②

法学徒徒然②

前回の最後は、以下のように書いていたと思います。

今回は、こちらについて自問自答していきます。

「法学って何?」「何を勉強するの?」法学をより詳しく言うと「法律学」です。あたりまえやろ、と思いになるでしょう。私なりにもう一歩進めると、法律学とは「法解釈学」と「それ以外」に分かれます。まずは一つずつ検討していきたいです。

「法解釈学」ヲ想フ

法学徒として人生再スタートしてから(つまり大学一回

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法学徒徒然➀

法学徒徒然➀

ちょっと長い前置き

現在私は、某関西の大学の大学院で法学を学んでいます。法学部の大学院といえば法科大学院(世にいう「ロースクール」ですね)を思い浮かべる方が多いと思いますが、まさにその法科大学院生をやっております。

ちなみに、法科大学院は何を勉強するところかと言うと、司法試験の勉強をするところです。制度上は「理論と実務の架け橋」となる場所として設定されています。露骨に、資格試験予備校と言う人も

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生み出すことへの焦燥

生み出すことへの焦燥

最近全くもって短歌を投稿出来ておらず‥‥。それでも「ナニカ」を生み出したいという欲求が自分の中でとぐろを巻いている今日この頃です。なにも社会において価値を提供していない自分が、生きていていいのだろうか、、、、、、と悩んでいるくらいなら、まぁなんか書くか、と思ってキーボードを打っています。

そう思うきっかけになったのは、こちらの本「先生、どうか皆の前でほめないで下さい」https://www.am

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