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【看板ではなく、自分で作るキャリアを】キギョウカコンテスト制作STORY

2022年10月に開催する学生向けビジネスプランコンテスト「Area Business キギョウカコンテスト」の制作裏側に迫る「キギョウカコンテスト 制作ストーリー」!

この連載記事では、コンテスト開催に関わるメンバーの経歴、キャリア選択の中で心がけていることに迫りながら、そして参加者のみなさんへのエールをお届けします!
今回は、実行委員長 山本 真輔さんのストーリーをお届けします!

■看板で選ばない、自分で作るキャリアへ

ー最初に山本さんのこれまでを教えてください。

兵庫県の明石市で生まれ育ちました。同志社大学法学部を卒業後、メガバンクでリテール部門の営業をしました。その後、京都府京田辺市役所に転職し、現在はふたたび民間企業に戻って仕事をしています。

ー民間と行政、どちらのキャリアもご経験されていらっしゃるんですね!  
キャリア選択の軸はどこにあったんですか?

正直、新卒で入ったメガバンクは「名の知れた有名なところにいきたい」という会社の看板で選びましたね。当時の自分は他人からよく見られたいという欲があったからだったと思います。でもその後転職し、市役所の仕事で、地域の経営者のみなさんとかかわっていく中でキャリアに対する考え方が変わりました。

中小企業の社長って、会社の看板=自分なんですよね。なので自身の力で資本主義社会を渡り歩いているんです。それに自分や自分の家族だけじゃなく、従業員、スタッフ、その家族の生活まで支えているんですよね。その姿から、会社の看板でキャリアを作るのではなく、自分でキャリアを作っていくんだということを学びました。

■人生で必要なのは「起業家マインド」?

ー今回どうして「キギョウカコンテスト」をやろうと思ったのでしょうか?

地域の経営者のみなさんから大切なことを学ばせていただいて、私自身「変わった」と感じています。私は、仕事の中で地域の企業の方々と交流を持つことができましたが、普通、そういう経験ってなかなかできないと思うんです。経営者から夢や会社に対する想いを聞くとか、ゼロベースから事業を一緒に考える経験は、社会に出る前の学生時代にこそ必要だと思い、キギョウカコンテストを作りました。

ーとても大切な経験ですよね。ちなみに、今回のコンテストのタイトルが「キギョウカ」となっている意味は何ですか?

キギョウカというと、「起業家」というワードを思い浮かべると思います。ただ、今回は「企業家」の意味も持たせています。今回のゴールとして「地域で起業する」事を一番に望んでいるわけではありません。大切なのは自分の軸や目標をしっかり持つ、挑戦し続けるという起業家/企業家としてのマインドだと思っています。その意味を込めて「キギョウカ」と表現しています。

まずは自分で動き、世界を知る

ーキャリアをつくっていく上で大切だなと感じることはありますか?また、応募を考えているみなさんにメッセージをお願いします!

まず、たくさん動いて、色んな経験をして、広い世界を知る事ことが大切だと思っています。そうやって行動を重ねていく中で、自分の好きなことが見えてくると思います。

そして、正直、キャリアは運で決まる事が大半かもしれませんが、自分の意志で選択できる時は、自分の責任で決断してほしいです。そうじゃないと、うまくいかなかった時に環境や他人のせいにしてしまうんです。自分で決断した方が失敗や嫌なことがあっても乗り越えられますし、その積み重ねが自信につながるとも思います。

このキギョウカコンテストが、学生みなさんのキャリアをつくる上での一助になれば、そういう想いで運営しています。私もまだまだ失敗しますし、道半ばです。一緒に挑戦して、一緒に成長していきましょう!!

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