記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【読んだ本11】火焰の凶器ー天久鷹央の事件カルテー知念実希人

読んだ感想

さて今回の内容は、陰陽師がきっかけのお話です。個人的にも陰陽師、特に安倍晴明は好きなのですが、今回は安倍晴明はあんまり関係なかったので、やや肩透かしを受けました。いつも思うのが、鷹央はあらゆる可能性を捨てないことが、魅力なのかなと感じました。自分が見たことを信じている反面、自分が見聞きしたことがないなら、普通の人が無視してしまうようなことでも、決して捨てない。

トリックは最後までわからなかったけれども、高校化学の内容を思い出すような内容でした。そんな話があったなと思い出し、昔は危険性がはっきりとわかっていなかったので、そんな商品もあったのかと思うと怖くなりますね。

話が進むにつれて、小鳥の頭がどんどん良くなってきている気もします。医師なので当然ながら頭は良いのでしょうが、鷹央の症例に気がつかなかったり、医学以外の知識が乏しく体力だけのキャラになりそうになっていました。しかし、鷹央の推理やそもそも多くの事件に触れることで、勘が鋭くなっている気がします。

恋のライバル出現かと思いきや・・・な展開が事件と並行して進んでいくので、それも楽しみの一つですね。それから今回は犠牲が多かった。人ではないのでご安心ください。でも、持ち主が愛するものが失われていくそんな悲しい一面もあります。

読んでから投稿までが、かなり空いてしまいました。むしろ投稿したつもりになってしまっていたので、次の本も読み切ってしまったので、今更な投稿です。

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。よろしければその他の記事もお読みください。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?