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あの人はいま|21卒編②

入社から丸一年(とちょっと)
かつて内定者だった学生たちは、いまどんな社会人になったのでしょうか。
内定者時代、インタビューに応じてくれた21卒の若手社員たちの現在を聞いてみました。


五十嵐小雪
山形県出身。オークションカンパニー 小山会場 四輪営業課所属。
大学時代はフィリピンでの3か月の語学留学をきっかけに、当初の予定をひっくり返してフィリピンでの滞在を延長、語学学校でのインターンシップを経験した。
最近は韓国ドラマにハマり、韓国語を勉強中。

内定者時代のインタビューはこちら


ー現在の業務内容を教えてください
オークション・カンパニー 小山支店 四輪営業課で営業担当をしています。世に数あるオートオークションの会社の中でも、当社は取り扱い車種が幅広いことが強みですが、課の名前の通り私は「四輪」つまり乗用車を担当しています。実際の業務内容はディーラーさんや町中にある中古車販売店さんへの営業訪問が中心で、「当社のオークションに車を出品しませんか?」といった提案営業をしていく形ですね。他にも出品準備の対応といった事務仕事や、オークション日当日はセリの調整業務や商談対応もしています。

ー入社から1年ちょっとですが、ひとり立ちするまでどの程度期間がありましたか?
配属されて最初の2ヶ月くらいは、オークションのことを勉強する期間として事務作業や電話応対をメインにやっていました。先輩社員の営業に同行するようになったのが6月くらい。入社して半年になる10月くらいから、ひとりでも営業先に行くようになりました。初めの頃はかなり緊張しましたが、今は慣れてきたな、と感じます。

ー仕事をする中で大変なことはありますか?
やっぱり出品台数を増やしてもらうとか、当社のオークション会員ではあるもののしばらく出品をしていないお客さん(休眠会員)へのアプローチは難しいですね。今頑張っているところではありますが、継続的に出品があるお客様と違い、0を1にするのはなかなかすぐには結果が出ないなあ、と思います。

ー逆に楽しいことややりがいはなんでしょうか?
少しずつお客様と関係を築いて、信頼関係ができたと感じる時でしょうか。「次のオークションでこんなイベントやるんですよ」って案内すると、「じゃあ五十嵐さんの為に出品台数増やすよ」って言ってもらえたことがあり、すごく嬉しかったです。
あとは担当しているお客さんで、自分からしたらおじいちゃんくらいの年代の方がいらっしゃるんですが、孫みたいに接してくれていて。なぜか毎週のオークション日にすっごいおいしいサツマイモ差し入れてくれるんですよ(笑)「ちゃんと食ってるか!?」って(笑) 一般店と呼んでいる、市井の中古車屋さんの方は年配の方も多くて、子供や孫のようにかわいがってくださってありがたいです。

ー社会人になって身に着いたと思うスキルはありますか?
新人の頃と比べると、もちろん業務的なスキルは身に着いたと思います。特に、一時期電話応対をがっつりやったことで、会場内やオークションについての案内は大分できるようになって、強みになったと思っています。
また、営業スキルもそうですね。学生時代、留学やインターンシップで様々な人と関わってきたことで、人見知りとかは全然しなかったんですが、それでも営業を始めたころは喋れても「営業をかける」っていうのはうまくできなくて……最近は自分のパターンが出来てきて、引き出しが増えてきたのを感じます。
あと車の知識ですね!車のこともオークションのことも何にも知らないまま飛び込んできましたが、自分が担当するディーラーさんの車については少しずつ詳しくなってきました。元々車に対して何の感情もなかったんですが、今は結構興味を持って働けてますね。


ー社会人になって、変わったな~と思うことはありますか?
時間の管理は気を付けるようになったというか、計画性を持つようになったと思います。普段外回りに行くことが多いのですが、時間割が決まっていた学生時代と違い、自分でスケジュールを組んでいくので、タイムマネジメントができるようになったかな?
あと金銭感覚ですね~ 学生時代はなかなか手が出せなかった高いコスメを買うのに抵抗感が薄れてきました。

ー普段そういうお買い物はどうしてますか?
小山は栄えたところではないので、お洋服買うだとか、化粧品買うとかはほぼほぼ通販か、友達と遊びに都内に出るときに……って感じですね。遊ぶ場所は小山にはないです(笑)
ただ、生活する分には全く不便はなくて。1年目の夏くらいに車買ったんですが、それがあれば困ることはないですね。一人暮らしでお金のやりくりには若干不安があったんですが、金銭面は安定してます

ーちなみに、平日のお仕事終わりってどう過ごしてますか?
大体ごはん作ったり、動画見たりという感じで終わっていきますが……余裕がある日はたまにですがヨガに行ってみたり、なんだかんだいろいろやってますかね。……いや、ヨガは取材用のネタなので本当にたまにです(笑)

ー逆に、社会人になっても変わらなかったことはありますか?
休日の過ごし方は変わらないですね~コロナだったり、私が栃木にいたりで頻度は落ちましたが、それでも友達と遊んだり飲みに行ったりというのは変わらないです。逆に引きこもる日もありますが、いずれにせよ自由に過ごしてますね。

ー入社して感じた、荒井商事のいい所はなんでしょうか
休みがちゃんと取れるところですかね?周りの友達は意外と2,3連休取るのにも苦労する……という人が多いんですが、そういうのを見ると結構自由にさせてもらってるな、と感じます。あとは周りの先輩が何でも教えてくれて、頼れるところは本当に感謝しています。実は同じ部署に同世代があまりいなくて、年上の方ばかりなんですが、仕事についても丁寧に教えてくれますし、ちょっと雑談したり一緒にお昼食べに行ったりもして、居心地がいいです。配属された時も歓迎されている感じがして安心できたのを覚えています。

ー逆に、荒井商事の改善してほしい所を挙げるとしたら?
結構アナログなんですよね。業界の特徴というか、お客様に合わせてるところもあってしょうがないかな……と思うこともありますが、FAXや紙のやり取りが多く、もう少しデジタル化できないかな、とは思います。会社もそれを課題に感じていて、少しずつ改善に向けて動いてはいますが……今後に期待ですね。

ーでは、今後の目標を教えてください!
営業としてまだまだだと感じるところもあるので、担当しているお客さんとしっかり関係性を築いて、もっと実績が出せるようになりたいです。営業課の一員として、会社に貢献できる人材になることが今の目標です。
加えて、つい最近オークション内でのイベントについて関わる機会があって。今後課として力を入れていくと聞いているので、積極的にアイデアを出して企画・運営にも携わり、経験の幅を広げていきたいです!