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【21内定者04】しっかり向き合ってくれる人がいる

内定者インタビュー第4回は、物静かそうに見えて結構破天荒なIさん。
3か月の語学留学のはずが、そのまま現地に残ってインターンにも参加した彼女。楽しくも大変だったインターン生活と、"1年遅れ"の就活について伺いました。

五十嵐 (4)2

I.Kさん
山形県出身。駒澤大学文学部に在籍。在学中、語学力向上のため3か月フィリピンに留学。その際に接したインターン生に感銘を受け、急遽フィリピンで半年間のインターンに参加するという決断力の持ち主。大学では社会学を専攻し、多文化共生社会について研究する。人と話すこと・食べることが大好き。


「面白そう」が原動力
勢いで始めた海外インターン

- 学生時代の印象深い経験について教えてください。
フィリピンに3か月語学留学した後、そのままフィリピンの語学学校でインターンをしました。当初は3か月フィリピンに行った後、カナダに留学しようと思っていたんですが、フィリピンで過ごすうちにインターンをやりたい!と思い立ち急遽方向転換しました。親には怒られたというか……びっくりされましたね。

- それはそうでしょうね(笑) インターンしようと思ったきっかけはありますか?
はじめに語学学校に入学した時、私みたいな留学に来た学生をサポートするインターン生がいたんですね。しかも偶然寮で相部屋になって。間近でその様子を見ているうちに、すごく面白そうだなと思ったんです。働く経験をしてみたいとも思ってましたし、英語を使って働くのって魅力的だな、と。インターン同士も仲がよさそうだったし、自分もやってみようと思い、語学学校での3か月のプログラムが終わったあと、自分が通ったのとは別の語学学校で半年間のインターンを始めました。

- 実際どんなことをするんですか?
留学に来た日本人のサポートがメインのお仕事です。現地の暮らし方について教えたり、学校の案内をしたり、単語テストのとりまとめのような授業サポートもありました。あとは留学生が暮らす寮でのトラブル対応とか……配属になったキャンパスができたばかりのところで、スタッフがマネージャーと自分しかいなくて圧倒的に人が足らず、とにかくなんでもやりました。寮生の朝ごはんの調達や調理も手伝ったりしたこともあります。

- 大変だったのはどんなところでしょう
他の国のインターン生と連携することも多く、思った以上に言いたいことが伝わらなかったり、もめごとの仲裁に入るのが大変でした。
また、留学にきた方たちは、学校生活もそうですが普段の日常生活も不安がたくさん。それをサポートする立場として、自分がしっかり情報を持ってないといけません。日常生活もすべてが勉強でしたが、それが楽しくもありました。

五十嵐 (1)

面接官が同じ人間と思えなかった
自信が持てなかった就活

- 就職活動はいつ頃から始めましたか?
フィリピンから帰国したのが1月末で、本格的に就活を始めたのは3月です。でももっと早く始めればよかったと思います。同期の友達は社会人になってしまったので、情報もなかなか入ってこないし、それでもゼミで話を聞いているともう何社か受けたという声もあったり。フィリピンにいる頃から少しずつでもやればよかったと思いました。
一応、留学前も練習のつもりで就活はやっていましたが、それにしてもみんな動くのが早いなあ、と……。

- 新型コロナウイルス直撃の年でしたが、影響はありましたか?
コロナの影響で選考が後ろ倒しになったりオンラインに切り替わったりで、スタートが遅かった私は正直助けられたところがあります。でもオンライン面接だからこそ大変だったこともあり……。特に面接は苦労しました。自分が言っていることが伝わっているのか、画面越しだとわかりにくくて。
そうでなくても面接では全然自信が持てず、緊張して思ったように話すことができませんでした。面接官が同じ人間と思えなかったくらいです。友達にアドバイスしてもらい、ただ質問に答えるだけでなく「会話」を心がけるようになって、少しずつ壁を乗り越えていきました。

- 就活中、やっていてよかったことはありますか?
自己分析の一環として、「自分は何のために働くのか」を考えたことがあります。何のために働きたいかを紙に書き出していくことで、働く目的や将来のことがはっきりし、志望動機や面接の受け答えで役立ちました。
あとは「他己分析」をやってもらったことでしょうか。LINEを使って自分についてのアンケートに答えてもらうといったサービスがあり、仲のいい友達や家族、先輩にやってもらいました。自分がどういう人間なのか客観的にわかってよかったです。


しっかり自分に向き合ってくれる人たちと働きたい

- 荒井商事を見つけたときの印象って覚えていますか?
覚えてます!「オークション事業って何!?」って思いました(笑) 就活開始当初から商社業界を希望していたので、いろんな商社を見てきましたが、オークションは初めて出会う事業で。詳しく見ていくと「中古車オークション」とのことで、その時「フィリピンも日本車ばっかりだったな」ということを思い出し、楽しそうかもと思ってエントリーしました。

- 荒井商事への入社を決めた「決め手」はなんでしょう
就活を通していろんな会社を見たり、社会人になった友達の話を聞いたりして、「風通しのいい会社に行きたい」とは思っていました。荒井商事はその条件にあっていたし、事業にも興味がありました。
ただ、決め手というと、面接がそうだったと思います。最終面接で「御社で働く上で足りないことを教えてください」と逆質問をしたら、すごく親身に回答してくれたんです。他の会社でもその質問をしてきましたが、ごまかされてしまうことも多く、その点荒井商事ではいいことも悪いこともはっきり伝えてくれて、自分と向き合ってくれていると強く感じました。「こういう人たちと働きたい」と思ったのが最終的な決め手です。

- 入社後、やってみたい仕事や目指す社会人像はありますか?
曖昧な感じではあるんですが、「しっかりした女性」になりたいな、と思っていて。バリバリ働いて、誰かをサポートできる、ひいては会社を支えていける、そんな人が理想です。オークション事業で、いろんな人の話を聞いたり、いろんなものを見て成長していきたい。そして将来的には海外と関わる役割を任されるようになりたいです。

- 最後に、就活を始める22年卒の方に向けてアドバイスをお願いいたします。
新型ウイルスの流行の最中ということもそうですが、就活はこれまで人生で通ってきた試験などとは全く違って、不安になることも多いと思います。ですが、めげずに自信をもって自分が働きたいと思えるところを探していってください。応援しています。


Iさん、ありがとうございました!

五十嵐 (7)


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