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日本はオノマトペが多すぎて困ってる外国人が多い?!


こんにちは、あらたんごです🌞


皆さんは頭が痛いときどんな表現を使いますか?

おそらくオノマトペを使う人が多いと思います。
例えば・・・・・

・ズキズキ
・ガンガン
・ズキン
・ズキンズキン
・ギシギシ

などなど、方言を含めたら他にもいっぱいあると思います。


先ほどあげたようなオノマトペを使って表現することで日本人はどんな痛みなのかを理解できてしまいます。


なんだかすごいですよね(笑


ここで海外の方の日本のオノマトペについての反応を一部見てみましょう。


いいねの数を見てわかるように多くの方が共感を得ています。

「どんぶらこ」って誰が考えたんでしょうね・・・(笑





では、アメリカや中国と比べて日本のオノマトペは、どれほどの量なのでしょうか??





正解は、


日本に存在するオノマトペはアメリカや中国の3倍から5倍

びっくりした方もいるかもしれませんし、もっと多いと予想した方もいると思います。



では、なぜ日本のオノマトペは多いのでしょうか?


まずはオノマトペの分類をしていきます。

〈A〉音や形態が語に生々しく残っており、容易に判断できる
 ・ほーほけきょ
 ・がたがた
 ・きらきら

〈B〉語感として、語の中に含まれているため判断しにくい
 ・吹く(フー)
 ・轟く(ドロドロ)


〈A〉の語は日本に多く、音を語と重ね合わせるだけで素人でも簡単に創ることができます。

反対に〈B〉は、あまり知られておらずアメリカではこちらの語の方が〈A〉よりも多いそうです。(詳しく調べてはいませんが・・・)



日本語のオノマトペが多い理由①

『動詞が少ない説』


英語では、「laugh (笑う)」、「smile (笑顔)」、「chuckle (ほくそ笑む)」、giggle (クスクス笑う)」、「grin (にやりとする)」、「simper (間が抜けた感じでニヤニヤ)」 などがあります。

しかし日本の「笑う」という意味の動詞は、複合語を除けば「笑う」と「微笑む」ぐらいでしょう。

その代わりに「ゲラゲラ」「クスクス」「にやり」「ニヤニヤ」「ヘラヘラ」「ガハハ」ができた。これが一つ目の説です。


日本語のオノマトペが多い理由②

『オノマトペがあるから動詞が少なくてすむ説』


擬態語という道具があれば、語彙数が少なくても行動や感情を表現することが可能である。これが二つ目の説です。


また、日本語の言語構造上オノマトペは作りやすく、日本は児童小説から文学作品まで多用されているので多く存在するともいわれています。



まとめ

 これだけ多くのオノマトペが存在する中で、私たち日本人はよく覚えることができたなと思います。はじめにも述べたように海外の方は、日本のオノマトペに困惑してしまいますが、使いこなすことによって日本人らしい表現になることは間違いありません!!

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