登紀子

アイビス・プラネット代表。舞台プロデュサー(元惑星ピスタチオ総合プロデューサー) 。ポ…

登紀子

アイビス・プラネット代表。舞台プロデュサー(元惑星ピスタチオ総合プロデューサー) 。ポップンマッシュルームチキン野郎P、X-QUEST制作、SHATNER of WONDER、ジョー&マリプロジェクト、黄金のコメディフェスティバル、他。制作ワークショップ開催等

最近の記事

ゲキバカと私のこと

ゲキバカ解散ロードの最後の公演、 『ごんべい』が終幕しました。 それとともに、長い歴史で 沢山の方に刺激と感動を与えた劇団ゲキバカが解散となりました。 なぜ、ゲキバカのオファーを受けたのか記しておきたく、 久しぶりにnoteを書いています。 ゲキバカを初めて観劇したのが2013年、 カッキー(柿ノ木タケヲ)さんと出会ったのは2014年の 黄金のコメディフェスティバルでした。 (その年のコメフェスは、 PMC野郎、バンタムクラスステージ、8割世界、アガリスクエンターテイメン

    • NOTEの筆が止まる理由

      昨年、コロナで大変な状況になり、 稽古もままならず、 自粛する生活の中、 「YouTube公開しよう」と相談している流れて フッキーに「NOTEやってみたら?結構いいよ」なんて 雑談で盛り上がった記憶が鮮明に思い出されるのです。 去年の4月、 人生で初の緊急事態宣言を経験しながら 「公演が打てるだろうか?」 という大きな不安の中で、出来ることを探しながら、 励ましあった記憶が胸を突く。 そんな訳でNOTEは悪くないんだけど NOTEを始めたころの思い出がリンクして、 涙腺が

      • 惑星ピスタチオ『KNIFE』公開について

        私がYouTubeに舞台動画をアップする理由について。 (『KNIFE』に限らないけど) 理由をいくつか。 いまだに「観たい」と言ってくれる方がいるから。 「影響をうけた」と言ってくれる方がいるから。 なのに、私に何かおきた時、 劇団員が心身を擦り減らして作り上げた素晴らしい作品が、 人の目に触れなくなっていくことが嫌だから。 (プラス、高額転売も悲しい) 更に、関係者の誰かになにかおきた時、 追悼公開(や販売)とかになるのが嫌だから。 作品は作品として、受け止めて欲しい

        • ピーズラボ、次回公演のお知らせ

          ピーズラボの次回公演の詳細です! 配信だけですが、是非! 画面越しに一緒に冒険いたしましょう! 前半は短篇2作品、 後半はインプロ(即興芝居)バトルです! ------- 杉並区新しい芸術鑑賞様式助成事業 ピーズラボ Vol.1『ジャングルジャングル』 配信公演 2020年11月12日(木)~15日(日) 毎夜19時半開演 構成・総合演出/扇田賢(Bobjack Theater) 短篇脚本/小岩崎小恵(ポップンマッシュルームチキン野郎) 望月清一郎(鬼の居ぬ間に) 出

        ゲキバカと私のこと

          惑星ピスタチオ『破壊ランナー』

          長い間、舞台プロデューサーをやってます。 その昔、撮影はフィルムだから 現像代を考えるとバシバシ気軽に撮れなかった。 ビデオカメラも高額。 なかなか記録も残せない、そういう時代に沢山の舞台を作りました。 手元にはどんどん劣化が進む各種フィルムやテープが残ってました。 惑星ピスタチオ解散後、 プロデューサーであり代表取締役であった私が引き続き管理。 DVD発売なども行ったりしました。 さて、最近いろいろ思うことがありました。 人生何が起きるか分かりません。 データ化したので

          惑星ピスタチオ『破壊ランナー』

          憂鬱な朝(暗くてごめんね)

          2月から私をとりまく世界が変わっていき、 3月、いろいろ変えなきゃと考え始め、 4月は自分も劇団もYouTubeを始めとする配信に力を入れ、勉強したり機材やアプリを買ったり。もちろん、noteも頑張ったり。 そして迎えた5月から、ずっと激動の日々でした。 ポップンマッシュルームチキン野郎の公演中止に伴ういろいろな手続き、そしてクラウドファンディングがようやく落ち着きそう。 (まだ寄付金の税優遇控除に伴う手続きや書類発送等、ややこしいものが残ってはいるけれど) 落ち着きそうな

          憂鬱な朝(暗くてごめんね)

          帽子をあげた話

          このひと月いろいろ心配ばかりかけちゃってるんで、迷ったんですが、少し書き記しておきたい話。 一昨日、長女が仕事帰りに交通事故にあった。 帰宅していきなり 「痛い!骨が変なところにある!」 と肩を押さえながら泣き叫ぶ長女に動揺しつつ、 とにかく救急車を呼ぶ。 パニック。 聞けば、自転車の横に車がぶつかってきて倒れたとのこと。 (検査したら鎖骨と、その下の骨も折れてた。) 細かい経緯は省くけど、 その時警察を呼ばず、 相手の連絡先も車のナンバーも不明なので、 轢き逃げ事件に

          帽子をあげた話

          アートにエールをへの思いとか

          長くなるので、誤字や乱文があったらすみません!! 先月5月14日のPMC野郎会議(zoom)でのこと。 「アートにエールを、に、応募しよう」 という議題があった。 公演中止で、いよいよ劇団員の生活を考えなくちゃいけないと。 ふっきー(吹原幸太)が誰よりも忙しいのに 「俺、脚本用意できるよ!企画書も俺が書くね!明日みんな個人登録がんばろうぜっ」と言っていた。 みな口々に「ありがとう」と言っていた。 いつもメンバーの為に惜しみなく頑張ってくれる人だった。 翌朝、劇団LINEで

          アートにエールをへの思いとか

          今週末は、YouTubeプレミア公開二連発

          舞台制作をしているせいか、 「プレミア」というと、 パンフレット等の特典が付いてたり、 前方のお席が約束されたりの 「高価なお席」というイメージが先に沸く。 が、YouTubeのプレミアは無料です。 同じ時間に、視聴者の方と一緒に観て、 チャット機能のコメントで交流しつつ 一緒に作品を楽しむのが、プレミア公開。 (※但しコメントするには、携帯からなら YouTubeアプリを使うなど、諸条件がありますのでご注意) 先日、PMC野郎『R老人の終末の御予定』で 始めてこの機能を

          今週末は、YouTubeプレミア公開二連発

          映像作品のこと

          あまりお金の話をするのはよくないかもだけど、 今後のためにメモとして残しておきたく書いてる。 業界外の方が読んで心配させちゃったらゴメンなさい💦 ご心配なさらずに!!! 「朗読文学」という、 私の好みだけで企画している朗読映像について。 まだ舞台のように、 チャントした収益化に至ってないことの反省点を考えてた。 この企画、最初に思っていたのは、 1話目無料で、2話目以降有料。 でもそうなると、せっかくの素敵な作品が、 あまり世の中に知られることないかもと思うと とても勿体

          映像作品のこと

          朗読文学『シュメールと修羅ー逆光ー』

          本当はとっくに録音も終わっていたんですが、 今になってしまいました。 遅くなってすみません。 朗読文学#1『シュメールと修羅ー逆光ー』 後篇をアップしました。 後篇も有料でなく無料配信としました。 せっかくですので、お楽しみ頂けますと嬉しいです。 もし、応援頂けるなら 写真を購入頂けますので是非! ーーーーーーーーーー アイビス・プラネットプロデュース 朗読文学シリーズ#1 「シュメールと修羅ー逆光ー」 作/細川博司(バンタムクラスステージ) 朗読/平野勲人 撮影/萩

          朗読文学『シュメールと修羅ー逆光ー』

          今の気持ち

          ふっきーのこと、 ふっきーが大切に思っていた人のこと、 ふっきーを思ってくださる皆様のこと、 考えない日はない日々。 感傷的な言葉でもなく、 空元気な言葉でもない言葉で、 素直にふっきーのことを書きたいと思います。 思いつくまま書くので 乱文何とぞお許しください。 信じられないつらい知らせを受けてから、 3回ほど、取り乱して泣きました。 心が消化できず、ヒステリーを起こしていたのかも。 悲しみを爆発させたら、その後数時間は落ち着けたりするから、 涙の仕組みって良くできてる

          今の気持ち

          公演中止のこと

          緊急事態宣言が出てから・・・ というか、正確には自粛が呼び掛けられるようになった 3月末から、 ポップンマッシュルームチキン野郎は プレ稽古中止、パンフレット撮影中止。 特殊衣装製作の為に場所を予約していたけど延期。 と、ほとんど全ての準備作業がストップ。 更に5月末まで緊急事態宣言が伸び、本稽古を1週間削ることに。 ギリギリまで模索しておりました。 いろんなことを話し合いました。 稽古の1週間は、とても大きい。 1作品だけなら? 朗読劇なら? せめてイベントは? 等々

          公演中止のこと

          「朗読文学」本日公開

          先日、仮に「リーディングシアター」と書いた オーディオ作品ですが、 「朗読文学」という正式名称といたしました。 なぜか…は、ご覧いただければ分かるかと思います。 ちょっとノスタルジックで 鼓膜にまとまりつくような、 心に沁み込むような(もしくはザワつくような、キリキリするような)、 ちょっと暗めの静かな作品を シリーズで出していければと思っています。 1動画、10分ぐらい。 前篇後篇なら、1作品20分の、短い朗読作品で 紡いでいく予定です。 各作品、序盤(前篇や第一話)

          「朗読文学」本日公開

          13年前の記録映像 シャトナー 研『感じわる大陸』

          友達に会いにも行けなければ(←不要不急)、 稽古(←本来は仕事だけども!)もままならない自粛生活。 わりと真面目に最低限の買い物以外は 閉じこもってます(先日50日ぶりに1日だけ仕事へ)。 チケットに関するお問い合わせも途絶え、 今できる仕事の為に、 配信・リモート会議環境を整えていて、 すっかりデスク周りが以前と違った感じに。 家を過ごしやすくしたくて断捨離もガツガツ進める中、 過去の記録映像を掘り起こしました。 シャトナー 研『感じわる大陸』2007年 過去に「アイ

          13年前の記録映像 シャトナー 研『感じわる大陸』

          YouTubeチャンネル登録者数のことを考えてる

          たくさんの個人、そしてカンパニーが YouTube配信を始めてる。 かくいう私もひと月前から ポップンマッシュルームチキン野郎の 動画をセッセと公開。 あわせてチャンネル登録をお願いしてる。 さて、私が劇団の動画アップを 頻繁に行いはじめた理由についてですが。 舞台やイベントで、入場料を頂くことには抵抗がないけど、 配信の・・・よもや、 ゆるめなトークを有料配信することに抵抗あるから。 たぶん、投げ銭などをお願いすれば、 スポンサーになってくれるお客様はいる。 いるとはわ

          YouTubeチャンネル登録者数のことを考えてる