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青い空とピンクのユニフォーム🌸セレおじ版【Vol.7】

種を蒔き、芽が出始める。

「Beサポに取り組みたい!」という介護施設の方も増えてきているとのことなので、「当社の場合はこんな感じです」という状況をお伝えします。

セレ担が休みでもちゃんと観戦会を開催される。

前回、当社の取り組みの中心パーソンである、セレ担(かえで)について触れました。

当社では、2023年シーズンよりDAZN視聴できるように契約をしており、試合毎に観戦会を催すことができます。
特に八尾太田では、開幕戦よりDAZN視聴を開始し、毎週欠かさず応援観戦会が開催されています。

応援会はセレ担・かえでが率先して催しているわけですが、シフトの関係で観戦会の日にお休みということもあります。

通常ですと、「担当者が休みだから観戦会が盛り上がらない」、あるいは「観戦会、今日は中止」となりがちです。

それでは、かえで(個人)だけで奮闘しているだけで、施設(組織)として取り組んでいないことになってしまいます。
この応援会はサントリーウエルネスさんの「Beサポ」の一環として、いや、そもそも“推し活”をすることで、ご利用者様のADLを上げていこうという考えもあります。
なので、セレ担の個人レベルでやるのではなく、組織(=会社)として取り組むものであるという認識でいます。

下のインスタは5月3日の大阪ダービーの様子です。
当日、かえではお休みでしたが、他のスタッフが盛り上げてくれています。
セレ担が休みでも、ここまでしっかりとできることが素晴らしいです。

また、ご利用者様も強制的に集めているわけではなく、「今日は観戦会やるので、よかったらどうぞ」というスタンスです。
また「もうつまらんわ」と言って、輪から離れていくことも自由です。
応援を強制することで、嫌がられてしまいます。それでは本末転倒なので、強制はしていません。これは「Beサポ」の大先輩・富山の天正寺さんからのアドバイスです。
応援会はおおよそ14時からスタート。15時前には前半が終了し、そこからおやつタイム。なんやかんやでおやつを食べ終わってもぞろぞろとテレビの前に集まって、後半も応援して、16時頃に解散します。

“思い”や“背中”をみんなが理解。

では、なぜ、セレ担・かえでがお休みの日でも、しっかりとこの取り組みが行われているのでしょうか?

理由は「セレ担の熱意」「周囲の理解」だと思います。

「セレ担の熱意」に関しては、前回ご紹介しているので、省略するとして、その“熱意”を受けた周囲が理解し、行動に移してくれている点が「Beサポ」の活動が継続されている大きなポイントだと思います。

セレ担・かえでが応援会をリードするので、後からついていく仲間が(ここまでやっていいんだ! ここまで自分たちがやっていいんだ!)と大きく一歩を踏み出せます。。
もし、かえでが躊躇したり、後ろ向きであったら、そこについていく仲間も(そんなもんでいぃんや・あまりそこまでしなくていいのか…)とより引っ込んでしまい、もしかすると「担当者が休みだから観戦会が盛り上がらない」、あるいは「観戦会、今日は中止」となってしまっていたかもしれせん。

一足飛びにこういう状態には行きません。
2月ごろから応援グッズ作りやご利用者様の撮影、実際の応援会などの「種」を蒔いて、スタッフの思いもあり、芽吹いてきたと言えます。

なにより、ご利用者様がこの応援会を楽しみにされたり、セレッソの勝敗を気にされるようになり、かえでとセレッソを中心としたコミュニケーションがなされています。

「応援会」とは言えども、結局は「日々の仕事」の一部。
「応援会だけ特別」は有り得なくて、普段の仕事でも、しっかり連携が取れているかがポイントではないかと思います。

とは言え、私たちもまだまだ発展途上中。施設によっては応援会をしていないところもあります。
八尾太田の取り組みに関しては、日々日々、徐々に徐々に培ってきた結果、今の状態にあると考えています。

当社がオフィシャルパートナーの契約締結からそろそろ一年が経とうとしています。

ここまで「セレッソ」がご利用者様の生活の中に入り込んでくるとは、正直考えていませんでした。
それもこれも、セレ担・かえでを中心とした、あぷり八尾太田のスタッフの皆さんがご利用者様の「とびっきりの笑顔と感動」を考えて、毎回、応援会を実施されていることに敬意を表したいと思います。

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