アップルシード・エージェンシー/文芸部 公式note

作家のエージェント「アップルシード・エージェンシー」の文芸部、公式note。契約作家の…

アップルシード・エージェンシー/文芸部 公式note

作家のエージェント「アップルシード・エージェンシー」の文芸部、公式note。契約作家の刊行情報やインタビュー出版前夜の新人作家の作品公開、エージェントが教える創作やデビューのヒントなど、小説を書くこと、読むことが好きな人のための情報を発信していきます。

マガジン

  • 小説家たちの日課

    唯一無二の物語を生み出す小説家たちは、どのような日々を送っているのか。毎日必ず行う習慣はあるのだろうか。創作の秘密が隠れているかもしれない作家たちの日課を紹介します。

  • 出版前夜の物語

    数ある応募作品の中から、アップルシード・エージェンシーの目利きのスタッフが「これは面白い!」と見込んだ作品を掲載しています。ご興味をお持ちになった編集者の方々は、気軽にお問い合わせ下さい。

  • 「小説家への道」を知りたい!

    あの小説家はどうやってデビューしたのか。新人賞への応募、エージェントへの登録、出版社への持ち込み、編集者からの勧めなど、小説家デビューのきっかけはたくさんあります。小説家志望者は、自分の作品に合った選択肢を選ぶべし!

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「作家のエージェント」お仕事インタビューを掲載します|有海茉璃さん|入社3年目

新型コロナが拡大するなか、大学卒業後に「新卒」でアップルシード・エージェンシーに入社した有海茉璃(ありうみ・まいり)さん。応募原稿の講評担当や先輩エージェントのアシスタント業務を経て、現在、文芸からノンフィクションまでさまざまな分野の作家のエージェントとして活躍しています。今回は「作家のエージェント」のリアルな仕事内容が分かるインタビューをお届けします。 ――「作家のエージェント」は、どういう仕事ですか? 有海茉璃さん(以下有海、敬称略): 著者の代わりに営業や広報をする

    • 【『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』感想】エージェントの仕事は作家の道を切り開くこと

      アップルシード・エージェンシーにて主に文芸分野のエージェントをしています、有海です。 5月6日に全国ロードショーとなる『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』、一足お先に試写を拝見しました。 本作は作家志望のジョアンナが作家のエージェント会社に就職するお仕事ものであり、自らの夢と生き方とを見つめなおす成長譚かつ自分探しの物語です。 作家のエージェントとは? 作家のエージェントとは何ぞや?と思われた方も多いのではないでしょうか。 たとえば弊社では、作家に代わって作品を売り込んだり

      • 【期間限定】矢樹純さん『マザー・マーダー』購入特典のお知らせ

        昨年末に光文社から刊行されて以降、ダ・ヴィンチやミステリマガジン、リアルサウンドブック、東京新聞、東奥日報などなど様々なメディアの書評でとりあげられ、大好評発売中の『マザー・マーダー』。 本作をさらに多くの読者に届けるために、期間限定の購入特典として、矢樹純さんに特別掌編「ろくでなしの消失」をご提供いただきました。『マザー・マーダー』ご購入の方は、以下の方法でご応募ください。ご購入がまだの方も、この機会にぜひ、恐るべき『マザー・マーダー』の世界に触れていただけましたら嬉しい

        • 吉川英梨さん【読者感謝キャンペーン】プレゼント応募、いよいよスタート!

          吉川英梨さんの『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』いよいよ発売。そして、昨年末より告知していた読者感謝キャンペーンのプレゼント応募、いよいよスタートです! ◆対象書籍◆ 『新宿特別区警察署 Lの捜査官』(KADOKAWA) 『月下蠟人 新東京水上警察』(講談社) 『警視庁捜査一課八係 警部補・原麻希 イエロー・エンペラー』(宝島社) 《プレゼント応募方法》 ・こちらのページから、該当する3作品のクイズに回答して応募する 《プレゼント応募期間》 ・2

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          吉川英梨さん【読者感謝キャンペーン】応募用クイズ先行公開!

          みなさま、あけましておめでとうございます。 今年も、アップルシード・エージェンシーの契約作家を盛り上げていけるよう、知恵を絞ってまいりたいと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。 そして、昨年告知していました吉川英梨さんの読者感謝キャンペーンの進捗をご報告いたします。新刊3冊をご購入の方に、抽選で特製ノートをプレゼントするという、この企画。(詳細はこちらをご覧ください)各作品のクイズに答える方式でご応募いただきますが、既刊2冊のクイズを本ページにて先行公開いたします

          吉川英梨さん【読者感謝キャンペーン】応募用クイズ先行公開!

          【読者感謝キャンペーン】吉川英梨さんの新刊をご購入の方に、抽選で特製ノートをプレゼント!

          今年は、警察小説シリーズのみならず、過去を消し去りたい願望から起きた二つの殺人事件を描いた『ブラッド・ロンダリング』、日本初の女性海保潜水士を主人公とする『海蝶』など、さまざまなミステリ小説を発表してきた吉川英梨さん。刊行ペースの早さはファンには嬉しいかぎりですが、さらに今月から立て続けに3冊の刊行を予定しています。 まず、子持ちの女性幹部とレズビアンの部下が新宿歌舞伎町と二丁目で発生の猟奇事件に挑む『新宿特別区警察署 Lの捜査官』(KADOKAWA)が11月27日に発売。

          【読者感謝キャンペーン】吉川英梨さんの新刊をご購入の方に、抽選で特製ノートをプレゼント!

          仙田学さんの『ときどき女装するシングルパパが娘ふたりを育てながら考える家族、愛、性のことなど』【発売前にゲラプレゼント!】

          小説家・仙田学さんのcakes人気連載エッセイが、2020年11月下旬に『ときどき女装するシングルパパが娘ふたりを育てながら考える家族、愛、性のことなど』として、WAVE出版から刊行されます。 純文学作家でありながら、女装から育児まで幅広い題材のルポやエッセイなど多彩な執筆活動をする仙田さんの初のエッセイ。刊行に先立ち、いち早く全文を読みたい方に、ゲラ(製本はされていません)を、先着10人の読者の方にプレゼントしますので、本記事下部の連絡先まで奮ってご応募ください。 *別

          仙田学さんの『ときどき女装するシングルパパが娘ふたりを育てながら考える家族、愛、性のことなど』【発売前にゲラプレゼント!】

          相川英輔さんの海外での紹介作品まとめ

          今年は、欧米で作品が続々と紹介されている相川英輔さん。最新のものから時系列でご紹介していきます。相川さんの作品はもちろんのこと、海外の洗練されたオンライン文芸誌もお楽しみください。(追加・訂正等ありましたら、随時更新していきます) *20年以上の歴史を持つオンライン文芸誌「the interpreter’s house」に『Chasing a Shadow』が掲載。書肆侃侃房の「ほんのひとさじ」vol.13に掲載された掌編「イン・ザ・パーク」です。 *オンラインジャーナル

          相川英輔さんの海外での紹介作品まとめ

          矢樹純さんの『夫の骨』が啓文堂書店文庫大賞の候補作に!

          日本推理作家協会賞・短編部門受賞された矢樹純さんの『夫の骨』が、啓文堂書店文庫大賞の候補作となりました。 HPによると<10月1日から1ヶ月間にわたる候補作品フェアを開催し、期間中の販売部数により「文庫大賞」を決定いたします。>とのことです。啓文堂にお立ち寄りの際には、候補作フェアにもご注目ください。

          矢樹純さんの『夫の骨』が啓文堂書店文庫大賞の候補作に!

          小説家たちの日課 vol.1 日常の風景に登場人物を落としこむ(吉川英梨さん)

           新しい物語を生み出す「小説家」という仕事。その仕事をしている人たちは、どのような日々を送っているのでしょうか。どのようなことに目をとめて思考や創作のヒントとし、また何に癒しを見出したり活力を得たりしているのでしょうか。  本連載では、小説家のみなさんたちに「創作に役立っている(かもしれない)日課」についてお尋ねしていきます。小説家の興味深い日常のワンシーンのなかに、あなたにも参考になる創作のヒントを見つけてください。  第1回は、警察小説を中心にミステリやハードボイルド

          小説家たちの日課 vol.1 日常の風景に登場人物を落としこむ(吉川英梨さん)

          相川英輔さんの新刊『ハンナのいない10月は』刊行前全文無料公開!

          数々の文学賞を受賞しデビューした注目の新人作家・相川英輔さんの注目の新刊『ハンナのいない10月』が、2020年5月25日に河出書房新社より刊行されます。猫のハンナと研究室で暮らす大学の万年講師が次々と起きる大学存亡の危機に立ち向かう感動の青春ミステリです。刊行に先駆けて、Web河出にて全文無料公開いたします。 ■作品概要 正徳大学の万年講師・森川譲は、研究室で愛猫のハンナと穏やかに暮らしていた。ところがある日、学長が研究室を訪れ「大学に潜むスパイ探し」を命じられてしまう。頻

          相川英輔さんの新刊『ハンナのいない10月は』刊行前全文無料公開!

          英雄でも豪傑でもない主人公の「下から見た合戦史」の原点/『足軽仁義』井原忠政さん インタビュー

          時は戦国、所は三河。喧嘩のはずみで人を殺め、村を出奔した18歳の茂兵衛は、松平家康の家来である夏目次郎左衛門の屋敷に奉公することになる。だが、折しも一向一揆が勃発。熱心な一向宗門徒である次郎左衛門は「君臣の縁は一代限り。弥陀との縁は未来永劫」と、一揆側につくことを決意する。武士人生ののっけから、「立身出世」どころか国主に弓を引く「謀反人」になってしまった茂兵衛。波乱の世に漕ぎ出すことになった新米足軽の運命やいかに!?(Amazonより)今回は、「こんな戦国小説が読みたかった!

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          吉川英梨さんの新作『ブラッド・ロンダリング』試し読み特別公開!

          「ブラッド・ロンダリング」、それは過去を消し去り、自らの出自を作りかえること―― 警視庁刑事捜査一課に新人刑事が配属されたその日、駐車場の車に真っ逆さまに突き刺さった死体が発見される。事件を追う女刑事は、やがて一つの集落を消滅させた凄惨な大火事に辿り着き、加害者家族が背負った過酷な運命を知る。そして、不可解な行動を続ける新人刑事の過去とは……。 「ハラマキ」「警視庁53教場」「十三階」シリーズを手がけるヒットメーカー、人気の警察小説家・吉川英梨が贈る衝撃の警察ミステリーの最

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          「売り込むのが苦手」「ボツったらどうする?」解決したのはエージェント/吉川英梨さんインタビュー

          ホームページリニューアル記念の特別企画として掲載した小説家の吉川英梨さんのインタビュー記事を、一部、文芸部公式noteに転載いたします。(インタビュー内容は、2020年3月4日時点のものです) 日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞してデビュー、原麻希シリーズという人気シリーズを手がけていた吉川さん。小説家としては順調に思える経歴の吉川さんが、なぜエージェントに問い合わせたのか? エージェントに所属したからこそ出来たことは何なのか? 著者側から見たエージェント

          「売り込むのが苦手」「ボツったらどうする?」解決したのはエージェント/吉川英梨さんインタビュー

          カタリ(本間文子) 第4回

          長嶋有さん(第3回佳作)や福永信さん(第1回大賞)、戌井昭人さん(第1回審査員特別賞)など、現在も活躍する作家も受賞した、リトルモアのストリートノベル大賞。本間文子さんは、その最後となる第10回で大賞を受賞し、デビューしました。12年ぶりに書き下ろした本作は、画集の自費出版を勧める「カタリ営業」というブラックな仕事に就いている20代女性が主人公。今回は、いよいよ自費出版のリアルな営業トークが明らかになります。自費出版ビジネスの裏側を知りたい人、営業職に就いている人、新しい視点

          カタリ(本間文子) 第3回

          長嶋有さん(第3回佳作)や福永信さん(第1回大賞)、戌井昭人さん(第1回審査員特別賞)など、現在も活躍する作家も受賞した、リトルモアのストリートノベル大賞。本間文子さんは、その最後となる第10回で大賞を受賞し、デビューしました。12年ぶりに書き下ろした本作は、画集の自費出版を勧める「カタリ営業」というブラックな仕事に就いている20代女性が主人公。第3回では、いよいよ自費出版ビジネスを行う美術出版社の採用試験が始まります。自費出版ビジネスの裏側を知りたい人、営業職に就いている人