見出し画像

仙田学さんの『ときどき女装するシングルパパが娘ふたりを育てながら考える家族、愛、性のことなど』【発売前にゲラプレゼント!】

小説家・仙田学さんのcakes人気連載エッセイが、2020年11月下旬に『ときどき女装するシングルパパが娘ふたりを育てながら考える家族、愛、性のことなど』として、WAVE出版から刊行されます。

純文学作家でありながら、女装から育児まで幅広い題材のルポやエッセイなど多彩な執筆活動をする仙田さんの初のエッセイ。刊行に先立ち、いち早く全文を読みたい方に、ゲラ(製本はされていません)を、先着10人の読者の方にプレゼントしますので、本記事下部の連絡先まで奮ってご応募ください。

*別途、書店員の方にも先着10名で進呈いたします。同じ連絡先にお申し込みいただけますよう、よろしくお願いします。

■内容紹介

 親になることが不安だった。
 自分には背負いきれないほどの、重荷を背負わなければならなくなるような気がしていた。立派な大人でなければ、子育てなんてできないんじゃないかと。
 それは、たとえば楽器を何も弾けない人がいきなりステージに立たされて、ピアノの演奏をさせられるようなものではないか。知識も経験もないことに挑戦しなければならず、失敗は許されない。まるで悪い夢でも見ているかのような、不安でいっぱいだった。
 子どもが生まれて七年が経つが、私が立派な人間になった気配はない。
いちかばちかでステージでピアノを弾くようにして、無我夢中で日々を過ごしてきた。
 子育てのやり方を、私たちはどこで習うのだろう?……(本文より)

 父親への反抗心から女装を始め、小説家デビューなど自分らしい生き方を追求してきた仙田学さん。現在は、シングルファーザーとして、7歳と5歳の娘を育てている。待ったなしで<誰も教えてくれない>育児に奮闘しながら、日々遭遇する出来事を通じて、仙田さんが考えてきたこと。それは、空っぽだった自分を愛で満たしてくれる娘たちのこと、男性の子育てやシングル家庭のこと、自分たちなりの家族の形のこと、親としての自分を大切にして生きること――。
 自分や家族について悩み惑うすべての人に読んでほしい子育てエッセイ。

■著者紹介

画像1

仙田学(せんだ・まなぶ)
1975年生まれ。京都府出身。2002年「中国の拷問」で、第19回早稲田文学新人賞を受賞しデビュー。著書に『盗まれた遺書』(河出書房新社)や『ツルツルちゃん』(NMG文庫)がある。10代の頃から女装を趣味とし、篠山紀信氏が撮影する文芸誌「早稲田文学」のグラビア企画でも女装を披露する。現在は、日常生活でも時々女装を楽しみながら、シングルファーザーとして2人の娘を育てている。cakesや現代ビジネスなど、Web連載多数。

■書誌情報

画像2

著者:仙田学
タイトル:『ときどき女装するシングルパパが娘ふたりを育てながら考える家族、愛、性のことなど』
出版時期:2020年11月下旬刊行予定
出版社:WAVE出版

応募先:rie@appleseed.co.jp(担当:栂井理恵 とがいりえ)
メールの件名は「仙田学新刊ゲラプレゼント希望」とし、お名前とご住所、お電話番号などを記載ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?