ふと子供の頃を思い出す。 季節は秋。 確か6歳の頃だったと思う。 夕暮れ時に近所でおじいちゃんと魚釣りをしていた。 空は深海の様な青さに包まれていた。 それはなんとなく優しい色に見えた。 僕は多分この瞬間をこの先も覚えているんだろうなと思った。 仕事帰りの母の車が見える。 僕らは手を振る。 母と目が合う。 母は車の窓を開け「遅くならないようにね」と微笑む。 すると車を引き返し10分後に戻ってくるとコンビニで買ってきた肉まんを得意げに手渡してくる。 空はいつも落ち着いていて
気が狂いそうである。 体が動かない。 体が動かないのは病的なものではなく気持ち的な所で。 動物園で気が狂って暴れているゴリラとか猿の気持ちが分かります。 やる気が出ないんでしょうと言われると「はい、そうです。」としか言いようがないがそんな簡単な言葉では表したくない。 体が動かないと言っても「やる気が出ない」の部類に括られそうで悔しいので「気が狂いそう」という言葉を使いたい。 でもそんな事は皆さんにもあると思います。 少なくともやる気が出ないなんてことは。 でもそれを
僕はとても大人しい子供でした。 大人しいというか何があっても無言でニコニコする事しかできませでした。 「無言でニコニコしてるやつ」として幼少期は過ごしました。 幼稚園の頃にはポケモンのヒノアラシというキャラクターのキーホルダーの炎の部分で殴られたり（メリケンサック過ぎて痛い）とか耳に箸を突っ込まれて流血して病院行ったりしてました。 それでも無言でニコニコしてました。 小学校に上がっても無言でニコニコしてました。 でも友達は少しできました。 友達100人できるかな。 そし
以前にライブハウスで働いてました。 任された業務は大きく2つ。 受付とバーカウンター。 最初に言うと僕は本当に仕事ができない。 『受付のお話』 業務内容 ・入場するお客さんにお金を貰う ・再入場する人の為に「もうお金貰いましたよ」って分かるようにスタンプを押す この2つができたら問題ないです。 ・入場するお客さんにお金を貰う これが本当にできない。 2600円の入場料に対して3000円もらう これは400円のお釣り。すぐ分かる。 2600円の入場料に対して3600円
人生の目標は 週休3日で月収30万です。 手取りにしたら24万 まあまあ普通に暮らせてちょうど良いと思います。 週に4日働いて4日人と確定で会えるなら寂しくなくて話題もできて丁度良いと思います。 ただ個人的には楽をしつつ週休3日で月収30万という所が目標なので頑張って働きたい訳でも毎日忙しくしたい訳ではないです。 そうなる為には激楽な仕事とその他の収入というところです。 もしその他の収入だけで安定して週休3日で月収30万が出来るならしたいかという所なんですが正直微妙
前までピースする癖がありました。 嬉しい時にはしないんですが、過度なストレスや辛い時にピースをする癖があり、仕事中に炸裂させてました。 お茶を汲みにいきピース、歩きながらピース、席について前に手を伸ばしピース、パソコンが暗くなったタイミングでダブルピースしたりと中々にハッピーな男でした。 自分でやっておきながら中々にキツい人間だと思っていたので癖が出そうになると別のことをして誤魔化してました。 髪をかいてごまかす、強い瞬きをして誤魔化す、歯を食いしばって誤魔化す、ニコニコし
飲み会が苦手です。 あんないつも酒飲んでるやんって思うかもしれないので正確に言うと同窓会（呼ばれない）部活のOB・OG会（無いと思ってたけどLINEグループがあるらしい）ゼミ会（在学中も呼ばれてない）が苦手です。 ドキドキしてしまう。 ハイパー根暗なので。 呼ばれないことばっかりなんで364日/365日は安心して過ごせるんですが仕事の忘年会ばかりは呼ばれます。 呼ばれるというか形式的に呼んでもらってます。 12月。 今月が勝負の月。 "飲み会が苦手"と聞いたら皆さん「め
印刷機を自作しました 仕事から帰って20時、今日の印刷機制作は6時間ぐらいの作業で終わりたいと思い、手をつけて気付いたら朝5時 これが2週間ぐらい続いたので危険思想に陥るには十分な生活リズムでした。 ただ、全てを忘れて没頭できるものがこの世にある事に感動でした。 毎日ずっと今日は何するとか完成したら何作るとか考えてました。 しんどいとか無しにただただ楽しかったです。 また、早速注文もいただいて60枚ほど印刷したんですが自分の手で作ったものが人に渡るというのは何より感慨深
引越して1ヶ月半経ちますが1回も洗い物をしていないです。 毎日ごはんを食べてお弁当も作る。 それでも1回も食器を洗ってません。 というのもお皿や弁当箱にラップを敷いてます。 なんで多分汚れてないと思います。 汚れてないってことは使ってないと同じなので食器を洗ってません。 綺麗なものを更に綺麗にしてもしょうがないですよね。 ちなみに使ったら洗わないといけないので包丁も使ってません。 まな板も。 食材は全部ちぎってます。 そもそもなんで洗ってないかということです。 洗い物が
ひじょつか こういち 非常に疲れたコウイチくんです。 本名は高橋直也です。 忙しくて非常に疲れる1日でした。 朝起きた時に今日は何曜日か、何の日なのかが分からなくて休みなのか仕事なのか何も分からず朝からパニックになってました。 そんな感じで朝から疲れは始まりました。 ｢忙しい｣と言葉にする日は基本的にやる気が起きなくて行動を起こすのが遅くなったせいで忙しいと感じることが多いんですが今日は初めて本当の意味で忙しくて非常に疲れました。 ひじょつか こういちでした。 自分は余裕
前回のnoteで『小学２年生のとき2秒間動きを止めたせいでその後の人生が変わってるかもしれない』というような内容の文章を書きました。 何かが起こる度に「これはあの時2秒間止まったことが関係してるのかしてないのか、止まったおかげなのか止まったせいなのか」そんなことを考えてしまうので目眩がしてしまいます。 僕が目眩を起こしそうになるのはそれだけではありません。 同じく小学生の頃からなのですが、目を瞑ると大きい透明の玉の存在を感じる時があります。 大きさは大玉転がしの玉。 そ
鬼のひとりっ子、鬼の母子家庭の僕は昔から部屋で考え事をするのが好きでした。 小学2年生のある日、僕は部屋でピタッと2秒間動きを止めました。 まばたき、呼吸、視線、全部を止めました。 今、2秒間止まったことでこの先の人生何が変わるんだろうとワクワクしていました。 人生を使った実験です。 小学5年生、母の車で買い物に出かけた時にコンビニで担任の先生がエロ本コーナーを眺めている姿をみかけて爆笑しました。 これは確実に小学２年生のときに2秒間止まったおかげです。 そんなシーン、
「段々と暑くなる〜路地裏の通う道さ〜…問題なんてないないないぜ！」 8月1日の朝。 8月が始まる日。 僕はサラリーマン。 仕事に向かう道中、イヤホンからは神聖かまってちゃんの『8月の駅』が流れていた。 「問題なんてないないないぜ！」 この歌詞が好きだ。 ただ、誰が歌っても良い訳では無い。 絶対に問題なんてあるやつが歌うからこそ意味があると思う。 「問題なんてないないないぜ」 高校生。自室で割と泣いちゃうタイプ。 僕はそんな弱めの高校生だった。 当時、シンセサイザーの
