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ポジティブ思考はサステイナブルじゃない

こんにちは。GWも終わりの頃、いかがお過ごしでしょうか。

今回はポジティヴ思考についてです。これ、ここ半世紀くらい?凄く「崇められてきた」在り方の一つなのではないかと思っています。風の時代の時流に合わせてでもないですけど、少し考え直してみたいと思います。

これを読む前に

ですが、これをここで書くことによって、また想定しない反応をいただくかもしれません。もし、ポジティブ思考が最高の思考だ!と信じる方は、これ以上読まないことをお勧めします。ここで他の投稿へお移りください。読んでくだされば嬉しいですが、あなたを苛立たせるために書いたものではないので、そこをご了承ください。

客観的かつ冷静に読んでいただける場合(方)は、読み進めていただけると幸いです。

ポジティブ思考は、サステイナブルじゃない

「サステイナブル」とは、昨今はやりのSDGs(Sustainable Development Goals)でメジャーになったsustainableと同じで「持続可能」という意味です。つまり、ポジティブ思考は、長続きしないよ、ということです。

ポジティヴ思考に依存していた20年間

ですが、笑います。そういう私自身、実は、ストレングスファインダーという自己分析ツールの診断で、自分の性質として一番目に上がってくるものが「ポジティブ思考」なのです。

そう、私はポジティブの塊と言っても過言でない特徴を持った人間でした。だから、これを書くことで、まるで自分が持続可能じゃない、と宣言してるようなものかもしれません。笑

でも、そう、その通り。冷静に、ポジティブとネガティヴの「中心」、本当の私の視点からみてみると、持続可能じゃなかったです。ほんと。だから自分戦略にたどり着いてしまった。(感謝)

「7つの習慣」あたりから自己啓発マニアに

20年くらい前に「七つの習慣」という自己啓発本が日本でもベストセラーになりました。それまで、外見は明るいと言われたものの、実は、ネクラだった自分が、自己啓発本によって開眼した気がしたのです。その辺から始まり、大学時代の親友が、私のビジネス話に「くるみはんって、どこでビジネス勉強したの?」って首を傾げるくらい、それ系の自己啓発本を読み漁っていました。

その辺の自己啓発本、ポジティヴなあり方ばっかりで、当時、おそらく、新しい考え方、時代の流行だったのしれません。そして、それは私のみならず、日本の組織的にも(外資でしたが)そうだったかもしれません。啓発本の内容を真に受けて、その通りに行動していて、緊急性のある重要でないことより、緊急性が低くても重要なことからやる!なんて、自分の言葉のように理解して発言していました。おかげさまで、上司ウケはよかったような気がします。笑

それらの本は、感情の「か」の字もなくて、やるべきこと、あるべき姿、目標達成、時間管理、そんなのばっかり書いてあって、目の覚める思いで、それが「正しい」と信じて疑いもせずに、それを自分に刷り込んで信条としてやってきました。

私も世の中もガクッと

でも何か違和感があったんですよね。

当たり前ですよね。人間は「感情」がありますから。

感情はおきざりのまま、ノウハウばっか。笑

自分にハチマキして、毎朝気合を入れて、誰よりも「なりたい」「ありたい自分」を演じていたんですよね。自己啓発のポジティヴ思考を自分のものにするために。

でも頑張るほどに疲れていった。

ときにガクッと。。

家に帰ると起き上がれない時も。趣味があって気晴らしできてラッキーでしたが。

そして私だけでなく、世の中も疲れ始めていた気がします。

実は、ポジティブ思考の人ほどネガティヴ思考なんです

ポジティブばかりやってると、ネガティヴに引き戻されるんですよね。ネガティブだからポジティブにこだわるんですよね。

真実を理解すれば当たり前なのですが。当時は真実なんて、そんなものは存在しない、と思ってた。

でも、真実は存在しているようです。気がつくのに、それから随分かかってしまいました。

ありのままを受け入れること、それが真実

だったりするんです。私の言葉で言うと。

だから、30代は、生きづらかった、時に、すごく疲れて何もやりたくなくなることが多かった。疲れきって、抱えきれないような妄想に潰され、全部投げ出してしまいたくなる衝動も何度かあった。

ポジティブな自分しか認めていなかったから、そうなったのです。

そして、ときに、それを人にも強要する。会社や本部や部のミッションの名の下に。目標達成しない同僚とか、グループメンバーとかに。目標達成している輩しか認めない、みたいに。

土の時代には、ぴったりだったのかもしれませんが。。だから、土の時代に、ポジティブ思考は受けたのかもしれませんが。。。

燃え尽き症候群は理論だけでは超えられない

少し人生経験が増えた40代の時でさえも、目標達成後に燃え尽き症候群になった。燃え尽症候群って、20代、せいぜい30代に起きる現象と思っていた。それを超える理論を知っていれば、超えられると思っていた。

でも、今度は、理論を知ってても、学んでも、やる気が戻ってこない。目標達成してるのに、全然満足できない、全然幸せな感じがしなかった。

その憂鬱感は、偏った思考が私を本来のポジションに戻そうとしてくれている愛の重みだったんだな、って思います。

ポジティブ思考でいるとジェットコースターのようにやる気と無気力がやってくる。ガクッとくるのです。

だから、長続きしない。

「心が折れた」はポジティブ思考の成れの果て

「心が折れた」って、言葉、よく聞くようになったけど、本来の自分でなくて、ポジティブを演じ続けたあるときに、ちょっとしたことで、我に戻る、そんなときにガクッとくる心の状態をうまく説明しているなと思います。

本質思考で。偏ったあり方はリバウンドが来る

ポジティブ思考だけを述べてきましたが、極端なダイエットもほぼリバウンドが来る、これも本質は同じこと。

これらの本質を捉えると、物事の偏ったあり方は、人間の摂理に、宇宙の摂理に、愛の摂理に、神の摂理に、物事の摂理に適ってなくて、バランスが悪いから必ずその逆に引き戻されると言うことなのです。

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