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なんだって!直木賞候補作に入っていない!?そいつは納得いかないね【読後感想】太田光『笑って人類!』SF , 90点!!

面白かった!! それに、とても良かった!
間違いなく色物じゃない。傑作だ!!
直木賞だね。と思ったのに、まてまて候補作にさえ入っていないだと?
これには納得がいかないね。きっと、読んでいないのだ。もしくはそういう選考基準を満たしていないとか、たぶんそういう理由があるに違いない。
きっとそうだ。知らんけどww

2023年
 シビレル本
 SF
 90点
 13.5h

で、これね。先週も載せたけどもう一度。本屋で見かけたら買った方がいい。よく顔を覚えておいてね笑 僕はラッキーにも図書館で借りれたけど、そんなことなかなかありませんからね!
いや、約束しよう。僕も、買う。だって、また読みたくなる本だもん。

正直なとこ、さいごの方、よく分からないところもあった。というか設定を理解できなかった箇所があった。
が、そんなの関係ねえ!

どんな話なの? とか、聞いてくるバカ野郎(言葉が悪いね汗)に、上手に説明できる自信はない汗 だって、かなり壮大なんだ汗
って、そんなの関係ねえ!
(そもそも僕だけだろうか? そんな情報は、耳を塞いででも聞きたくないものだけどね!)

「結構分厚い本だよね。読むの大変そうだな。どのくらいかかった?」
「そうだね、僕は13時間半だったよ。でもその価値は十分にあるよ」
「ええ、どうしようかな。うーん、太田光って、爆笑問題のあの、うるさい人でしょ? なんだかなあ。って、13時間半って、私、読むのも遅いし、そんな読めないよ~」

ばかめ!(ごめん、また言葉が悪いww)
断っておく。心の声だよ。
作者を知れば中身が変わるのか? たしかに多少はそういうこともあるのかもしれない。でもね、小説は作品だ。もっと純粋に向きあえないのか?
嫌いなんだよ!
好きな有名人の誰々が出ているからこの映画観よ。
ああ、それでいいよ! その入りでもいいよ。
でも、その映画はどうだった?
感想はどうだ!? その映画は監督の作品だ。

そもそもだ。13時間半の時間の捻出方法を教えてあげるさ。日々の通勤時間と、昼休憩、すき間時間でもいい。ってかスマホでダラダラとネットサーフィン、SNS見て、だったりゲームして過ごす時間だよ、安心していい。君がどんなに忙しい身分だとしても1日1時間くらいは読書の時間に確実にとれるはずだ。そしたら2週間だ。もっととれてもいい。ただ、君がそれをしないだけだ。

もっとシンプルに言うよ。とても面白い本だった。

僕は、SFにジャンル分けした。
たぶん少しか、それなりの未来の話を書いた話だ。政治と世界平和と信念を書いた話と言えば足りるだろうか。秘書の桜ってのが、スラダンの水戸洋平みたいだった。いい味出してたね。

付箋も少しばかり貼ったが、引用は不要だ。面白い! とか、カッコいい! という箇所に貼ったに過ぎない。タバコのくだりとか、五代のとこなんて、コントだよ。ほんと、最高だった。

ここが嫌だとかも、なかった。95点でもいいんだけど、きっとそんなことしたら調子に乗っちゃう笑

そっか! わかったぞ! 直木賞候補作になんて選んだものなら、太田さん天狗になる。だからだなあ笑 サンジャポで暴れそうだ。まて、明日の放送でもなんで選ばれなかったのか、と暴れるかもね笑 楽しみだね。

ニヤニヤしながら書いている。
僕は、作家「太田光」の次作も読みたい。また、これまでにも小説を上梓しているようだ。ぜひ、それも読みたいな!

こんなふうに勝手気ままに書いたが、付箋のなかからひとつ引用しよう。
ちょうど僕の弁明みたいでいい笑

「その根拠が説明出来たら、きっと私は世界の全ての謎を説明出来る。残念だが、私は根拠を答えられない。だが、いつだって未来は、必ず面白い。断言出来るんだ」
「わからないよ」
「わからないから、面白いんだ」

太田光『笑って人類!』P319

面白い本を、あらすじで説明するのは3流だね。
熱量で伝えようぜ!
と興奮気味ですが、騙されたと思って読んでみて欲しい。ほんとうに、心からオススメする本だよ。こういう本に出合えて、僕は幸せだ。これで〆る。

以上、太田光さんにあてるファンレターでした! ↓これも、併せて読んでみて♪♪

そして
明日からはロバート・A・ハインラインの『夏への扉』を読む。わくわく。ハインラインデビューだ。読み終わったら感想を書く。

最後まで読んでくれてありがとうございます。
また次の記事も読んでくれたら嬉しい(過去記事も)。それではまた明日!

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