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日記 | ノンフィクションは外で読めない

 文通相手のおじさんから、今週は毎日手紙が届いている。
 一日に二通きた日もあり、ちょっと異常事態。昨日きた手紙はまだ開いてもいない。そして、中身を読みたくても字が崩れすぎていて、よくわからない。
    もしおじさんがno+eをやっていたら、間違いなく毎日投稿だし、多投稿である。
 今日も届くかもしれないと思うとちょっと怖い。どうか落ち着いてほしい。

 今月公募に出す長編は五度の推敲を重ねて、いよいよ送るだけになったかと思いきや、タイトルに悩んでいてまだまだ彷徨っている。タイトルによってはこの部分を変えようとか、色々考えてちょっと焦り気味。
 頼りの〝アドバイザー・知人〟は、元々考察の鬼なので、既に物語の内容理解については作者を上回っており、ある一人の登場人物が憑依したかのように語る。
 知人がなにか言う度に『誰やねん!』と叫んでいる。心の中でも、LINEでも。

 一旦落ち着くために、一昨日からもう一度新たに資料を探して読み込んでいる。
 昨日はカフェでノンフィクションを読んでいたら、予想以上にショッキングな場面で、倒れそうになってしまった。
 一気に血の気が引いた感覚は、初めてバイト先で貧血で倒れたときと同じだった。ここで倒れたらどうなるんだと焦って、壁のパンケーキのポスターを睨んで耐えた。

 ノンフィクション(ものによるけど)を外で読むのは危険。結構な頻度で涙してしまうし。今も、その悲惨な場面を思い出すとくらくらしてしまう。それは明日受ける婦人科検診と少し通じるところがあるからかもしれない。前情報では〝めちゃくちゃ痛い〟と聞く。前にも似たようなことをやって、意識が飛びそうになったから、今回もタオルハンカチを口に咥えて耐えようと思う。

    今日は気分転換に、高校時代の友人と会う。
楽しみ。






#日記

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