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aikoさんから応援されている気分で、今日もめげずに恋愛小説を書く。(エッセイ)

♪♪♪

aikoさんの曲を口ずさんでいる。

私のJポップに関する知識は、だいぶ前から更新されずにいるので、口ずさむ曲はとにかく古い。

音楽ストリーミングサービスを有料で利用しているが、基本的に「カフェBGM」とか「レストランで流れそうなJAZZ」とか、「クジラの鳴き声」「森の朝」みたいなものを小さい音で流すのみ。
いつでも最新の音楽を聞ける環境にありながら、そこにはいかない。
最近は音楽すらまともに聞かない。

今、aikoさんのかつてのヒット曲を口ずさんでいる自分に、「なんでaiko」と突っ込みたくなった。

おそらく、今私がaikoさんの曲を口ずさんだのは、各地で行われている花火大会と関連付けたわけでなく、SNSで流れてくる知人が育てるカブトムシの成長記録を見たからでもない。たぶん、今私が恋愛小説を書いているからだと思う。

「なんでaiko…」と同じテンションで「なんであんたが恋愛小説…」と、いつでも突っ込みを入れている私にとって、aikoさんの「恋愛」に携わる長年の功績は眩しい。

最近のaikoさんの曲を全く知らない。
だけど私にはわかる。
彼女は間違いなく、今も「愛とか恋とか」を歌ってくれている。
結局、最終的に行き着くところ、すべては「愛のうた」だと思っているけど、aikoさんはちょっと違う。

あえて壮大な愛のうたには行かず、身近なカブトムシに自分を重ね、花火を眺めて、ボーイフレンドから頬ずりされたりしたことを歌にしている。

aikoさんはすごい。
永遠にこの先も、やや腰をかがめてくるくる回りながら、酔っぱらいみたいな千鳥足ステップで「愛とか恋とか」を歌い続ける。

aikoさんがいつまでも変わらぬスタイルで歌い続けてくれる間は、私も自信を持って(?)恋愛小説を書いていこうと思う。



✧✧✧✧


「金曜20時までの恋人」はあと3話で終わりますが、最終話を読み終えたあと、少し戻ってもう一度読みたくなる、そんなところを目指しています。
そうなってくれる読者様がいたらいいな、と思います°・*:.。.☆





最後に…
aikoさんのファンの皆様。
一般的なリスペクト表現に多めのアレンジを加えています。どうぞ、寛大な心でご容赦ください。


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