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「気になる」から脱け出す方法

気になって気になって仕方がないことっていろいろあるわけですが、気になりますよね~。わかります、ぼくもいろんなことを気にしてしまいます。

ただ、気になることにこだわり過ぎると、人生うまく回らなくなってしまうことがあります。そこからどうやって脱け出すのがいいのでしょうか?

例えば、すんごく気になることに「痛み」があります。慢性痛とも言われますが、もともと痛みが発生したとき(ケガしたなど)とは別に、痛みが気になりすぎることで長い間痛みが続いてしまったりします。

気になることが習慣になると、痛みに目が向きやすくなって、ちょっとでも痛む場所に変な感じがあったら、「あ、これは痛みが来るぞ」と考え、その場所に目が向くので結果的に痛くなってきます。

気になる図1

これって、痛みに過剰に目を向けちゃっていますし、脳の誤作動というようにも言われています。じゃあどうしたらいいのでしょう???

気になること以外に目を向けてみましょう。

気になることを良くしよう、なんとかしようとすると、気になることに目が向くので、余計に気になってしまいます。そうすると、痛みの場合は痛くなってきますし、考え込む場合は余計に気になって考えてしまいます。

気になることが良くなったかどうかは、気になることが解消した後で振り返ってみることでしかわかることはできません。

気になることを解消しようとするのではなく、よりよく生活するにはどうしたらいいか?に注目を向けましょう。そのために…

日々できることを考えて、じっさいにやってみましょう。気になること以外に目を向けるためには、何かするのが一番手っ取り早いです。なんでもいいので、なにかしましょう。

1日の終わりによかったことを3つ紙に書きましょう。気になることはよくないことであることが多いです。気になること以外に目を向ける、つまり、よかったことを書き出すことが、気になること以外に目を向けることにつながりますよね。

マインドフルネスをしてみましょう。これは特別な方法なのでどこかでまたご紹介しますが、YouTubeなどでもマインドフルネスについて紹介されていますので、よかったら探してみてください。

下の記事も参考にしてみてください~。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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筆者 あおきしゅんたろうは福島県立医科大学で大学教員をしています。大学では医療コミュニケーションについての医学教育を担当しており、臨床心理士・公認心理師として認知行動療法を専門に活動しています。この記事は、所属機関を代表する意見ではなく、あくまで僕自身の考えや研究エビデンスを基に書いています。

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