青樹謙慈(アオキケンヂ)

気づきで築く自分の人生|憂世で生きる智慧|叡智の探求|仏教|老荘|神秘学|神智学|スピ…

青樹謙慈(アオキケンヂ)

気づきで築く自分の人生|憂世で生きる智慧|叡智の探求|仏教|老荘|神秘学|神智学|スピリチュアル|雑学・豆知識

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  • 創発共同マガジン

    • 7本

    多元的思考のクロスロード:創発マガジン Emergence Magazine: Collective Intelligence クリエイターによるクリエイターのためのクリエイティブライフ

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    • 92本

    楽しき時は楽しく、楽しからざる時も楽しく(日々是好日) 生きとし生けるものが幸せでありますように。 #憂世で生きる智慧 #仏教 #学び #最近の学び #気づき #日々の気づき #今日の気づき #名言 #格言 #ことわざ #人生 #今日の名言

  • 脳を刺激する!知的雑学トリビア・豆知識

    アシモフ流!思考を解き放つ雑学の世界|アシモフが示したように、知識とは単なる情報の集積ではなく、その情報をどのように結びつけ、理解し、活用するかによって価値が変わります。本マガジンを通じて、読者はさまざまな分野の知識を結びつけ、新たな洞察を得ることでしょう。 #雑学 #雑学メモ #豆知識 #今日の雑学 #学び #人文学 #教養 #トリビア #アシモフ

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    • 21本

    本の要約サービスflier(フライヤー)に倣ってはじめました。多忙な人が本の内容を効率的につかむことで、人生に役立つ知識・教養を身に付けていただくことを目指しています。ビジネス本に限らず幅広いジャンルを扱っています。 #川越つばさ本要約マガジン #本 #本紹介 #本好き #おすすめ本 #読書ノート #読書感想文 #読書 #読書記録 #読書日記 #読書メモ #本要約 #読書好きな人と繋がりたい

  • 仏教

    #仏教 #仏法 #禅 #瞑想 #マインドフルネス #宗教 #哲学 #生き方 #人生

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青樹謙慈(アオキケンヂ)自己紹介

Noterのみなさま、こんにちわ。アオキケンヂと申します。 先日(2024年5月初頭)からnoteを始めてみました。 『憂世で生きる智慧(うきよでいきるちえ)』を執筆しています…

組織はいつか全て無能な集団となる/ピーターの法則【憂世で生きる智慧】

ピーターの法則は、1969年にローレンス・J・ピーターによって提唱された。ピーターはこの法則をユーモラスかつ皮肉を交えて解説し、多くの読者に衝撃と納得を与えた。 ピ…

あなたの無意識が決める未来:アンコンシャス・バイアスとは?【知的雑学トリビア・豆知識】

アンコンシャス・バイアス: 見えない偏見との向き合い方 無意識のうちに持つ固定観念や偏見、これがアンコンシャス・バイアスだ。この現象は、私たちの社会生活や意思決定…

金魚が病気になったら水を変えてみる【憂世で生きる智慧】

金魚が病気になったら水を変えてみる 現状、自分が前進・進化している感じがなければ、 取り巻く環境を変えてみる。 水槽の中の金魚は自分で水(=環境)を変えることがで…

人格適応論《性格6分類説》エリック・バーン【知的雑学トリビア・豆知識】

性格とは 性格とは、人の行動や考え方を特徴づける、比較的安定した態度と定義する。英語の「キャラクター」(character)の語源は、印章を彫る道具を意味するギリシャ語…

聖書までコオロギ食を推している?【知的雑学トリビア・豆知識】

[レビ記:11章22節]の記述:日本聖書協会(1955年版)と新世界訳聖書(2019年版)の比較。 たしかに、『コオロギは食べて良い』とハッキリ書いてありますね。 バッタなど…

プロフェッショナルの条件【憂世で生きる智慧】

プロとは他の人が知らない、深い知識を活用して成果をあげる人 プロは学び続けなければならない 成果は自分の強みからしか生まれない 弱みを克服してもただの人 ピータ…

器量と度量【憂世で生きる智慧】

器量とは、まるで棋士が一手先を読むように、状況を冷静に見極め、適切な対処をする能力だ。これがリーダーに求められる理由は明白だ。リーダーはただの地位にとどまらず、…

両論併記問題【憂世で生きる智慧】

日本のメディアはしばしば、「両論併記」の原則に従い、オピニオン欄などで異なる意見を掲載することを好む傾向がある。これは、公平さを追求しようとする合理的な行動のよ…

太宰治と聖書【知的雑学トリビア・豆知識】

太宰の友人であった亀井勝一郎が 「『聖書』と太宰文学との関連を無視したならば、太宰文学の理解は不可能だと言っても過言ではあるまい」と言ったのはよく知られた話であ…

芥川龍之介とキリスト教【知的雑学トリビア・豆知識】

芥川龍之介、あの名作家の晩年にイエス・キリストへの興味を深めていたという事実は、意外と知られていない。それどころか、この事実は日本の文芸評論界ではあまり触れられ…

生きづらさ・ナウアンドヒアの苦しみから逃れる【憂世で生きる智慧】

極楽や霊界の存在について議論するのは興味深いものだが、実際にそれらが存在するかどうかは別として、それを信じることが今ここでの苦しみや悩みを和らげる手段となる。 …

人の愛は自己中心的!"真の愛"はいずこ……【憂世で生きる智慧】

愛は自分から始まり、徐々に家庭、友人、国家、民族、人類へと広がるが、決して無私ではない。なぜなら、すべての愛は自己を中心に発動するから。この【自我の存在】が愛を…

情報を正しく選択するための認知バイアス事典/情報文化研究所(2021/4/10)【読書ノート】 【読書ノート】

賢い人・偉い人も、「見たいもの」だけ見るとバカになる あなたは正しく情報を選択できているだろうか?自信があるという人こそ、この本を手に取ってほしい。認知を歪ませ…

桃太郎のおじいさんは山に芝刈りに…… 行ってない!【知的雑学トリビア・豆知識】

桃太郎のおじいさんは山に芝刈りに…… 行ってない! 『目玉焼きにかけるのは醤油かソースか論争』のように、昔から芝刈り派に対するバッシングは酷かったが、そんな不毛…

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青樹謙慈(アオキケンヂ)自己紹介

Noterのみなさま、こんにちわ。アオキケンヂと申します。 先日(2024年5月初頭)からnoteを始めてみました。 『憂世で生きる智慧(うきよでいきるちえ)』を執筆しています。 自己紹介極めて内向的で人見知りが激しいです。 世渡りが下手で、社会性がないことは自覚しています。 敏感で感受性が強く、いろんなことが気になります。 誰かのちょっとした発言(文章)、言葉づかいにも敏感に反応して、いつももやもやしていました。それで、そのもやもや感を、チラシの裏になぐり書きして言語化し

組織はいつか全て無能な集団となる/ピーターの法則【憂世で生きる智慧】

ピーターの法則は、1969年にローレンス・J・ピーターによって提唱された。ピーターはこの法則をユーモラスかつ皮肉を交えて解説し、多くの読者に衝撃と納得を与えた。 ピーターの法則によると、組織内の個人はその無能レベルに達するまで昇進する。つまり、最終的には全員がその職務に不適格な状態で留まることになる。 この理論が示唆するのは、時間が経つにつれて、賢明であるはずの集団が不可解な失態を犯す理由だ。 ピーターの法則は、組織が無能な集団に変貌するメカニズムを暴く一方で、無能レベル

あなたの無意識が決める未来:アンコンシャス・バイアスとは?【知的雑学トリビア・豆知識】

アンコンシャス・バイアス: 見えない偏見との向き合い方 無意識のうちに持つ固定観念や偏見、これがアンコンシャス・バイアスだ。この現象は、私たちの社会生活や意思決定に深い影響を与えている。例えば、採用面接、教育、医療の現場など、あらゆる場面でその姿を現す。 アンコンシャス・バイアスは、私たちの脳が効率的に働くためのメカニズムの一部だ。脳は膨大な情報を瞬時に処理するため、過去の経験や学習からパターンを見出し、それに基づいて即座に判断を下す。このプロセスは大部分が無意識に行われ

金魚が病気になったら水を変えてみる【憂世で生きる智慧】

金魚が病気になったら水を変えてみる 現状、自分が前進・進化している感じがなければ、 取り巻く環境を変えてみる。 水槽の中の金魚は自分で水(=環境)を変えることができないが、 人間は、自分の意志で環境を変えることは可能である。 水槽の中で泳ぐ金魚は、清潔な水が命綱だ。水が汚れたら病気になり、最悪の場合は命を落とす。これは人間にも通じる話だ。 環境が悪ければ、健康も精神も蝕まれていく。だが、幸いなことに、人間は金魚とは違い、自らの意志で環境を変えることができる。 人生におい

人格適応論《性格6分類説》エリック・バーン【知的雑学トリビア・豆知識】

性格とは 性格とは、人の行動や考え方を特徴づける、比較的安定した態度と定義する。英語の「キャラクター」(character)の語源は、印章を彫る道具を意味するギリシャ語の「カラクテール」(kharakter)であり、そこから「特徴的な印」という意味が生じた。 性格には遺伝が影響することが知られているが、子供時代の体験とそれに対する適応が性格を決定する重要な要因となっている。 心理学の進展 20世紀初頭の心理学では、主に心の病を抱えた人々の研究に焦点を当てていた。しかし、

聖書までコオロギ食を推している?【知的雑学トリビア・豆知識】

[レビ記:11章22節]の記述:日本聖書協会(1955年版)と新世界訳聖書(2019年版)の比較。 たしかに、『コオロギは食べて良い』とハッキリ書いてありますね。 バッタなど跳足がある昆虫は食べても良いが、跳足のないカブトムシやコガネムシなどは食べてはいけないようです。 イナゴやバッタなどの昆虫は6本の足を持っています。 レビ記11章20-23節の記述について、この部分で言及されている「四足を持つもの」という表現は、翻訳や解釈の問題から生じた可能性があります。 レビ記の

プロフェッショナルの条件【憂世で生きる智慧】

プロとは他の人が知らない、深い知識を活用して成果をあげる人 プロは学び続けなければならない 成果は自分の強みからしか生まれない 弱みを克服してもただの人 ピーター・ドラッガーの名言には、プロフェッショナルとしての道を歩む上での重要な要素が凝縮されている。 プロとは、他の人が知らない深い知識を活用して成果を上げる人のことだ。この深い知識とは、単に教科書を丸暗記することではない。経験と洞察を通じて培われた実践的な知恵である。 プロフェッショナルの道は一度得た知識に安住す

神秘学講義/高橋巖【読書ノート】

#川越つばさ本要約マガジン #本 #本紹介 #本好き #おすすめ本 #読書ノート #読書感想文 #読書 #読書記録 #読書日記 #読書メモ #本要約 #読書好きな人と繋がりたい

器量と度量【憂世で生きる智慧】

器量とは、まるで棋士が一手先を読むように、状況を冷静に見極め、適切な対処をする能力だ。これがリーダーに求められる理由は明白だ。リーダーはただの地位にとどまらず、絶えず変動する環境の中で、最善の判断を下すことが求められる。その判断が、組織全体の命運を左右することもある。 一方、度量はさらに奥深い。度量とは、心の広さや深さを表し、自分に向けられた批判や異なる意見を、ただの反発で終わらせずに耳を傾ける姿勢を意味する。この心の広さこそが、リーダーとしての真価を問う部分だ。なぜなら、

両論併記問題【憂世で生きる智慧】

日本のメディアはしばしば、「両論併記」の原則に従い、オピニオン欄などで異なる意見を掲載することを好む傾向がある。これは、公平さを追求しようとする合理的な行動のように見えるが、その結果、予想外の悪影響をもたらすこともある。政治社会学者の堀内進之介氏は、著書『善意という暴力』でこの問題をとりあげ解説している。 両論併記の問題点1.均衡の錯覚 両論併記は、対立する意見を公平に紹介することを意図している。しかし、この方法は、科学的事実や広く認められた真実と根拠のない主張を同等に扱

太宰治と聖書【知的雑学トリビア・豆知識】

太宰の友人であった亀井勝一郎が 「『聖書』と太宰文学との関連を無視したならば、太宰文学の理解は不可能だと言っても過言ではあるまい」と言ったのはよく知られた話である。 また上智大学教授であった村松定孝は 「……私事にわたるけれども、私が戦前戦後を通じて接した太宰との十年間の交際において、彼を訪ねるたびごとにほとんど聖書の言葉を口にしなかったときはないくらい、つねにキリストをたたえつづけていた……」と告白している。 また太宰の側近であり弟子の一人である小山清は、 「太宰がその

芥川龍之介とキリスト教【知的雑学トリビア・豆知識】

芥川龍之介、あの名作家の晩年にイエス・キリストへの興味を深めていたという事実は、意外と知られていない。それどころか、この事実は日本の文芸評論界ではあまり触れられない。だが、これは芥川を理解する上で極めて重要なポイントだ。 芥川の最後の作品は『続西方の人』というキリストについての作品であり、彼が自殺したとき、枕元にあったのは聖書だけだった。これは全ての日本人が知っておくべき基本的な事実だろう。芥川は自殺する直前までキリストについて書いていた。 7月10日に『西方の人』を脱稿

生きづらさ・ナウアンドヒアの苦しみから逃れる【憂世で生きる智慧】

極楽や霊界の存在について議論するのは興味深いものだが、実際にそれらが存在するかどうかは別として、それを信じることが今ここでの苦しみや悩みを和らげる手段となる。 古代エジプト人は来世を信じ、死後の世界での安息を期待してピラミッドを築いた。これが生きる意義やモチベーションを高めた。南無阿弥陀仏を唱えれば死後は極楽往生できるという念仏信仰もそう。 現代においても、宗教やスピリチュアルな信念が人々に安らぎを与える。病院のチャプレンやスピリチュアルカウンセラーは、患者やその家族に対し

人の愛は自己中心的!"真の愛"はいずこ……【憂世で生きる智慧】

愛は自分から始まり、徐々に家庭、友人、国家、民族、人類へと広がるが、決して無私ではない。なぜなら、すべての愛は自己を中心に発動するから。この【自我の存在】が愛を不完全にする。 愛とは何か。この永遠の問いに答えるために、まずは「自我」という概念に目を向ける必要がある。愛は人類の歴史を通じて、多くの哲学者や詩人によって語られてきた。シェイクスピアは「愛とは目で見るものではなく、心で見るものだ」と述べたが、心には常に自我が存在する。 愛の基本は自己愛から始まる。赤ん坊が最初に知

情報を正しく選択するための認知バイアス事典/情報文化研究所(2021/4/10)【読書ノート】 【読書ノート】

賢い人・偉い人も、「見たいもの」だけ見るとバカになる あなたは正しく情報を選択できているだろうか?自信があるという人こそ、この本を手に取ってほしい。認知を歪ませる現象の多さに驚き、偏った情報の受け取り方に気づくことができる。それこそが情報を正しく見るための第一歩だ。認知バイアスを知らなければ、自分が認知バイアスに陥っていることに気づくのは難しい。 本書は三部構成になっている。認知バイアスに関連する用語は数百以上存在するが、その多くは意味や用法が曖昧であったり、重複している

桃太郎のおじいさんは山に芝刈りに…… 行ってない!【知的雑学トリビア・豆知識】

桃太郎のおじいさんは山に芝刈りに…… 行ってない! 『目玉焼きにかけるのは醤油かソースか論争』のように、昔から芝刈り派に対するバッシングは酷かったが、そんな不毛な争いは今日で終わりにしよう。 おじいさんは山で「*柴刈り」をしていたのだ。 *柴刈りとは、山野に自生する小さな雑木や枝を刈り取ること、または刈り取る人を指します。昔の人々は、かまどなどの燃料として柴を利用していたため、柴刈りは日々の生活に必要なエネルギーを得る手段のひとつでした。煮炊きや風呂などの燃料用に薪や炭