しゃけ

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【日記】6月、上野にて

 日記のタイトルにもぴったりすぎたので使わせてもらっちゃった。上野YUKUIDO工房でのライブ、ラッキーオールドサンと工藤祐次郎の「6月、上野にて」にいってきた。6月2日(日)。  当初チケットが取れず、昼の部が追加されてもなお抽選で外れたが、友人が勝ち取ってくれていた。感謝。  友人と昼の上野駅で待ち合わせ、開場までまだちょっとあるなぁと話しながら会場に向かう途中、「餃子酒場」ののぼりが立った中華屋に遭遇。入店。メニューを眺めてしばらくして、「う~んやっぱりクラゲかな~」

    • 帰り道について その2

      『帰り道』 遠すぎたはずの風が いつの間にか 過ぎてくように 山積みのやさしい気持ち いつまでも忘れずいたい なんだか暑かった秋の終わり アイス食べながら帰り道 頭上からあの甘い匂い 思わず振り返った まだ咲いてたのかい うれしくなってしまって 単純だね 茜差すこの部屋で ひとつずつ思い出していた君 壁に浮かび上がる影を いつまでも眺めていたい もう一度はじめから あの日々へ会いにいきたくて 叶わなくて いつかさよならの夜風 胸いっぱい吸い込んで 歩いていく 寂し

      • 帰り道について

         先日の帰り道について。雨の降る帰り道、残業終わりで遅くなったので、いつもそうするようにスーパーに寄り、割引された弁当を買った。  ビニール袋に包んだ弁当を片手に抱え、傘をさして歩いていると、家に向かう通りが工事の真っ最中。通りの両脇の歩道で作業がおこなわれていたので、車道のどまんなかに柵で囲われた臨時の歩行者ルートができていた。当然、そこを案内される。結果、期せずして車道のどまんなかを割引弁当片手に悠々と歩くことになった。ちょっと、というか、かなり愉快な気持ちだった。またや

        • 【日記】ハトのキス

           異動先の優しいおじちゃん係長が「毎日9時とかまでやってるの?」「今日もこのあと残業いくの?」と、毎日心配してくれる。この4月から職場が異動になったけれど、前の職場がド繁忙期のため、時間外に応援にいっている。それで、身を案じてくれているのだけど、優しすぎて恐縮してしまう。ありがたい。  そんな新年度だけど、今日は奇跡的に早く帰れる日だった。職場を出て駅に向かいかけたが、気が変わって方向転換、通りの反対側へ。喫茶店に向かう。  いつもはお昼にハンバーグ(ときどきカレー)をたべ

        【日記】6月、上野にて

          【日記】3月17日

           3月17日(日)。古本屋を出た瞬間にめちゃくちゃ春の匂いがして うわ~~! と口から出そうになった。  すっかり春の陽気のこの週末(なんか季節の話ばっかりしてる気がする)、今日は起きてまず洗濯、一日の過ごし方を考えながらダラダラしたりウトウトしたりしてたら昼になった。  外に出て、ひとまず最寄りの古本屋に立ち寄る。3冊買って外に出たとき、さっきの うわ~~ を言いそうになる。横断歩道で信号待ちをしていたら、向かいの男の人が卵と肉と冷凍食品を両手いっぱいに抱えててなんかよか

          【日記】3月17日

          【日記】閏日が・・・

           2月28日(水)。いろいろな体調不良が重なったわたしは、喉痛・腹痛・頭痛を抱えきれず、残業中だったが職場を失礼し、帰宅。頭痛薬を飲んでそのまま就寝。  2月29日(木)。朝目が覚めたが、引き続きのいろいろな痛みで起き上がれず、恐縮しながら職場に休ませてほしい旨を連絡。そのまま就寝。  途中何度か目覚めたものの、結局回復せず、夕方5時頃まで布団の中にいた。起き上がり、完全に“今日”が消えてしまったな・・と思ってたら気づく、今日が閏日だということに。本来存在しない日の存在を、

          【日記】閏日が・・・

          気づいたら冬に

           気づいたら冬になってしまった・・。先日の雪は、都心でも7cm積もった。風も吹き付けていて歩いているだけで雪だるまになってしまう勢いだったので、写真も撮らずにおわってしまった。翌日になると街のあちこちに雪だるまが出現していたが、その後降った雨で夜道ではほとんど消えてしまっていた。  ここのところは、仕事が繁忙期に突入、時間を売り飛ばして過ごす日々。もう何年もこのワークスタイルだけどいまだに生活のコントロールが下手くそで、心の余裕がなくなりがち。そんなときは、やっとカレンダー

          気づいたら冬に

          夏、足掻き、秋

           先日、ひさしぶりにヘッドホンを外して仕事からの帰り道を歩いたら、セミの鳴き声だらけで、夏休みの音がした。  っていう下書きが残っていた。  あっという間に9月に入り、その瞬間から、セミから秋の虫にバトンタッチしてしまった感じがすごい。朝家を出たときもなんとか耳をすましてセミの声を拾おうとするけれど、その頑張りも虚しく、聞こえてくるのはリリリリリリ・・のほうだ。  毎年、夏の終わりは足掻いてしまう。  日差しが強ければ率先して肌を出し、アイスを食べながら歩き、夏の曲を聴き

          夏、足掻き、秋

          おもしろいおばさんになりたい

           今日、仕事おわりに後輩が「ゴルフやって、サウナいって、家系食って帰ろ!」って話してて、思わず「元気だねぇ」と言ってしまって、自分がおばさんみたいだった。まだ20代のはずだけど。  彼は家が遠いにも関わらず、毎日(たぶん)欠かさずゴルフかベースの練習をしてストーリーをあげている。仕事だけで一日をおわらせない、とても理想的な社会人。  かくいうわたしも、今日は退勤後に映画館にいった。半年近くが繁忙期の職場なので、平日夜に飲み会以外の予定を入れたのはひさしぶりだ。  ずっとみよ

          おもしろいおばさんになりたい

          生存確認のための

           日々に流されてあっという間に時間が過ぎてしまうことへの危機感が、以前からあった。  人生どうせいつか終わるんだから、とも思いつつ、やっぱりどこか焦りがある。  と思いきや、流れに身を任せるのもありだな、ともとのスタンスに戻ったりもする。  うまく生きられない、と悩み凹むことがある。日常の些細なこと、たとえば洗濯を回したまま寝落ちて深夜に目覚める、みたいなときだったり、もっと人生スケールのことだったり。  一方で、うまくなんて生きてたまるかって思ってる自分もいる。  それで

          生存確認のための