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【日記】6月、上野にて

 日記のタイトルにもぴったりすぎたので使わせてもらっちゃった。上野YUKUIDO工房でのライブ、ラッキーオールドサンと工藤祐次郎の「6月、上野にて」にいってきた。6月2日(日)。

 当初チケットが取れず、昼の部が追加されてもなお抽選で外れたが、友人が勝ち取ってくれていた。感謝。
 友人と昼の上野駅で待ち合わせ、開場までまだちょっとあるなぁと話しながら会場に向かう途中、「餃子酒場」ののぼりが立った中華屋に遭遇。入店。メニューを眺めてしばらくして、「う~んやっぱりクラゲかな~」って話す彼のトーンが、完全に定番メニューを挙げるひとのそれで、「そのトーンでいくなら『やっぱり餃子かな~』なのよ」とツッコんでしまった。しかもメニューにクラゲはなかった。相変わらずツッコミどころが多くて最高。
 結局二人とも空腹具合が微妙だったので、ビールを飲みつつきゅうりとよだれ鶏をつまみながら、近況をあれこれ話した。彼は、学生時代の音楽サークルの同期で、社会人になってからもライブにいったりギターを弾いたりする仲の友人。最近はふたりで気ままに曲を作ったりライブに出たりもしている。
 そんな彼は絶賛結婚式の準備中であり、式で音源を流す用に工藤さんのCDを買わねばらしい。工藤さんが流れる式なんて素敵すぎやしないか。ALの花束も流すらしい。そんなん泣いてまう。わたしも流したかったのに。(?)
 式にはわたしも呼んでもらえる予定で、余興ではいっしょに歌もうたうことになっている。たのしみ。

 そんなこんなで開場時間になり、お初の会場・YUKUIDO工房へ。もともと工場だったというコンクリの壁の会場は、入口にはグリーンが生い茂り(植物屋さん併設だったらしい)、中は吹き抜けになっていて、すでに最高の雰囲気だった。ハートランドを片手に、最初のステージはラッキーオールドサン。みるのは今年はじめの東高円寺UFO CLUBぶりだったけど、今回は会場の雰囲気ともマッチしまくりで本当によかった。ひさしぶりに街の人が聴けたのもうれしかった。そろそろ観返したいなと思っていた映画『街の上で』のDVDを、近々観ようと思った。

 工藤さんは本当にひさしぶり、調べたらたぶん5年前の壮平さんとの対バンが最後だった。それでも安心してしまう包容力満載の歌と、楽しすぎるスリーフィンガー使いのギター。途中からは雨音も響き始めて、コラボがとてもよかった・・わたしもちょうど自転車を新調したいと思っていたので、梅雨が明けたら買いにいこうかな。(河童の六月だったかな?にそんな歌詞が出てきて、そう思った。)
 アンコールでは貴重な二組~少し音量を抑えた工藤祐次郎と二人の妖精~のセッションを拝んだ。工藤さんの船が見えたら、ラッキーにもすごく合ってて、とてもよかった。

 終演後、物販列に並ぶ。この日、工藤さんのぺっこりレコードが数枚あるということで、残ってたら買お~と思った。ぺっこりレコードとは、最近出したレコードが、一部運送会社のミスで角が凹んでしまい、通常販売できなくなってしまった分とのこと。ちょうどまだ持ってなかったので・・と思って並んでいたところ、なんとわたしのターンでラス1。わたしの後ろに、ぺっこりレコードがほしいと並んでいる男女。・・・!結局、しれっと譲ってしまった・・・徳、積んだということで。
 友人は無事CDを購入、「結婚式で使っていいですか?」と工藤さんに聞くと快諾してくれていた。よすぎる。わたしに気づいた工藤さん、「夫婦?」と聞いてきたので否定したら「紛らわしいことするんじゃない!」とやや怒でした。すみませんでした。。。笑

友人「みて!白鳥がおめでとうって言ってる!」

 会場を出るとまあまあな大雨、友人とそそくさと上野駅へ、駅で別れ、家路に着いた。この日はなんともできすぎたスケジュールだが、そのあと夜にギターレッスンの予定があった。ギタリストをやっている職場の先輩に、レッスンして~って冗談半分で言っていたら本当にしてくれることになったのだった。西荻のスタジオに出かけるまでの少しの時間で、上がってきたこのモチベを逃すまいと、今月中に完成させたい曲作りに取り組み、Aメロができた。
 レッスンでは、ロックとジャズとクラシックを織り交ぜられながら、これまで勉強を疎かにしてきたコード理論を中心にいろいろ教わった。課題曲もたんまり出て、これは今後が楽しみだけどめちゃくちゃ練習しなきゃだ。
 こんな幸せなことはないんだけど、最近やりたいこととやらなきゃなことが渋滞してて時間がぜんぜん足りません!

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