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目次のない章 / 20240627thu(1358字)

創作メモ:⑤-Ⅺ

小説《上陸者》のなかの小説《セナノート》のなかに芽生えた小説《ガクトのスケッチブック》がセナノートを侵食する(脅威)。

夢(脳)にアイデアが一度植え付けられたらもう除去することはできない。
映画「インセプション」より。


五次元に展開収縮するX セナノートの端切れ
★         片腕のタクシー乗務員
彡    道の駅関ヶ原、暗殺者ヒロちゃん
※            自動ドアの前で
♠️         黒いハイエースのなか
?  おれたちはどこからおれたちなんだ?
⬅︎      。すまきてっやが崩雪らか前
♡            恋する少年たち
♧     ブルマダグル星人と交流するセナ
☆           筒抜けすぎる情報
♦︎            闇を走る車たち
☀︎    義一の悪夢、お天道さまと桃太郎
♣︎          雨乞いを始めるセナ
♬  対決!ジャズVS大鳥居VS巨大ツバメ
♻︎     僕らの世界をキョムから救え!
*              黒幕、現る
▼           銀次のお∞度参り
◉             ガクトの悪夢
■            蟹汁の坩堝から
∞        遍くみんながやってくる



六章での化け物(ブラックホール反物質核爆弾)になったキム。

ガクトの乱入(闖入?)がきっかけで、セナノート《第二部》を侵食(文脈)を変えてしまった。そのせいでストーリー(結末)が分離してしまうことに。笑。

ガクトがいない場合➡︎《上陸者たち第三部》年末までに書こう。
《ガクトの物語の続き》(書かない)

このアイデアの大元は、フリオ・コルタサル(アルゼンチンのノーベル賞作家)『石蹴り遊び』だ。


『石蹴り遊び』は冒頭で《筆者》が読者に読みすすめ方を提示する。
⑴ページの右下の数字に沿って読みすすむ。
⑵それ以外のページは「端切れ」だ。読まなくともいいが、すべて読めばまた新たな見方(解釈)が生まれるだろう。

このアイデアが日本で爆発的にヒットし記憶がある。
ぼくが小学校の頃(1980年代)だ。

■□

例えば「青ねこ名探偵のカラフルレストラン殺人事件簿」
(蒼井の架空のゲーム小説)

128頁:
はっはっはっはぁ。きみはずいぶんと長い廊下をくねくねと走ってきたわけだが。この第三の宴会場にもどってくれば、そこはもぬけの殻だった。「ここで事件を解決するに重要な《フクロウ型の白い鍵》を銀色のナイフと引き換えにきみに託す」そう言っていたイヌワシ警部に、きみはまんまと逃げられてしまったわけだ。きみがもつ手荷物のなかは銀色のナイフひとつしかない。おい! 前をみるんだ。壁の張り紙を! 《容疑者は銀色のナイフをもっている! と書かれてある。なんっと! これできみは第一容疑者になってしまった。これは罠か? 真犯人はイヌワシ刑事かも知れないぞ。おっと、そんなこといっている場合じゃないぞ。目の前を見るんだ! きみの目の前に、三つの扉がある。さあ、きみはどの扉にすすむ?

緑の扉➡︎29ページへすすめ!
赤い扉➡︎301ページへすすむんだ!
黒い扉➡︎3ページへ急ぐんだ!

小学校のころ何冊か読んだ記憶がある。
おそらくこれは「石蹴り遊び」からの発想(モロパクリ)だ。

■□

短歌:
あの頃の
ゲーム小説
懐かしい
大人になって
本家で唸る

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