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本田すのうさんと創作大賞2024

 いつもの如くねたばれを含む感想文となります。

 今回はネタバレの中でもやっぱりエッセイ多めでネタバレ率が高いので、全く本田すのうさんを知らない方はまず作品を読んできてからお願い致します。



 今回、本田すのう様というライター様を紹介させていただくのにはこっそりとした理由がありまして・・・(別に忖度ではないw)

 実はこの方、私が(勝手に)尊敬するみくまゆたん姉様のお仲間さんでして、今まで全く接点なかったんですが、密かにストーry(以下略)

 本田さまはものすごく着眼点が良いんです。そして、紹介文が良いので、なぜか自分の好きなジャンルじゃなくても読みたくなる。う、うまい・・・  

 なので、今回の創作大賞は半分くらいすのう様が書いた「創作大賞感想文」から飛んで読みに行きましたw(本当に感謝です!!)

 私も彼氏も野球ファンなので、いきなりこの題名にぐっときた。
 しかも、大谷翔平のグローブですよ!!!!もう鼻息フンフンしちゃうwww(例の各小学校に配られたという粋な計らいのやつですね)
 そうそう、うちも運動音痴の兄貴がクラスで野球やらなきゃいけなくて自宅の車庫前で簡易ネットとサランラップの芯でやりましたけど、なかなかボールって当たらないんですよね。可愛い。
 カラーバットゲットまでは良かったが兄弟同士で取り合いの喧嘩。めちゃわかるwwwwうちの姉のところ3人男の子だから毎度取り合いカオスだわw
8日目、面白いので腹抱えて笑う。
 そりゃそうだ、私も初めてロッテファンで追いかけた時ライトとレフトすら理解してなかったし←問題外

 そしてすのうさん、めっちゃアクティブwwwいきなり初心者でピッチャーできるのが格好いい!!!(私は投げ方が悪いのか10m以上飛んだことがない)ツーベースヒットの快感。あれ、もしかしてこれからレディースチームでも出来ちゃうのかな?と思いました。
 さらにママ審判になる。かっこよすぎじゃないですか??
20日目、次男くんはサッカーのユニフォームに着替えてから野球に行く。
 
もうね、大谷くんもびっくりな二刀流だよ。いや、三刀流か?

32日目
 ここまで子供目線で一緒に頑張れるママさんなかなかいません。大体は学校に頼まれてローテーションで何かしら当番したり、応援するくらいじゃないですか。でもすのうさんは監督でピッチャーでバッターで審判で・・あれ?(困惑)

 最後の子供が得たもの、ママが得たものに爆笑させて頂きました!
 もうね・・・シミは辛い(´;ω;`)ウッ…野球応援に毎度毎度行きますけど、ハマスタで夏はこんがり焦げパンになってきます。


 ゴリラの生き方、なるほど関心。私も媚へつらうのは嫌いだし、自分が尊敬する人の下で働きたい。残念ながら、20年働いた看護師生活を振り返っても「この人の下でずっと働きたい」と思った人はいなかったな。「この人がトップだったら働きたい」はあったけど。

人間の社会はサルと、チンパンジーと、ゴリラと、オランウータンが共存しているような状態なのだと思っている。

本田すのう 

これが本当に分かりやすい例えだ。(いや、多分この上の文章だけ見ても伝わる人は伝わらないから、結局エッセイ読んでwww)

シルバーバックになれないゴリラの話が一番納得した。運動部って上下関係あるあるなんですよ・・
 そしてリーダーを間違えてはいけないの言葉に心臓抉られました。うん、思いっきり元カレの女友達に詐欺られてるやwwww 
 そして派遣先の人の話に感動。いい!言葉尻をそっと変えて精神的負担を軽くしてくれる上司は本当にできる人!!うちの職場にも来て欲しい。私じゃジャンルが違うからどうしてもねえ・・・
 最後までブレないすのうさんの自論がめっちゃ好き!!!尊敬できるリーダーの下で私もぬくぬくしたい・・・(おいらも末っ子なもので(´・ω・`)

 泣いた。(´;ω;`)
 

 「加藤家~かく~ん」「加藤家~かく~ん」
 からはじまるジャイアントスイングですね? あれ、ほんと大変なのよ。怪我しなくてよかった。 
 お父さんに似ているのが嫌なのかと思いきやまさかの展開。息子様にも脈々と受け継がれているのがすごかった。6歳の子が「ネギがない焼き鳥なんていらない!」って言うのがもうこいつぁ将来大物になるなwという予感しかない。20歳待たずしてきっとママと美味しくお酒を飲める日が来るでしょう!

 ベリーダンスの話。私、人生で一度だけベリーダンスを見たことがあって、作品でも先生が語っていたけど『情念』のダンスなんだ。
 内に秘めた激しい思いを全身で表現してぶつける。凄い人の踊りを見るとエロい、綺麗ってだけじゃなくて、息が止まる。心が抉られる、魂が震える。口を開いただけで言葉が聞こえてきそうなくらい。吐息の色まで見える。―ーここまでくる。
 多分、すのうさんが見た彼女の踊りというものがそれを全身と魂で表現していたんじゃないかな。私もプレイヤーではなく見るのが好き。一度だけ派遣看護師でご一緒した方もベリーダンサーだったけど、彼女のオンオフの違いは凄かった。やっぱり内に秘めたものってすごいな。私は相撲部屋の体形なのでもうナントモカントモ・・・

 イライラしてる時にほっこりしたものを見るとなんだかさっきまでイライラしていたのがどうでも良くなる。
 子供の泣き声ってダイレクトにくるから本当につらい。
 でも可愛いワンピース着て、なんでスポンジ直接持ってたんだろう??笑いをありがとう見知らぬ彼女!

 まずはお子様を3人産み育てていることが凄い。うちの先輩も血圧70台がベース。時々私のかごから血圧計を持って行って「今日は80あるからまだ動ける」と笑って仕事に戻る。
 若いころの低血圧は病気ではないと分かっていてもぶっ倒れて吐いてめまいして台風と雨に左右される体って本当にしんどい。
 三男を送り届ける間にほっこりした幸せに身体を癒しながら日々奮闘しているすのうさんを垣間見ることができます。

 くやしさをバネにして違うところにストレス発散。自分にシャッターを下ろして、それ以上余計に介入しないの自衛の基本。
 すのうさんがやめた後のこのカレンダーがどうなったのか気になる・・w
 誰かがおもてなししているのかな~(゜-゜)

 えっと・・・すのうさんって天才かよ?
 漫画原作部門と書いていたので、てっきり何かの漫画の画像?で展開される話かと思いきや、技が厨二全開ですげえ。しかも引用部分に「説明しよう!」と誰かのボイスで乱入してきそうなしっかりした内容が書いてある。

 私が扱う「ヘルプフルインパクト」は可愛い先輩が出勤している時に張り切って男性対応のお客さん一人で抱えちゃうぞ★うへへ、可愛い先輩に「いつもごめんね、ありがとう(涙」と言われると萌える。やっぱり私は中身オッサンかも。
 龍の知識やばいな。歩く辞書だ。

しかしちょっと聞いただけで100以上の圧力で返してくるので心して聞かないといけない。

エクスポーションノウレッジ

 最後まで色々と能力が登場しますが、子供の『多様性』を厨二全開のスキルで表現しているのが本当にこの発想の豊かさ。すのうさんが柔軟な発想力だからこそできたのかな。
 最後の可愛いハロウィーン衣装に身を包んだ写真がとってもかわいかった。

 アスペルガーとADHDに着目してその名前だけが独り歩きしないよう丁寧にわかりやすく、そして読者を楽しませてくれる作品になっていました。
 間の取り方、会話のテンポが子供の兄弟喧嘩がぽっと出るのですごく心地よい。字の文少な目なので会話を楽しむ感じ。あと厨二スキルが堪らん。


 本当に、この方は何でも書ける。すごい・・・いや、ママさんで野球やって子育てして家事育児にライターとえっと、えっと・・・いつ休んでいるんだろう(困惑)
 書ききった感があると思いますので、まずは暑い夏のさ中お体ご自愛くださいませ!
 そして創作大賞のイベントが終わったら盛大に頑張った自分へのご褒美を!!

エッセイの感想文って匙加減がわからず、大変失礼に当たってしまった際は即消しますのでご了承願います。

 

 すのうさんの創作大賞に対する熱き思いはこちらからどうぞ!

 たくさんの素敵な作品をありがとうございました!

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