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【17話】日常生活をちょっと変えるだけ。言語化が苦手な人の克服法

「こんな時なんて言えばいいのかな…」

「違うって思われたらヤダな…」

「部下に頼りないって思われてないか心配」


言語化が苦手だと、
会話にこんな不安をもってしまう。


「もっと上手に話せたら、みんな慕ってくれるのに」

「話せるようになったら、
チャレンジしたい事が沢山あるのに」


でも、今更克服なんてどうやって…

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17話目は、

【言語化の苦手意識を克服するには、
無意識な感情を理解する】

というお話。


言語化が苦手な理由って、

・人と話す経験が少なかった
・内向的な性格の問題

という事が原因だと思ってませんか?


確かにそれも1つの要素ですが、

もっと重要な事があるんです。


それは、

「自分はこういう人間だから」
と言える部分が、

他の人より少ない

という事。

実はこれが、
言語化出来ない大きな原因なんです。



わかりやすく言うと、

『自分の意見を持っていない』

という事。


人は、
世の中の様々な情報を受け取った時に、

「自分はこう考える」
「自分はこういう感性を持っている」

という”判断基準”を使って、


自分の意見を伝えます。


街で些細な会話を聞いても、

「でも俺、あの先生の授業苦手なんだよねぇ」

「玄関で靴揃えて脱げない人は無理ー」

とかいう会話で溢れてますが、



これは全部、

「自分はこういう人間だから、こう考えるんだよね」

という根本的な部分にたどり着きます。



その判断基準が少ないと、

自分はどんな感性を持っているのか理解していない
=自分の意見を人に伝えられない
=言語化が弱い

と言えてしまいます。



そして、
言語化が苦手な状態は、
ビジネスにおいて大きくアドバンテージを受けます。



ビジネスは、
コミュニケーションが重要です。

自分の意見が言えない
=自分のどこにお客さんが共感すればいいかわからない

という状態になってしまう。


会社においても、
部下を育てられず、会社にも意見を言えず、

「部下に追い越されてしまうんじゃ…」

「奥さんになんて言おう…」

そんな不安状況を生んでしまいます。




僕も数か月前までの
30年間、

ずっと言語化に苦手意識を持っていました。


ただ、
今回紹介する方法を2か月意識しただけで、


端っこで肩を丸めて縮こまるしかなかった僕が、
今では、自分の意見を伝えられるようになり、

「もっと人の価値観を知りたい!」
と、コミュニケーションをとる事に積極的になれました。


そんなお話をしていきます。


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僕が、
言語化に苦手意識がある事に危機感を持ったのは、

メンターから習い始めた頃のmtgでした。


こんなスラスラ話せるのか…

めっちゃ理解しやすい…

悩みを聞き出すの上手いなぁ

色んな考え持ってるんだな…


夢中で話を聞きながら、
そんな事を思っていました。


自分もこんな風に、
堂々と話できるようになりたい

そう思ったとき、


言語化苦手なままで
同じように話せるのか…?

いやいや、
今のままじゃ無理じゃね???


という不安感情も芽生えてきたんです。


これがきっかけで、

「言語化の弱さを克服しなきゃ!」

と決意しました。



その事はメンターにすぐ相談。


そしたら、

「日々の無意識な行動を意識的にする練習をしましょう」

という提案を受けて、
僕の克服修行は始まりました。


「日常生活の、
出勤中・仕事中・帰宅中・家での時間で、

無意識にどんなことを考えているのか
どんなものを見て感情が動いたのか

を毎日振り返ってみましょう」


こんな事で言語化が上手くなるのか?

という疑問もありましたが、

まず始めて見る事に。


通勤中、、、

あれ、なんで今あの看板みたんだろう

仕事中、、、

今先輩に指示された、どこにムッとしたんだろう


こういった訓練を毎日行っていく中で、

なんか自分の知らない自分を
見つけている気がして楽しい!!!

という感情が出てきました。

無意識な自分の中には、
自分の潜在的な感性や、価値観が隠れていたんです。


楽しいと思えるのは、継続のコツで、
2か月くらい続ける事が出来たんですが、

その頃やっと
成果が見えるようになってきたんです。



ふとmtgの中で、

あれ?いつもより自分の話が出来てる??

と、
自分の意見を伝えられている事に
気付ける機会が増えました。


他にも、
誰かと2人になっても会話が続くようになったり、


仕事での会議で急に意見を求められても、
「僕も同じ意見です…」
と逃げず、
落ち着いて自分の考えを話せるようになったり。


日常生活の中で、
無意識なものを意識的にする事で、

自分が物事を判断する基準が少しずつ
作られてきたんです。



そして今では、
「もっと他の人の価値観が知りたい!」
と、セッションやzoom通話を自分から誘えるようにもなり、

少しずつビジネス仲間を作れるようになってきました。



もしあなたも、
自分の言語化能力に不安があるなら、


日常の無意識に過ごしている時間の中で、

『どんなことを考えていたのか』

『どんなものを見て感情が動いたのか』

という事に焦点を当てて、
振り返ってみてください。


あなたの、判断基準が見つかり、

自分が情報や物事に触れた時、
その基準を使って自分の意見が伝えられるようになります。


感想お待ちしています

では、また次回!

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