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22.家族にアーユルヴェーダ食を振る舞う(復習)〜2024.6月〜

《本日のディナー》
・夏野菜のペンネ
・アスパラガスのクリームスープ
・バナナ、オレンジ、アボカドサラダ
・さつまいもとにんじんのカルダモン炒め
(+色々…)


習ってきたアーユルヴェーダ食を家族に振る舞うシリーズ。このシリーズ投稿は5回目です。

今回のメイン料理はパスタです。
アーユルヴェーダ食はインド産の食材やスパイスを使うだけではありません。その季節、体質に合わせた食事を摂り、消化する体を目指していきます。その為、和食でも洋食でも中華でもアーユルヴェーダ理論にあったもので食べ物であればオッケー!と、先生は言います。(アーユルヴェーダは寛容!)

実は私、基本和食が好きで、主張強いスパイスてんこ盛りな料理は苦手。品よく素材を活かしたお料理かつ、スパイス&ハーブを生かしたお料理がワクワクします。それはさておき、本題へ。

さて、季節は梅雨時期です。
今回は梅雨時期を快適に過ごすためのメニューです。では、調理開始。


はじめに、スープとパスタで使うベジタブルストック作りに取りかかる。30分ほど煮て出汁を取る。スープを別に取り、さつまいもと人参を取り出し、ギーとカルダモンで味付けする。ギーはヴァータ、ピッタ鎮静させる。

野菜出汁スープ。
ネギ、セロリ、さつまいも、にんじん使う。
セロリの葉も、もったいないから入れてしまう。
野菜の量に対して鍋が小さいね。

スープのアスパラを茹でて、ミキサーにかける。塩コショウのシンプルな味付け。仕上げに生クリームを垂らす。
おしゃれなレストランで出てくるような仕上がりを想像したが、生クリーム見事に分離。アスパラをもっとふんだんに使って濃いスープにすればよかった。ま、しょうがない。


メイン料理はペンネを使用。合わせる具は野菜のみ。教室ではオリーブオイルにネギを入れ、ネギオイルで野菜を炒めたが、自宅ではニンニクを使う。ニンニクはラジャスな食べ物であり、激性が増す。しかし、企業戦士(?)の私は必要な時もある為使用してみた。
(辛味のニンニクはピッタ憎悪する食材であることは間違いない。どちらを選ぶか。アーユルヴェーダ食は6味、バランス良くとりいれることも大事。…と自己肯定。)

フライパンでズッキーニやパプリカ、インゲンなどの野菜を炒め蒸して、ベジタブルストックを少し入れて、ペンネと合わせ炒め、塩コショウとレモンを絞って完成。


次にサラダづくり。サラダというより、デザート近い。これがものすごい美味しかった。オレンジの酸味とバナナの甘み、アボカドの油気、全体的にベタベタしているところに香り高く、食感がジャリジャリするクミンシードを合わせる。酸味が甘みを引き立たせ、クミンの香ばしさがなんとも美味。

作り方は簡単。バナナ、アボカド、オレンジをボウル入れ、乾煎りしたクミンとレモン汁を入れて和えるだけ。超おおすすめ。アボカドやバナナが酸化しないよう、直前で仕上げるのがポイントだ。

急いで撮ったら、ピンボケ仕様。苦笑。
オレンジの皮をむくのが面倒だけど頑張ろう。
バナナにクミンを振りかけて食べるとよく眠れるそう。

よし、完成です。\(^o^)/
今回は、写真撮影用に自分の皿だけとりわけて、表紙に写真に使用しました。家族にはペンネ、スープ以外はセルフサービス方式で食べてもらいます。お腹が空いているので、一人一人の器に盛るのは、子ども以外の大人たちは各自やってねってことで省略。
そして、アーユルヴェーダ食ではない料理も混ざっています。苦。

映えない雑な置き方とお皿です。
我が家は大皿におかずを入れて、とりわけするスタイル。
アーユルヴェーダ食以外に下記のメニュー作る。
(酒飲み夫と子供たちの好きなものも入れないと…💦)
・鶏手羽のお酢煮
・豆腐と小松菜の煮浸し
・きゅうりのコチュジャン漬け(娘作)

写真を一生懸命撮っていると、「(写真取って)5分経ったんですけど。いつまで撮る気?」と夫や娘に呆れられる。5分も撮ってる?そんなに?
5分も撮ってるのに良い写真が撮れないこのセンス。笑うしかない。

自画自賛ですが、作った料理は美味しいです!!
今回の料理は素材の味が活きてました。幸せ感じる瞬間です。

ではまた来月も作ります♪
ではまた。


〈アーユルヴェーダ豆知識〉
梅雨時期はピッタとヴァータが増え、体調も乱れる。両ドーシャいずれも軽い軽質。そのため、体調を安定させるために、反対の性質である重性を取り入れる食事が良い。(今回の料理には、生クリーム加えたり、パスタを取り入れたり。重みを意識)

ピッタは火の要素、ヴァータは動きのある風の要素エネルギー。ピッタ・ヴァータの鎮静を図るためには両者に良い、甘味を意識する。(ただし、甘みといっても砂糖摂取するのではなく、穀物などを取り入れるという意味。パスタも甘味)

生姜を含むスパイスのほとんどは、ピッタ要素を上げてしまうため、梅雨から夏の季節は全般的にスパイス量を少なく摂取するのがポイント。

夏は火のピッタ要素の乱れを減らすため、甘味・苦味・渋味重視の食事が体に良い。そのため、激辛料理や酸味の強い食事は夏に適していない。
キュウリ、シソ、インゲン豆、みょうが、ピーマン、スイカなどはとても良い。(夏の畑から収穫できる野菜は人間の体に適していることが分かる)

アーユルヴェーダの先生がいうには、夏代表野菜のトマトとナスは、南米の発祥。アーユルヴェーダでは、生で食べることはない。特にトマトは酸味強いので加熱して甘みを出すのが夏の体には良い。

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