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「50代からの未来」への「言葉」

あなたに「座右の銘」ってありますか?
私は「無い」と思ったのですが、
これがもしかしたら「座右の銘」なのかな?と思いました。

心に太陽を くちびるに歌を


中学卒業の時に、当時の校長先生が書いてくれた言葉です。
卒業生全員に(と言っても40数名と少なかったけれど)
全部違う言葉を、色紙に書いて渡してくれました。

ありがたいことでした。
と言っても、当時はそう思わなかったけれど。
もらった時に感動したとかもなかったです。
色紙はとっくの昔に、なくしてしまっています。

でも、その言葉を今でも時々思い出します
特に、心が沈んだ時は。

「心に太陽を。くちびるに歌を。」

言葉を思い出すと、校長先生の顔を思い出します。
お腹の突き出た、黒ぶちメガネをかけた、
お世辞にも見た目は素敵な先生ではなかったけれど。
いつもニコニコしていたことはよく覚えています。

つい最近思い出したのは、娘が鼻歌を歌っていた時でした。
なんか、良いことあったのかな?

先日の記事で紹介しました。

名越康文さんの言葉

ゴキゲンな自分をデフォルトにしましょう。

機嫌の悪い時に、鼻歌って歌わないですよね?
いつも鼻歌を歌って暮らしたいですね(笑)


「言葉」のちから


「人の思考は膨大な言葉の上に成り立っている」
そう聞いたことがあります。
言葉として出て来るのはほんの一部。
頭の中では、コンピューターのOSがかちゃかちゃと
膨大な情報処理をしているのと同様に、
言葉にならない言葉思考をしている、と。

(すみません、何かは忘れましたが)
なのでその著者は、言葉を憶える初期段階で、
中途半端に複数言語を覚えさせるのは反対だ、
と言っていました。
一理あるような気もします。

思考は、言葉とつながっている。
「心に太陽を くちびるに歌を」は
ずっと私を支えてくれたのかもしれません。

そこで「50代からの未来」支える言葉を探してみました。


「50代からの未来」への言葉


本棚にあった「加島祥造」「私が人生について語るなら」

人生は「人の生」だから、生き方は人それぞれだ。だから比較が生じる。他人と比べて「よい人生」「悪い人生」という価値判断が生まれる。しかし、命そのものは、幸福な人生でも不幸な人生でも、どちらも同じように人を生かそうとする。
は、社会的な道徳や「良い・悪い」「優れている・劣っている」などの価値判断を超えたところにある。

私はほんの少しの勇気を持っていて、世間の常識からはずれたことをしても、わりと平気でいられた。年をとってからは信州の伊那谷に移って、お金や名誉、社会の形式とかからはずれた。そういうものが全部失われても良いと思ったら気が楽になって自分の内側の声が聞こえてきた
周りの人の期待に応えることよりも、自分の命を守ることの方を選んだわけだね。

加島祥造は67歳の時に、
東京から長野県駒ケ根市の伊那谷に引っ越しました。
以降、92歳で亡くなるまで一人暮らしをしたようです。

次に紹介したい「詩人キム」

詩人・歌人というと思い出すのは誰ですか?

詩って行間が大事ですよね。
読む側に行間を受け止める感受性がなければ、
文字数も情報量も少ないですから、響かないです。

このネット社会、何でもスピーディーな時代に、
「詩」という表現はどのようになっていくんだろうと思っていました。

まだ36歳の「詩人キム」

今の時代の詩人は、このような活動の仕方をしているのか、と思いました。

ポストカードなど「製品」にしてネット販売しています。

とても「いま的」ですよね?
絵手紙と言えば絵手紙です。
20年前に路上で売り始めたのが始まりのようです。
誰かに、このような形で「言葉を贈る」って素敵だなと思いました。

「踏ん張ること」
走りたくても
走れない日もある
進みたいのに
進むことが許されない日もある
自分だけ ぽつんと
時間が止まってしまったようで
どうしようもない涙が流れる
人生にはどうしようもない日がある
そんな時は 頑張るというより
ただ踏ん張る
無理に
前に進まなくてもいい
進もうとしなくていい
後ろにだけは倒れないように
ただ踏ん張る
人生には
どうしようもない日もあるけど
どうにかできる日も必ずある
その日に向けて
諦めず
ただ踏ん張ることは

結果、前に進んでいる

こちらの記事を書いたことを思い出しました。

「一番を問う。」
君が
大事な人生の
岐路に立って
悩んだ時は
一番、信じたいものを
あらためて自分の心に問うのが良い。
一番、諦めたくないものを
自分の未来に問うのが良い。

私の好きな詩

「人生の幅」
無理だと
あきらめた瞬間に
人生の幅が決まる
ここまでという線を
つくってしまうと
そこまでにしかならない
ちょっとずつで良いから
無理だと思うことに挑戦して
人生の幅を
こころの広さを
ちょっとずつ大きくして行こう
線を超えるたびに自分を信じられるから

言葉は時代も、年代も問わない、普遍的なものですね。
心にとどめることで、人は強くなれるのかもしれません。

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