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これからの30年のために:「身体」のライフシフト

先日近所で、ママ友にばったり会いました。
すると、彼女はこう言いました。

「〇〇さん(これまたご近所さん)にこの間会ったら、
杖をついてたの。」

〇〇さんは60代半ばで、ちょっと大きい(笑)。

「どうしたのかは聞けなかったんだけど。」

私はこんなとき
「転んで骨折したのかな?」と思ってしまいます。
まわりで「転んで骨折した」人は本当に多いからです。

「私たちも気をつけようね。」
彼女はそう言って立ち去りました。

「気を付ける」という言葉


「気を付ける」という言葉、よく使いますよね?
「注意する」という意味ですよね。

注意は必要ですが、人は一挙手一投足に気を付けて生活などできません。

また、私たちの年代の人が、普段の生活で「転倒」怪我に到る
これは、簡単に言ってしまうと「不注意」が原因ではなく、
「衰えている」ことが原因です。

次に、「気を付ける」=「大事をとる」
というイメージをもっていないでしょうか?

大事をとる
→リスクのあることをしない
→行動しない

行動しないことは、「老化」を助長させ、
むしろ「転倒」の原因になります。

なぜ転ぶのか?についてはこちら
50代以上の女性は必見:未来が変わる「骨」の話
50代以上のかた必見:未来が変わる「筋肉」の話


「無理しない」の意味

※引き続き、何だか上げ足取りで恐縮ですが。。

もう20年ほども前の、娘が小学生の時、
友人と友人の娘と私たちの4人で、
高尾山へ行ったことがありました。
その時友人が友人の娘に「無理しないでね」と、
何度も声を掛けていたことに違和感を覚えました。

山登りと言っても高尾山です。
娘たちは小学生で、病気があるわけではない。
熱中症になるような暑い時期でもありませんでした。

また、ある時。
友人に身体を鍛えたほうが良いよと言うと、
「私のモットーは“無理しない”だから」と。

「無理しないでね」
私のモットーは“無理しない”」
この「無理」って、どんなレベルを言うのでしょう?

無理しないって、頑張らないということ?

ありのまま、頑張らない、無理しない、、
耳に優しい言葉ですよね。
こと「老化」に関しては、頑張らないことがリスクになります。


むしろ大事をとりすぎる


「私って無理してない?」とセンサーを働かせていると、
無理しないですよね。
その「無理」のレベルは?

一日出掛けたら疲れた
ちょっと階段を登ったら息が上がった

老化は進行しています。
「無理しない」センサーブレーキばかり掛けていたら、
衰える一方です。

筋肉は、傷付くことで強化されると言いますよね。
やるべきは、「無理して」鍛えることでは?


老化を「受け入れる」には早すぎる(笑)


「年をとるってこういうこと。。」

芸能人なんかの記事が、よくありますよね。

年をとることを「ネガティブに捉えない」ことは大事ですよね。

しかし「流れに任せる」には早すぎます。
その前にやれることは、たくさんあるはずです。

すでに、日常生活に支障をきたすレベルに「衰えている身体」
まわりを見れば「ほんとにみんな長生きよね。」という時代。
それまでの、30年?40年?
具体的にイメージしましょう。


身体もライフシフト


私たちには、いろいろなバイアス=「思い込み」がありますよね。

時代はどんどん変わっています。
思い込みが「今」に合っていないことがあります。

以前、ライフシフトについて書きました。

人生が長くなり、健康な時間はそれだけ伸びている。
お金がもたない。
働く(稼ぐ)必要がある。
今までの延長で働き続けるのは無理がある。
新しいステージ(働き方/生き方)を見つけよう。

体についても同じでは?
こう読み替えてみてはどうでしょうか?

身体がもたない。
身体をもたせる必要がある。
今までの延長で下り続けるには無理がある。
新しく身体を作ろう。

身体もライフシフト、ですね。
今からでも、全然遅くありませんよ。

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