子どもの「小さな世界」に付き合ってくれた母
前回、昔の知人を訪ねた話を書きました。
彼女の「手仕事」を見て、思い出したことがありました。
私と私の娘が小さなころ、母が作ってくれた
「リカちゃん人形の洋服」のことです。
今日は、その話を書いてみたいと思います。
リカちゃんがうちにやって来た!
リカちゃんが私の家に来た時のことを、鮮明におぼえています。
私は青森の片田舎に住んでいました。
私がおそらく4~5歳の頃でしょうか。
関東近郊に住む叔母さんが従弟を連れて遊びに来ました。
※叔母さんはこちらでも登場しています
その時のお土産が、
リカちゃんとリカちゃんハウスだったのです。
それから私は、リカちゃんにどっぷりはまり、
来る日も来る日もリカちゃん。
母は「お人形遊びばっかりして、この子大丈夫かしら」
と思っていたそうです(笑)
それにしても、
遠路はるばる大きな荷物で大変だったでしょうに。
叔母さんに、本当に感謝です。
リカちゃんが私をつくった
リカちゃんが「私を形作った」ことは間違いない。
「家」に興味があるのは、ここが原点です。
キッチン、リビング、ベットルーム、、
ご飯を食べて、くつろいで、もう寝る時間ですよ、、
「妄想」の限りない繰り返し(笑)
「ファッション」に興味があるのも、ここが原点です。
母が昔「編み物の先生」をしていたことは、以前書きました
リカちゃんの洋服を、「こういうのが欲しい」と母にねだり、
母はせっせと作ってくれました。
この時のお土産が「レゴ」で、私がレゴにはまったら、
私は違う道に進んでいたのかもしれませんね。
(たぶん、はまらなかったけど)
人間形成の大きな比重を占める幼少期
面白い記事を見つけました。
「運動能力」に関しても、このように書かれています。
センスも発想力も想像力も、自我も他者への理解も、運動能力も。
脳が発達する幼少期が大事ということですね。
母が作ってくれたリカちゃんの洋服
私の見ていたリカちゃんの世界を紹介したいと思います(笑)
これは、リカちゃんがわが家へ来たときに「最初に」着ていた洋服です。
以降は、母が作ってくれたリカちゃんの洋服です。
正確には、私の娘が小さな頃に作ってもらったもの。
(私が作ってもらった洋服は、捨てちゃったのかな、、見当たりません)
娘も私ほどではありませんが、リカちゃんはお気に入りでした。
娘はもう社会人ですが、ファッションやおしゃれは大好きです。
人形は私が使っていたものです。リカちゃんと「妹」でしょうか?
お母さんもいたのだけれど、汚れて捨ててしまいました。
リカちゃんはデニムパンツとアウター。
妹はサマーニットのワンピース、リュックを背負っています。
ニットのアウターとマフラー、長い手袋は片方しか見当たりません。
水着とサマーキャップ(笑)
ニットパンツとアウター
サロペット
3人お揃いシリーズ
「り」はリカちゃん。「み」と「な」は不明(笑)
3人お揃いシリーズ、パンツ
食べこぼしのシミ付き。リアル(笑)
デザイン違いのパンツ
ワンピース
エプロン
ざっくりニット
ロングパンツとブラウス
帽子とサンバイザー(笑)
フェルトのバック
あみあみバッグ
毛糸のパンツ。お尻に「にっこり」マーク
多分、「マツケンサンバ」がはやった時に、娘がリクエストしたもの(笑)
子どもの小さな世界に付き合う
センス良い(笑)
そして、面倒なものをよく作ってくれましたよね。
「着替え」させるだけでも、面倒です。
私が多少手先が器用になったのは、これがあったからかもしれません。
「ちまちま」と面倒くさい世界。
でも、これが「子どもの世界」なんですよね。
子どもを取り囲む世界は小さく、
子どもは虫眼鏡で世界を見ているようなもの。
どんなに世の中が効率良くなっても
グローバル化が進んでも
これは、変わらないんじゃないかしら。
私と娘の、そんな世界に付き合ってくれた母に、本当に感謝です。
子どもの頃の「ほんの数年間」は、大事ですね。
私もおばあちゃんになることがあったら、
「子どもの世界」に付き合ってあげられる
時間と精神的な(そのための金銭的な)余裕を持っていたいな。
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