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結果を出すチーム作りに「非日常」のススメ

こんにちは、株式会社Antway CLO(Chief Logistics Officer) ロジスティクス部責任者の百中(ももなか)です。

今日は「非日常」をうまく取り入れつつ組織運営すると「心理的安全性」がぐっと高まります!というお話をしたいと思います。


半年に1回  “日帰り旅行”ですが、これも業務です!

直近では、2024年6月に江の島にロジスティクス部10名全員(当時)で行ってきました。
海鮮丼を食べたり、江ノ島神社に参拝したり、展望台に登ったり…!

これだけ聞くと「え、遊びじゃない!?」と思われるかもしれません。
ただ、これは必要な業務だと思っています。

「非日常体験」が組織を強くする!

突然ですが「1週間前の夕食で何を食べました?」と聞かれて皆さんは思い出せますか?「うーん…思い出せない…」という方も多いのではないでしょうか。

一方で「1年前の旅行先で食べたものって何でした?」だと、どうでしょう。

実は私、Antwayに入社する前に、旅行代理店で14年間法人営業・営業企画を担当していました。当時お客様によくお伝えしていたのは「非日常体験が与える、記憶への影響」です。

非日常での体験では、脳内が活性化し、長く記憶にとどまる傾向にあるのは、皆さんも感覚的に分かっていただけると思います。

これを組織運営に活用するのは、とても良いと思っています!
企業が、運動会やチームビルディング、社員旅行に投資するのも、そういう意図もありますね。

なぜ半年に1回か?

私は、心理学者のブルース・タックマンが提唱したタックマンモデルを意識しています。チームというのは、5つの段階に分かれるとされています。
_____
1)形成期(チームが形成される) 
2)混乱期(ぶつかり合う) 
3)統一期(共通規範ができる) 
4)機能期(結果を出す) 
5)散会期(チームの終結)
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チームができたら、兎にも角にも、4)の「結果を出す」ことに意識が向きがちですが、そのための組織土壌を作ることも非常に重要です。
「よい結果を出す」ためには、時には相手に厳しいことを伝えないといけないですし、譲り合っていては進まない場合もあります。
それには、まずチーム内の信頼関係・心理的安全性が重要になってくるわけです。

チームメンバーはどんな考え方の持ち主か、今までのバックグラウンドはどういうものか。

目指したいのは「仲良しグループ」ではなく、「お互いを尊重し、切磋琢磨できるチーム」です。そのために、「相手を知ること」が、「よいフィードバックをし合う環境」に重要だと感じています。

「なぜ半年に1回か」というと、Antwayに入社してから、おおよそ半年くらいで新しいメンバーが増えたり、組織が変わってきたなと思うためです。
同じ部署でも、メンバーの入れ替わりで、タックマンモデルの「統一期」から、また「形成期」や「混乱期」に変わることがあります。そのタイミングで実施するのが効果的かなと思っています。

「非日常体験」で何をやるか?

日常の会議室から離れて、「ナレッジ共有」「相互理解」「経験共有」の3つ通じて「心理的安全性」を高めています。

①事前:知識インプット「ナレッジ共有」
当日までに読んできて欲しい課題本や記事URLを共有しています。
例えば、「インベーションのジレンマ」の著者であるクレイトン・クリステンセン氏が書いた「ジョブ理論」。
良い習慣を数値データで説明している「AI分析でわかったトップ5%社員の習慣」。同じ本や記事を読んで、共通の知識を得るようにしています。

②当日:知識の定着「ナレッジ共有」
事前の課題本を読んできて、どの部分が気になったか、自分の行動にどう活かすかなどを発表します!
同じ本でも、感じ方や、気になるポイントが違っていて結構面白いです!    

オフサイトでの座学!皆さんテンションが高いです。

③当日:自己開示「相互理解」    
1人15分で、今までの人生を振り返り、3つを共有します!
・人生で一番つらかったこと
・人生で一番楽しかったこと
・人生で大切にしているモットー
一緒に仕事をしていても、なかなか聞くタイミングが少ない、幼少期やプライベートのことなどを、聞いて「へぇーー!」ということがとっても多いです!

今の思考の根本にある原体験などを聞くと、だからあのときそういう反応だったのか!とわかることも多いです!

一人ずつ共有の時間を取りました

④当日:コミュニケーション「経験共有」
半日、オフィスの会議室ではないところで座学をした後は、全員での共通体験づくりに出かけます!

日本橋の百貨店に行って競合確認をしたことや、全員で高尾山に登ったこともあります。毎回、神社には参拝し、絵馬に「ロジ部の健康と発展を!」と書いて、祈願しています。

こういうオフィス以外の体験が、まさに「非日常」

この経験が、午前の「ナレッジ共有」「相互理解」の時間を含めて、記憶に残りやすくします。 

また、午前の座学の場を持ったあとで、自由にコミュニケーションできる午後の時間があると、それぞれに会話がはずみ、さらに相互理解が深まります!

江ノ島で参拝したときの一枚

「非日常体験」が与える業務への影響!

やっぱり一番は、チームワークが良くなって、お互いきちんと意見を言えるようになることだと思います。
遠慮したり、言いたいことが言えなくて、ぎくしゃくすることが減る印象があります。

「会社を良くしたい」「スキルアップしたい」「メンバーは大事」という想いを、全員で再認識できるので、それらを応援するチームになるかなと思います。

「できない」ではなく、「どうすればできるか」
「ああいうところが苦手…」ではなく、「こうしたほうがもっといいと思う!」
「ツラいけどやってもらわないと…」ではなく、「少し手伝おうか」

些細ですが、こういう一つ一つが、チームが結果を出すためには必要だと思っています!

同じ働くなら、楽しく、結果を出す!
「非日常」をうまく取り入れつつ組織運営すると「心理的安全性」がぐっと高まります!
というお話でした!

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