今渚
詩、短歌のまとめ
日記とエッセイのまとめです。
つぶやきのまとめ
https://100mon.jp/q/4087 16タイプ性格診断好きの人に100の質問 これを通してちょっとした自己紹介になればと思ってやってみました。多少の参考になればと思います。 1. お名前は? :今渚(こん なぎさ)。 2. その名前の由来は? : 秘密です。 3. 性格タイプは?(他の診断もよければ/自分がそう思うでOKです) :INFP-T 4. 性格診断をしてみたきっかけは? : 当時twtterのTLで流れてきたので。 5. 血液型は? :B型
ぼくの父親はろくでもない奴だった。 あまりにろくでもないので、ぼくは星になりたかった。 いつものように繰り返される夫婦喧嘩 ぼくはイヤホンをはめて宇宙にいく ビートルズは乙女座、ピンク・フロイドは天秤座、オアシスは蠍座、アークティック・モンキーズは獅子座。だなんてね。 旅の途中、ぼくはじっと空をみていた。 夫婦喧嘩がヒートアップする中でもじっと空の移り変わりをみていた。 あの夕べが白を齧りつくのを、ぼくほどひりつく心臓を抱きしめながら見ていた者は誰もいない
突然現れたその人は 私はリエル、大天使ガブリエル様から名を授かったの。と言った。 こちらは聞いてもないのに、 風のように現れて、風のように去っていった。 僕はリエルに惹かれていたのかもしれない リエルと寝ていればこんなに悩むことも無かったのかも知れない。 けれどもそんな事はしたくなかった。 決してしたくなかったんだ。 ―あるかどうか分からないものって、あるって思ったほうがとても人生が面白くならない?― リエルの語った言葉、笑顔、苦しみ
家事をしていると何かが自分をすり減らしているし、復活させてもいる。すり減っているのは自分の皮膚や食器の陶片やガラス片、衣類の繊維だったりそんな唯物的なことじゃなく、家事をこなすことで失われていく自分の時間への焦燥であったりやり場のない感情だ。このアパートに住む住民は否応なしにそれを従順にこなしている。左耳から掃除機をかけている音がする。どこからか壊れかけの洗濯機の音がする。このアパート全体がGWという響きの名のもとに突き動かされている。揺り動かされている。否応なしに。 G
じつは賑やかなのは好きじゃないんだ そういうと君はどうして?と返す びっくりしたように ぼくは口を閉ざす とても子供じみていると思うから 笑ってほしくないんだ 君はイライラして わたしはそういうの嫌いなのと言う あんなに楽しんでいたじゃない?と言う そして、 ロゼを追加する でも 言えるわけないじゃないか いつだって、本当は ぼくは君とだけ語り明かしていたいのに。だなんて
イライラする。ムカムカする。 サンドバッグを欲しいと思う 僕はついぞ他者を殴った事がない 殴った事があるのは父親だけ 僕は弱いなぁ。と思う。 けれど父親以外は誰をも殴りたくなんかない! サンドバッグを欲しいと思う
一袋200円もしない市販のソースを絡ませたパスタを生きている退屈さだとか虚しさや些細な絶望だったりと共に平らげる。寂しさには慣れてしまったし、創作者にとって孤独とはかけがえのない友人だ。そう信じている。 孤独であることを愛するようになってから私は暫く人との間に壁を造るようになっていた。その壁は高さはゆうに7mはあり有刺鉄線と警報付き。誰をも拒んだ。 ただその壁を易々とワンパンで粉々に破壊して私に手を差し伸べる人が現れた。ヘイヘイマジかよ…。その人は私を”ソウルメイト”
徹底的な第三者視点を心掛けるようになってから、私から人間味みたいな重みが薄れてきたように感じる。私は毎日のように張り替えられるシーツだ。柔軟剤の芳香を漂わせながらも自分の軽さにイライラし、どこまでも限りなく軽くなりたいと自らに満足できないでいる。マットレスのように人を信頼しきり待ち焦がれ鎮座することに耐えられず、ヒラヒラとどこにでも行きたくなるし誰も信用できないし、誰からも固有名詞で愛されることはない。私が自由になれるのは洗濯機の化学薬品の海の中を泳ぐ時、灼熱のドラムの中で
明けましておめでとうございます。2024もゆらゆら生きていきます。
生きてます定期
東北生まれの私の名字は全国的にも漢字自体は結構見かけるものかも知れないが、読みが特殊であり、高校の頃それを面白がった同級生とともに地域の図書館で酷くローカルな民俗学本などを漁っていた所、判明したのは私のルーツは坂上田村麻呂による蝦夷征討で、朝廷に降伏し農民として土着した蝦夷の末裔であるということだった。 それ以降だろうか、私には祖国がないと感じるのは。 "国家とは祖国ではないそれを混同させるのはそれによって儲ける奴らだけだ" ロマン・ロラン 私は近代に日本がなんとか
インペリアル・ポーセリンのカップ&ソーサーほし〜〜〜
何に誇りを持てるか。 俺をいつかギラギラするような極北にまで連れて行ってくれ。 多くのことを中途半端に経験してきた私にとって、 存在の意義そのものが小説へと凝縮し救済を求める。 俺のテクストを誇りに思うよ。あるいは憎悪さえも。 俺をいつかギラギラするような極北にまで連れて行ってくれ。
引用句だらけの言葉や受け売りの言葉に展開に行き詰まったら頼りすぎている言われた。否定することが出来なかった。 本当に自らの魂の最奥から溢れ出した言葉でしか、人の心を打つことは出来ない。自戒
暑さで精神が死んでるだけで肉体は生きてます。
安寧も平穏も それは静寂が与えるのか 行き交う人もなく、騒々しい木々の葉擦れも 湿ったアスファルトを踏みしめた微かな波紋も、 私に『何も考えなくていい』とざわめきかけてくる。 静寂こそが私を堕落へと誘う先導者。 私はそれに決して耐えられぬ 私の内部を遥かな外部への炸裂へ 外部への炸裂へと 弾丸で私の胸を撃ち抜いてくれ この街で生きるべきでなかった者達よ くずおれて夜空を見上げよ 深遠なる煌ける星々が孤独者への祝福。