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読書まとめ『投資家みたいに生きろ 』→リスクをとった主体的な自己投資で成長せよ

『投資家みたいに生きろ 将来の不安を打ち破る人生戦略』藤野 英人

一言でいうと

リスクをとった主体的な自己投資で成長せよ

概要

「ひふみ投信」で知られるレオス・キャピタルワークスの創業者・藤野 英人さんの著書です。投資家として生きるためのテクニカルなスキルではなく、投資家みたいに生きるためのライフスタイルを授ける、ということがテーマになっています。
この本を読んで、私が実践してみることを3点でまとめました。

① 投資か浪費か、自問自答してみる

・これからやろうとしている行動が、未来のための行動=投資 か、リターンを生まない行動=浪費 か、自問自答することを意識づけていきます。

・投資とは、無限の選択肢の中からこれはと思うものに絞り込み、選択しなかったものを捨てる決断をすることです。あれこれやりたくて迷っているうちは、何もしていない状態と同じ。決断にはリスクが伴うので、自分が納得いくように主体的に選んで行動しなければいけません。

いくら待っても、リスクはゼロにはなりません。変化のスピードが増した社会においては、行動しないこともまたリスク。リスクを下げる努力をしつつ、目をそらさずに挑戦するのが投資家マインドです。

・孤独や心のスキマを埋めるための行動(モノを買うなど)は、浪費の可能性が高いです。ただし、特別なコトとして浪費を浪費と認識しつつ「あえてやる」のはアリです。自分の行動を、主体的に選択しているかどうかを意識することが重要と感じました。

・身体に着けているのは、モノではなくストーリーだと考えます。主体的に投資としてモノを選んでいれば、選んだ理由をストーリーとして語れるようになり、セルフブランディングにつながります。

実施宣言①:自分の選択(行動や買うモノ)に対して、ストーリーが語れるかを自問する


② 興味の枠を強制的に広げる

・人間は物事を主観的に見るので、自分にとって興味がないことは見えないようにできています。著者が投資先を判断する際も、客観的な数値だけでなく、従業員の活気や社長の雰囲気などを主観的な視点で見ているそうです。投資先を様々な視点から見るためには、様々なものに興味を持つ必要があります。

・簡単に情報が手に入る現代では、情報よりも体験に価値があります。流行・新しいものを毛嫌いせず、積極的に体験して身体的感覚を得るべきです。世の中の最先端に触れる目的で、コンビニや家電量販店の巡回がオススメとのこと。

・自分が興味を持っている人が、何に興味を持っているか、注目してみると発見があります。noteであれば、他のnoterさんのオススメ記事やスキしている記事を簡単に見に行けますね。また、本を読むときは、ビジネス書だけ・小説だけではなく、様々な本を読むようにして視野を広げることが推奨されています。

実施宣言②:家電量販店の巡回と、ビジネス書以外のゆるめな読書を月イチで実施する


③ 発信はローコスト・ハイリターンな投資

・著者は毎朝Facebookで「はろはろやっほー」とつぶやいているそうです。朝から明るい人だと印象づけたり、はろはろやっほーの人だと覚えられたり、ローコストでリターンが得られる投資であるとのこと。些細なことでも、長期間続けることで複利の効果が働くという一例でもあります。

挨拶も発信のひとつであり、軽視してはいけません。著者は、会社訪問したときに交わす挨拶を、従業員の活気を計る目安としているそうです。私もファミレス店員時代の経験から、挨拶・活気と生産性は比例すると考えます。

・「宣言」も、ローコストでできてリターンが期待できる行動です。SNSやクラウドファンディングの隆盛により、やりたいことを宣言するとヒト・モノ・カネが集まる時代になっています。宣言して万が一実施できなかったとしても、プライベートなことであれば損失はほとんどないでしょう。

実施宣言③:毎朝noteのつぶやきを投稿してみる


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。