【学研まんが】光ファイバケーブルのひみつ オススメ度:★★★(1〜5)
2024年5月の最新刊。
元ネットワークエンジニアとしては
読まずにいられない。
テーマ
テーマとしては特化していますが、
情報を伝えるとはなにか、
インターネットの歴史なども説明あり。
実用性
知識として。
インフラなのであまり意識することはない分野です。
ストーリー
夏休みの調べ学習のテーマに悩む男の子主人公。
古河電工で光ファイバケーブルの研究をしている
従姉が近くに転勤してきた縁で、
光ファイバーケーブルについて学びます。
従姉が自宅に来て解説してくれたあと、
井田川駅(三重県亀山市)から工場見学へ。
夏休み最終日、発表資料を従姉に見せたところで終了。
発表そのものや主人公の将来像が
描かれていないのがちょっと残念です。
個人的には、中盤に現れた同級生・山口さんによる、
大好きな本多忠勝についての発表が気になります。
(このシーンをぶっこんできた理由が全く不明…)
なお、ほとんどの学研まんがの主人公は
小学 5年生ですが、今回は 6年生です。
「1974年というと、実用化の研究が進んでいたころだね」
と従姉に返すなど、主人公自身である程度学習しており、
読者への解説役も兼ねている点が印象的です。
さすが 6年生。
ファンタジー
リアルです。
一行知識
光ファイバを使った照明は熱を伝えにくいので、
博物館や美術館で利用されている。
参考
光ファイバは、広義ではグラスファイバーに含まれます。
光を伝送する用途に特化したグラスファイバー、って感じですかね。
また、『光ファイバー通信のひみつ』も刊行されており、
実は2022年5月に読んでいました(レビュー未公開)。
刊行時(2012年)に描かれた近未来の姿と、
今の姿を比べてみるとおもしろい、
みたいな感想が残されていました。
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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。