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【学研まんが】テレビ放送のひみつ オススメ度:★★★(1〜5)


テーマ

意外と特化しています。NHKの役割や、今後のテレビ技術の展望など。

実用性

NHKの公共放送としての立ち位置を学べます。撮影の舞台裏については雑学として。また、2012年刊行ということもあり、東日本大震災の話題が多めで、序盤の1章を使って災害報道について説明しています。一方、受信料についての章はわずか11ページ。なにか後ろめたい気持ちでもあるんでしょうか。

ストーリー

インターネット派の男の子主人公(QRコードのTシャツ着用)が、実家のうなぎ屋がテレビ取材を受けたことをきっかけに、テレビ派の祖父・女の子主人公の3人でテレビ局見学へ。NHK放送技術研究所にも行って、夏休みの自由研究として発表する流れです。

劇中ではインターネットについては否定的な意見が多めですが、テレビとネットのよいところを合わせる「ハイブリッドキャスト」を落としどころにしています。

ファンタジー

リアルです。妖精などは出てきません。ただ、「実際は番組制作の一般見学できません」「実際のスケジュールとは異なります」などの注意書きが頻発しているのが気になりました。まんがのストーリーラインは完成度が高いと感じたんですが、細かい設定についてはリアリティよりもストーリーを優先にしている形です。


一行知識

第一回NHK紅白歌合戦は、大みそかではなく、1951年1月3日に行われた。


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。