N式多層診断/五味~食べ物が薬になる
N式多層診断とは、東洋医学の五行論を活用していますが本来の使い方と違うためN式となっています。
五行論は木・火・土・金・水
とあり、その図式に様々な項目があります。
五味とは味覚に関するものです。
肝(酸)・心(苦)・脾(甘)・肺(辛)・腎(鹹)
この五味は食事療法に繋がる理念なので上手く活用すると様々な健康効果が得られます。
五味をN式多層診断に置き換えます。
◇肺(辛)→唐辛子等
◇脾(甘)→フルーツ等
◇心(苦)→コーヒー等
◇肝(酸)→クエン酸等
◇腎(鹹)→自然塩等
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肺・大腸は排出の機能を持っています。
肺は呼気、大腸は排便
そして肺(皮毛)は体表にある位置にあり、辛いものを食べると体感でわかるように発汗が起こります。
汗の排出は体内の毒素を体外に出す働きであり、それを促す辛みの力はまさに解毒効果を促進させていると言えます。
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脾・胃は後天の性であり、体内のエネルギーをつくるしくみに寄与しています。
まさに食べ物がエネルギーになるを表している図式です。
甘味は将棋など頭を使う時に無意識に摂取するとあるようにエネルギーに関係します。
ただ、その糖エネルギーを運動や頭脳で活用しないと血液中に蓄積されるので注意が必要です。
また脾の項目に感情の位置に思とあり、甘味は精神を落ち着かせる効果もあります。
思考が不安定になると甘いものに依存しやすくなるので注意が必要です。
甘味はバランスを意識して取り入れることが大切です。
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心・小腸は生命活動の基本である火の性質を持っています。
この位置は血液に大きく関係する所なので、適度なバランスが求められます。
例えば、頭を使いすぎて熱を溜め込んでいると無意識に苦味を求めてしまいます。
よくコーヒーを飲んでいる人は何かを抱えていたり、ストレスを溜め込みやすい傾向があるかもしれません。
苦味の作用で熱を調整して身体のバランスをとっていますが、取りすぎると水の性質である腎に負担がかかるため注意が必要です。
そのため、脳内活動の閾値を下げる瞑想やストレス解消法を取り入れておくと苦味の摂取が抑えられるかもしれません。
食べ物による苦味の摂取は血管血液に何らかの修復効果がある可能性は非常に高いです。
※銀杏、緑黄色野菜、カカオ、野草、松など自然薬になりそうなものはたいてい苦味が含まれる。
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肝・胆は木の性質があり、細胞のしくみと相似する位置となります。
また代謝に大きく関係する位置でもあり、まさに酸味が活躍する構造になっています。
クエン酸サイクルがまさに酸味と肝を紐付けていると言えます。
肝・胆は自浄作用を促す位置となり、例えば血液中に溢れている糖をクエン酸サイクルによって掃除されているとも捉えることができます。
もし酸味を無意識に欲しがった時は素直に摂ってみるといいかもしれません。
※特に妊婦さんは酸味を欲する傾向にあります
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腎・膀胱/脳・骨髄・骨は鹹(塩辛い)ものが必要と分かります。
すなわち自然塩等が当てはまります。
塩は生命維持に欠かせないことは確実で、1か月くらい無塩生活を送るとフラフラし、体調も悪くなると思います。
また腎臓や膀胱は体内の水を濾過したり、排出する機能を持つのでより塩の関係性が分かります。
細胞の浸透圧なども生命維持に関わる。
まだ解明されていない体内の元素構造の働きに自然塩は関係しているかもと今後わかるかもしれません。
ただ注意点としては、精製塩(塩化ナトリウム)とは別と捉えて置かないと高血圧や様々な過剰疾患が起こりやすいので気を付ける必要があります。
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ベースには、生命維持に必要な自然塩があり、あとは身体が欲するものを摂ると素材が体内を整えてくれます。
ただし、甘味の場合は中毒性があるためそこは違う感覚を捉えることが大切です。
※食べ過ぎて気持ち悪い、これ以上食べたくない、みぞおちが張る感覚など
甘味以外のサインは適切に働いてくれます。
今日は辛いものが欲しいな。梅干しが食べたい。など
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◇現時点で身体に問題がある場合は苦味を含む素材を取り入れることをおすすめします。
野菜ジュース、茶碗蒸しに銀杏、松の液やお茶、ヨモギなどの薬草など
※とくにヨモギはガンや血液の問題を整えてくれる成分があると言われている。
◇高血糖、糖尿病の場合はクエン酸療法が血糖値を下げてくれる可能性があります。
きくいもは血糖値を下げるイヌリンが含まれるため食べ物には自然薬が多く存在する。
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食事療法はリスク負担が少ない
自然薬は自然の素材の中にたくさん存在する
五味が偏る時は依存傾向のため注意が必要
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