休職期間の〆の記事

こんばんは、イナモトです。

休職期間が終了し、
新卒から勤めた会社を退職しました。

今日は休職期間についての
振り返りと〆の話としたいと思います。


私は5ヶ月間、休職しました。

最初の1ヶ月は寝てばかりで、
何をしなくても疲れ果てたり、
家族と会話するのも辛かったり。

うつ状態になったショックや疲労、
社会から脱落したような欠乏感、
何もしない何もできない時間。

病院探しも大変でした。
治療?方針や人柄など、
お医者さんとの相性は必要だなと
思いました。

本来は休職期間は2ヶ月でしたが、
体調がまだ安定しないのと、
新しい薬を飲みはじめたのもあり
さらに2ヶ月延長しました。

あの頃は、頑張れば行けるのでは?とか
こんな休んでたらだめだ…と、
延長するのにもすごく悩みましたが、
延長してよかったし、
今思えば、私はまだその時は
タイミングではなかったと言えます。

また、ADHDなんだ、ということも
分かってきて、QEEG検査を受けたり、
体調を崩したメカニズムや
自分の今までの生きづらさを発見でき
新しい気づきにほっとしました。

私の感じてた違和感は
間違いじゃなかったんだ。

3.4ヶ月目は少し体調だったり、
気持ちや浮き沈みが良くなってきて
少し活動することが楽しかったり。
11月後半ぐらいから、
自分でも実感できるぐらいには
元気になった!疲れを感じにくくなった!
そう思える人が度々ありました。

その頃は会社を休んでる絶望感や
申し訳なさは消えていき、
自分のことについてを
集中して考える時間でした。

これから先、どんな仕事がしたい?
どんな自分でいたい?
どんな生活をしたい?
とにかく葛藤×50ぐらいに
すり減るほど考えました。
チャレンジしてみたい仕事に
応募してみたりもしました。

その中で、自分の元々の仕事への
好きの気持ちや、自分の能力、適性
色んなことを細かく切って分けて
ひとつひとつ考えました。

大きな進路変更は結局無く。
今ももう少し落ち着いたら
悩むかもしれない。
でも、このままずっと
立ち止まっているのが嫌だと思い、
またタイミングが良く
次の仕事先を見つけることができました。


次の仕事を見つけないまま、
会社を辞めるつもりでしたが、
新しい出会いのおかげて、
私は元の会社に復帰しない、
退職しますと言えました。

不思議と辞めると言えた後、
私は家族からも
なんか元気になったね!と
言われるようになりました。

うつ状態も発達障害もあったけど、
ずっと前から会社が辛かった、
ほんとに辞めたかった、
もう無理だ限界だと思っていたので、
ほんとただのストレスに
コントロールされてただけなのかも?と
少し自信も取り戻せました。

自分を犠牲にしてまで働くことない。
会社は私のことは気にしてない。
なんで今まで私は会社に
尽くしてきた、と思うのだろう。

この会社、この仕事が全てじゃないし、
私でもない。
休職して改めて実感できました。

退職メールを、休職前に一緒に
仕事をしてくれていた人たちに送りました。
突然プロジェクトからぱたっと消えて
驚かせただろうし、一報が来たと思えば
辞めるという内容だし。

私は社内の人たちや会社が
社外の一緒に仕事をしてくれてる人達への
心遣いや扱いがあまりにも傲慢で
見てもいられなかった。
丸投げ、責任転嫁、働く姿勢。

私は皆さんのことがとても大切で
必要としていたので
せめて私だけはちゃんと皆さんの
話を聞いて、一緒に考えて、
時には教えてもらったり、
時にはうちの会社から守ったり。
未熟者ながらも大切にしようとした。

退職メールへの返事が沢山届いた。
私の想いは、皆さんに届いていた。
私よりもひとまわりも、ふたまわりも
歳上の人達に、感謝の言葉や、
労いの言葉を頂けた。
私がやってきたことは間違ってなかった、
これでよかったんだと、
本当に嬉しかったです。

このプロジェクト頑張ってよかったな、
最後に本当に思えました。

会社での楽しい思い出も愛着も
沢山あり最後は少し寂しかったです。
でもどうにもしようがない
この環境を出るしかないと、
決心できたきっかけが休職でした。

社内の人たちにも最後の日は
挨拶をゆっくりできてとても幸せでした。
物だって、人だって、
自分が大切にしてるものは
いつか私に返ってくる。
私が感じていたつながりを
信じてみても大丈夫なんだ、
そんなあたたかな日でした。

では、最後にまとめとして、

休職して本当によかった!
人生は思っている以上に長いから、
今休職に踏み切れない人や
休職を受け入れられない人は、
どうぞ気にせず休みましょう。
復帰するもよし、辞めるもよしです。

仕事は人生の中で多くの時間を使うけど
仕事だけが人生ではないし、
私の生き方でも私でも無い。
色んな生き方、環境、考え方が
まだまだある。

今更自由に生きなさいと言われても
困るけど、休職したおかげで
私は新しい人生を探すきっかけを
作ることができました。

こうして乗り越えられたのも
noteで出会った皆さんのおかげです。
私も誰かの恩返しができますように。

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