あにー

「書くこと」に興味があってnoteを始めてみました。読み返してみたくなるような、心がや…

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「書くこと」に興味があってnoteを始めてみました。読み返してみたくなるような、心がやさしくなるような、そんな文章を書いてみたいです。

最近の記事

〇〇っぽさとはなんぞや

「〇〇(大学名)生っぽくないね」 そう言われたことがあった。いや、というか今日言われたんだけれど。 言われた直後、反応に困った。これは褒め言葉なのか?それともその逆? その後、一日中「〇〇(大学名)生っぽくないね」という言葉が頭から離れなかった。 この感情は、言われたショックとか悲しさなのか、そう言われたことが単に意外だったのか、ちょっとよくわかっていなかった。 そして浮かんだ疑問。 果たして〇〇生っぽさとはなんぞや 大学の名前で、私のイメージが決まってしまうの

    • 私が「本当に」やりたいことと向き合うStory⑦<休職中の日々とNetflixの話>

      休職中に私がしていたことと言えば、ただひたすら行きたいところに出かけた。 雑誌、Instagram、人伝てで知った場所を、Google mapに行きたいところリストとしてピンするのが私の習慣だった。だから私のマップにはピンがぎっしり。まるで木が密集しているみたいになっていた。 幸い車を持っていたから、遠いところへも行くことができた。 私は2日に1回くらいのペースで、愛車と一緒に外へ繰り出した。気になっていたカフェ、ベーカリー、公園、道の駅、海岸、山…。 働いていないのに、

      • 私が「本当に」やりたいことと向き合うStory⑥<同期と精神科に助けられる話>

        休職1日目は、いつもよりだいぶ早起きだった。 同期が誘ってくれたシャボン玉飛ばし。なんと朝7時集合だったのだから。 朝起きるのはかなり得意な方で、しかもこの日は秋が近づいてきたことが窺えるような気温と天気。久々に清々しい気持ちで公園に向かった。 私と同じエリアには、私の他に2人の同期が配属されていた。2人とも、インターン時代からの付き合いなので、1~2年は一緒にいることになる。 だからなのか、同期たちとは割と本音で仕事の話をすることができた。 話し出すとあっという間。時

        • 私が「本当に」やりたいことと向き合うStory⑤ <休職を申し出る話>

          水曜日の朝。晴れ。気温29度。 まず起きれた自分偉いぞ、と褒めてあげる。 15分の車通勤。いつもは気分を上げるために車内で熱唱しているのだが、今日は唇が重たくて動かない。そういえば、ここ1週間の通勤中も歌ってた記憶ないな。 いつも出勤時間の15分前には職場に着くようにしていた。今日もぴったり15分前。習慣ってすごい。 パソコンを開く。2日分のメールやルーティン作業をし始める。でも私の頭の中では、どうやって上司に休職のお願いを切り出そうか、ということで頭がいっぱいだった

        〇〇っぽさとはなんぞや

        • 私が「本当に」やりたいことと向き合うStory⑦<休職中の日々とNetflixの話>

        • 私が「本当に」やりたいことと向き合うStory⑥<同期と精神科に助けられる話>

        • 私が「本当に」やりたいことと向き合うStory⑤ <休職を申し出る話>

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory④ <病院探しと母との対話の話>

          いつもは出勤の日。でも今日はゆっくりの日。 というわけにもいかず、朝食の後、パソコンを開いて近くにある精神科や心療内科を片っ端から検索した。 今まで気にもしていなかったから気づかなかっただけだろうけれど、本当にいろんな病院があった。これだけあるなら診察も受けられそう、、、。 一番気になったクリニックへ電話をかける。優しい声をした女性の受付が出た。 「予約が来月まで埋まっているのですがよろしいですか?」 ・・・来月?今月じゃなくて?人気のホテルかなんかなのか? 再度聞

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory④ <病院探しと母との対話の話>

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory③ <突然の帰省の話>

          駅に着くと母と弟が改札口の前で待っていてくれた。 新幹線で泣いていたことがバレないかヒヤヒヤした。 「疲れ切った顔しちゃって~」 と明るく言う母。泣いていたことには気づいていないみたいだった。いや、もしかしたら、気づいてて、わざとそのことに触れなかったのかもしれない、と後になって思った。母なりの気遣いだったのだろう。 家に帰ると父も出迎えてくれた。 おかえりと一言。私もただいま、と一言だけ言って自分の部屋へ向かう。 父の前ではなぜかいつもぶっきらぼうになってしまう。

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory③ <突然の帰省の話>

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory② <欠勤理由探しと新幹線での涙の話>

          1年分の涙を流したんじゃないかとさえ思った夜が明けた。 思っていたよりも目は腫れていなかった。 新幹線の時刻を調べた後、上司への電話の内容を考えた。 考えたけど、思いつかない。 そりゃそうだ、今まで考えたことなかったんだもん。 Googleで「会社 休む 理由」で検索。 今の時代、みんな何でもGoogle先生に聞いてしまうんだと思う。 いろんなサイトで欠勤理由の例が載っていた。意外とみんなも休む理由を考えるのに苦労しているのね、と思った。 「頭痛がひどいので。」「熱があ

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory② <欠勤理由探しと新幹線での涙の話>

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory ① <涙が止まらなくなった話>

          『わけもなく涙がこぼれて止まらなくなった。』 小説か何かで出てきそうな一文。 こんな状態に自分がなるなんて、誰が予想しただろうか。 いや、できるはずもない。だってこの私が一番予想していなかったんだから。 もっと自由に生きたい。 私にしかできないことをやりたい。 このままここで働き続けられるのか。 これは本当に私がやりたかったことなんだろうか。 でも、周りはみんなちゃんと働いてるじゃん。 生活していくためのお金はどうするの。 仕事辞めたら周りが何て言うか想像してみなよ。

          私が「本当に」やりたいことと向き合うStory ① <涙が止まらなくなった話>

          私の『Being』って

          「仕事ができる」ってどういうこと? スケジューリングが上手くなる。 交渉に強くなる。 エクセルを使いこなせる。 大人数をマネージできる 世間一般に言われている「仕事ができる人」「活躍する人」。 そういう社会人にならないといけない、とずっと思ってしまっていた。 でも。 成長した先が、私自身がなりたい像でないと意味がないんじゃないかな。 いくら、仕事ができると言われるような人になっても それが私の理想とはかけ離れていたら、それは幸せなのかな。 そう考えると、 まずは「私

          私の『Being』って

          My Wish List

          やってみたいことを、ただつらつらと文字にしてみようと思う。 最近の私は、頭の中でぐるぐる考えることが多い。というかそれしかしてない。 でも、久しぶりに大学時代からの友人と話をして、 前の私は人と話すことで、言語化することで、思いを外に出すことで いろんな決断の材料を集めていたな、とふと思い出した。 だから、文字にした途端、なんだかできそうな気がしてくるんじゃないかと思った。 ・日本一周しながらオーガニックのお店とか、有機栽培している農家さんとかを訪ねて話を聞く。それか、居場

          My Wish List

          私の大好きな街

          家と職場を往復するだけの日々からようやく一休みできるお盆休み。 私は、私の大好きな街へ来ていた。 学生の時によく歩いた道、通ったお店、眺めた景色。 この街で私は、頭の中で地図を広げて迷いなく歩くことができる。 高く悠々と飛ぶ鷹が空から見下ろすように、 自分が今どこを歩いているのかが分かる。 いつもどこかへ出かける時にはGoogle map片手にうろうろしているのにね。 5年もいたからかもしれないけれど やっぱりこの街が好きだなって思ったんです。 この街には思い出がたくさん

          私の大好きな街

          私がかくれんぼをしている相手は

          最近、働くということに関して、思考があっちに行ったりこっちに行ったりな状態が続いている。 だからなのか、自分を見失わないように、忙殺される日々に流されないように、何かにしがみつきたくて、何かしらの答えを見つけたくて、本屋で手にしたのが、「20代のうちにこれはしておいた方がいいかもね」みたいなことを言ってるタイトルの本。 我ながら、迷いまくってるなと思う。いや、今も絶賛迷走中なんだけれど。 最近の私は、まるで鬱蒼と繁ったジャングルの中をさまよっている感じ。 たぶん、同じところ

          私がかくれんぼをしている相手は

          わたしの大学生活 3年生後期編

          4月になってしまったけれど、途中で止まってしまっていた大学生活振り返りの続きを。 大学3年生前期編もあったりします。 『新しい世界での自分探し』 大学3年生後半は、1年間の留学を終えてからの期間。 そんな半年にタイトルをつけるならこれかなと。 自分について、改めて深く深く内省したのがこの時期でした。 それに伴って、新しい世界へも足を踏み入れてみたり。 もがくことも多かったけれど、この時期があったからこそ得られたものもたくさんありました。 帰国後の燃え尽き症候群 日本

          わたしの大学生活 3年生後期編

          あなたのやさしさを向ける方向は

          人って大切な人にほど、居てくれて当たり前と思ってしまう。 身近な人ほど、関わりを疎かにして、やさしさを忘れてしまう。 人って遠い人にほど、気を遣って好かれようとしてしまう。 自分のことをよく知らない人にほど、嫌われないように丁寧に接してしまう。 でも、本当に大切にすべき人って一体どちらなんだろう。 ご飯を作って帰りを待ってくれていたり、洗濯物を洗って干して畳むまでしてくれていたり、ゴミ箱に溜まったゴミを何も言わずにまとめてくれたり、棚にトイレットペーパーを補充してくれて

          あなたのやさしさを向ける方向は

          wevox values cardゲームで誕生した 名言たち

          先日、ボランティアで出会ったメンバー4人でWevox values cardというサイトを使って『人生で大切にしたい5つの価値観』を見つけよう!というゲームをしました。 このカードゲーム、たくさんあるカードを引きながら、 捨てられない「これだけは!」という価値観カードを5つだけ手元にもっておく、というルールなんです。 「友情」「多様性」「エンパワーメント」「自律」・・・ これってどういう意味だっけ?なんてみんなで言い合いながら、 2時間かけて自分達の大切にしたい価値観を選

          wevox values cardゲームで誕生した 名言たち

          わたしの大学生活 3年生前期編

          気ままに思いつくままに書く、とある大学生の振り返り日記です。 大学2年生編、あります。 『準備体操の時間』 大学3年生は前半、後半に分けたいなと。 というのも、大学3年生時は留学していた休学期間のことを踏まえると、2年分あることになるんです。 …いや、それは表向きの理由で、3年生前半だけでも特筆したいことがたくさんあったのであえて分けてみた次第です。 この時期は『準備体操の時間』ってタイトルがぴったりかなと。 留学に行くまでのストレッチ(にしては色々あったが)がこの時期に

          わたしの大学生活 3年生前期編