見出し画像

〇〇っぽさとはなんぞや

「〇〇(大学名)生っぽくないね」

そう言われたことがあった。いや、というか今日言われたんだけれど。

言われた直後、反応に困った。これは褒め言葉なのか?それともその逆?

その後、一日中「〇〇(大学名)生っぽくないね」という言葉が頭から離れなかった。

この感情は、言われたショックとか悲しさなのか、そう言われたことが単に意外だったのか、ちょっとよくわかっていなかった。

そして浮かんだ疑問。


果たして〇〇生っぽさとはなんぞや


大学の名前で、私のイメージが決まってしまうのか。
確かに、大学のカラーはあるから仕方がないのかもしれない。

でも、そもそも私って、その大学のイメージとかステータスが欲しくて入学したんだっけ?
高校生の時に志望校に決めた最大の理由って、大好きな英語が思いっきり学べるから、ただそれだけじゃなかったっけ?

それなら、私がやりたいと思っていることや私がなりたいと思っている姿と、卒業大学のイメージとがズレていてもいいんじゃない?

そしてふと、

「もしかすると、〇〇生っぽくないと思われるってことは、
肩書きに囚われず、縛られずに、私は私の進みたい道を歩けている証拠なんじゃないか」

と思った。

今まで、周りの目を気にしてきた私にとって、周りと違うことをすることがとても怖かった。周りと違うことをすることは、私には失敗に思えてしまった。

でも、安定を捨てて自分がやりたいと思ったことを始めてみて、自分でちゃんと選んだ、という手触り感が少しだけ感じられるようになってきた。

と同時に、大きな責任もできた。自分で選んだから簡単に諦めたくないという思いと一緒に。


「〇〇(大学名)生っぽくないね」という言葉に対して、
いつか、

「いや〜、そうなんですよね。でもこれが私のやりたいことなんで。」

って笑顔で、心からの言葉で、清々しく、後ろめたさも罪悪感も劣等感も抱かずに返せるようになりたいな。

、、、と思っているってことは、今日感じたあのよくわからない感情はやっぱりショックや悲しさだったのかもしれないな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?