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八正道13 ルアンポー・プラモート師


 (⑫続き)ですから私たちはサティをもって身体と心を感じるように努力するのですよ。ルアンポーが何度も言うように法の実践の始まりは感覚を感じる事です。自分自身の身体と心を感じることから始まるのです
 サンマーサティ(正念)とは四念処の事です。
法の実践をある型で行う時、それは心で行う仕事です。カマターン(修習)とは心で行う仕事のことなのです。サティ(感覚を感じる事)からはじめます。身体の感覚、心の感覚を感じるサティを持つのです。サティが生じる時、生じていたアクソン(不善)は滅します。サティがある状態では新たな不善は生じないのです。サティがある状態の時にはクソン(善)が生じるのです。生じたクソン(善)に心は少しづつ慣れて、頻繁にそして早く生じるようになります。例えば 托鉢のお布施をする時、朝が早く起きられません。しかし我慢して毎日朝早く起きてお布施をすれば、慣れてしまうのです。心は布施をするという善行為に慣れるのです。これは行いやすいのです。(続く⑭)


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