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ダンマは素直な事です ルアンプー・プラモート師

感覚を感じて下さい

もしも感覚を感じられないのであれば

本当の法の実践は出来ないのです

ある側面で法の実践といえば

座る瞑想であったり

歩く瞑想の事を指したりします

これは型のある法の実践です

法の実践で重要な事は

心身を知る事にサティ(感じる感覚)があるかどうかなのです

もしも座る瞑想をして

ぼーっとしたり

いらいらしたりすることで

心身の感覚を感じられないのであれば

これは法の実践をしているとは言えないのです

歩く瞑想を行ったり来たりしても

心が考え事でどこかに逃げ出してしまっているのであれば

あるいは

自分自身に無理やり歩かせてイライラ、プレッシャーを感じているのであれば

例えそれが一晩中歩いたとしても

法の実践をしたとは言えないのです

法の実践によって心身が分かるようになるとは

例えば

私達は今座っています

そして

「身体が座っている」と観るのです

これは

身体の感覚を感じながら座るのですよ

目で見るのではありませんよ

皆さん今座っていますが

「身体が座っている」という風に観えますか?

「身体が合掌している」

「身体が頷いている」

なのです

普通の心で感じるのですよ

ヨーム(在家の事をお坊様が呼ぶ)

あなたは自分自身を無理やりにしすぎていますよ

ですから、心が緊張しているのです

私達は普通(自然)な心でいなければならないのですよ

ダンマの本当の姿はタンマダー(自然)なことなのです

私達がダンマを知りたい時には普通でない・自然でない心になってしまうのです(続く)

仏歴2567年5月15日


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