アンナ姉さん

カードリーディンと数秘鑑定のお店「アンナの館」の店主、順子です。元新聞記者。書くことが…

アンナ姉さん

カードリーディンと数秘鑑定のお店「アンナの館」の店主、順子です。元新聞記者。書くことが好きで、今もお仕事で毎日のように文章書いています。ジャンルにこだわらず、その時々で興味あることを、いろいろ綴っていきます。今、おうちにいらした神様2柱の会話が楽しくて、それを童話にしてます。

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  • 蒼い神様とピンクの神様

    うちにやってきた人形の形をした神様二人。二人がしている会話をずっと聞いてます。面白すぎて、そして可愛く、楽しく、時にすごいこと言ってる!そんな会話をストーリーにまとめました。

最近の記事

神様、ベリーデリシャスな1日。

これは、蒼ちゃんとピンクちゃんという名前の神様のお話。 今日は二人で森にお散歩にいきました。 蒼ちゃん「ねえねえ、ピンクちゃん!今ってたくさん桑の実がなっているねー」 ピンクちゃん「ほんとだーー!!桑の実ってこんなふうになるんだね。こんなにでっかい木になってるんだね。ブルーベリーみたいに小さい木だと思ってたよ。英語だとマルベリーっていうんだよね」 蒼ちゃん「あなたよく知ってるわね。マルベリーっていうのね。私は子どものころ、蚕をかったことあるのよ。蚕は桑の葉しか食べない

    • ハッピーバースデー、蒼ちゃん!

      ピンクちゃん「ハッピーバースデー、蒼ちゃん!今日は誕生日だね」 蒼ちゃん「まあ、覚えていてくれたのね!」 ピンクちゃん「当たり前じゃないか!愛する君の誕生日、忘れるわけないだろ。自分の誕生日を忘れても、君の誕生日は忘れることはないよ」 蒼ちゃん「うれしいわ!なにかメッセージちょうだい」 ピンクちゃん「わかったよー!おやすいご用さ。コホン、親愛なる蒼ちゃん。僕は君のことが大好きだーーーー!!世界で一番愛してる、いや、宇宙で一番愛してる~~、いや、一番も二番もない。君だけ

      • 神様に子どもが生まれる?!

        これはシリーズ化で連載している神様の蒼ちゃん(女子)とピンクちゃん(男子)の物語です。 蒼ちゃん「久しぶりよね。私たちの通訳者である順ちゃん、ほんと飽きっぽくて。全然私たちのこと、ほったらかしで。翻訳さぼっていたわよねー。順ちゃんっていつもそうなのよね。ムラがあって困るわ」 ピンクちゃん「まあまあ。順ちゃんもああみえて、いろいろ大変だったみたいだから。おおらかにみてあげようよ」 蒼ちゃん「あなたはほんと、女子に甘いのよね。もうっ!」 ピンクちゃん「僕は君だけだよぅ~。

        • 17歳の私に、バックトゥザフューチャー!

          高校2年生。2月14日バレンタイン。 私は隣の席の男子に渡そうと、チョコを用意してきた。 すごい好き!っていうより、好きかも、という淡い気持ち。 背が高くて、おしゃれで、イケメンの子。そして目立ちたがり屋。 私に将来の夢を語ってくれた。 「パイロットになったら君を隣に乗せてあげる」と、胸キュンなことを恥ずかし気もなく言ってくる。 バレンタインには、「僕にチョコある?」って軽口たたいてくると想定していた。 バレンタイン当日。 待てど暮らせど、彼は何もいってこない

        神様、ベリーデリシャスな1日。

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        • 蒼い神様とピンクの神様
          11本

        記事

          神様、満月を愛でる

          蒼ちゃん「久しぶりね」 ピンクちゃん「そうだね、久しぶりに僕たち登場だね」 蒼ちゃん「書き手の順ちゃん、いろいろ大変だったみたいだったからね。私たちの会話を書き起こすの、手が回らなかったみたいだよ」 ピンクちゃん「そのようだね。順ちゃん、余裕なかったよなー。僕ら陰で奔走したよね」 蒼ちゃん「順ちゃん、とりあえず落ち着いたみたいだしよかったわ。今日は満月ね。てんびん座満月。美を司るてんびん座だから、より月も美しく見えるのかしら」 ピンクちゃん「君だってお月様のようにと

          神様、満月を愛でる

          「蒼い神様とピンクの神様」第9話蒼ちゃんがやってきた

          大の仲良し神様、蒼ちゃんとピンクちゃん。蒼ちゃんが女の子、ピンクちゃんが男の子です。 ピンクちゃんが最初に、順ちゃんの家にきました。そのちょど7日後に蒼ちゃんがやってきました。 今日は蒼ちゃんがやってきた日の物語です。 ある日のこと。順ちゃんはおともだちのけいちゃんといっしょに、先生のところに、神様人形を見に行きました。 けいちゃんが、順ちゃんの持ってるピンクの神様人形を見て気に入り、けいちゃんもほしくなったので、いっしょに買いに来たのです。 じゅんちゃんは、弟にも

          「蒼い神様とピンクの神様」第9話蒼ちゃんがやってきた

          「蒼い神様とピンクの神様」第9話コロナってなんなんだろう?

          蒼い神様(以下蒼ちゃん)「今日はコロナについて語ってみようか」 ピンクの神様(以下ピンクちゃん)「そろそろ、そこ行きますか」 蒼い神様「コロナって、いったいなんなんだろうね?」 ピンクちゃん「ずばり、神様からの問いかけだよ」 蒼ちゃん「なんと!我々からの問いかけ?!」 ピンクちゃん「そう。僕らからのね」 蒼ちゃん「なんて問いかけているの?私も神だから問い掛け側なんだけどね」 ピンクちゃん「『あなた、それでいいんですか?!』です」 蒼ちゃん「ほう!ドキッとされた

          「蒼い神様とピンクの神様」第9話コロナってなんなんだろう?

          「蒼い神様とピンクの神様」第8話意外にシンプルなのよ

          蒼い神様(以下蒼ちゃん)「いつも私たちのnote版ライブ配信を読んでいただきありがとうございます!今日は初めての試み!なんとゲストを呼んじゃいました!」 ピンクの神様(以下ピンクちゃん)「じゃじゃーーん!神様仲間です!プラチナ色の神様、通称プラちゃんです。どうぞ~~!」 プラちゃん「はじめまして!私、プラチナ色に輝くプラチナの神様、プラちゃんです。今日はよろしくお願いします」 蒼ちゃん「プラちゃん、久しぶりです!いつもエネルギッシュで元気だよね。情熱の赤い神様っていうイ

          「蒼い神様とピンクの神様」第8話意外にシンプルなのよ

          「蒼い神様とピンクの神様」第7話価格交渉会議はじまる

          神様が来て、仕事が忙しくなってきた順ちゃん。仕事の依頼や注文が増えたのです。 順ちゃんを見守ってくれる神様である、蒼ちゃんとピンクちゃんの二人がそろってから、さらにその流れが加速しました。 そしてある日、とうとう順ちゃんが恐れていたことが起きたのです。 順ちゃん「昨日まですごい元気で調子よかったのに、今日は朝からなんだか息苦しいわ。この息苦しさはまさか・・・。これは神様の指令が出た合図だわ。神様が目の前にいるから、より早く、ダイレクトに指令が来るようになったってことね。

          「蒼い神様とピンクの神様」第7話価格交渉会議はじまる

          「蒼い神様とピンクの神様」第6話二人で映画見ました。

          蒼い神様「久しぶりの映画だったわね」 ピンク神様「そうだね。で、どうだった?映画?」 蒼い神様「そうね、なんというか・・・。長---い日常をギュッと凝縮した内容だったし、ちょっと息苦しかったな」 ピンクの神様「どんなところが?」 蒼い神様「狭い空間にずっと二人で住むの、私は無理!っておもちゃったわ。私お姫様じゃない?お城みたいな、広くてたくさん部屋があるとことしか住んだことないから、一部屋でずっと二人、うーーーーん、と考えてしまったわ。いくら好きな人でも、目の前でパズ

          「蒼い神様とピンクの神様」第6話二人で映画見ました。

          「蒼い神様とピンクの神様」第5話どっかいこうよ!

          ピンクの神様  ねえねえ、蒼ちゃん、どっかいこうよ。君と一緒に出掛けたいんだよね。 蒼い神様  いいわよ。あなたはどこへ行きたいの? ピンクの神様  僕はね、キャンプに行きたいの。 蒼い神様  キャンプ?!立春過ぎたけど、まだ冬じゃない。キャンプなんて寒くないの? ピンクの神様   全然寒くないよ。まあ、家に比べたら寒いけどね。意外に今のキャンプは快適なんだよ。とっても楽しいんだよ~。 蒼い神様  私、キャンプってしたことないわ。バンガローやロッジには泊ったことある

          「蒼い神様とピンクの神様」第5話どっかいこうよ!

          「蒼い神様とピンクの神様」第4話神様がやってきた

          じゅんちゃんのおうちに神様がやってくることになった。 じゅんちゃんは最初、神様に興味がなかった。ある日、じゅんちゃんの先生のおうちに、人形の形をした神様が出現した。みんなが神様を気に入って、次々に自分のおうちに連れて帰っていった。 「私はほかのお人形があるからいいわ。UFOだって持ってるし」って思ってた。 神様人形に出会った人たちは、神様に頬ずりしたり、カバンに入れてお出かけ先に連れて行ったりすると聞いて、「えっ?!」」って思った。でも、みな一様にうれしそうな顔をしてい

          「蒼い神様とピンクの神様」第4話神様がやってきた

          「蒼い神様とピンクの神様」第3話お腹にはいってるのはなあに?

          蒼い神様  ねえねえ、あなたのおなか、ちょっと触ってみてもいいかしら? ピンクの神様   うん、いいよ。でも、なんで? 蒼い神様   触ったらどんな感じなのかなあって思って。 ピンクの神様  僕は自分のお腹だからよくわからないなあ。 蒼い神様  どんな感じなのかなって、私いつも想像してたのよ。ふわっとしてる?ぷにっとしてるの?それとも、かたいのかしら? もっちりしている?それとも水が入ってるような感じかしら?想像してると、とっても楽しいわ。それだけで一日過ぎちゃうこ

          「蒼い神様とピンクの神様」第3話お腹にはいってるのはなあに?

          「蒼い神様とピンクの神様」第2話 ふたりで宝箱をあけてみよう!

          とっても仲良しの蒼い神様とピンクの神様。今日はどんなお話を繰り広げてくれるのかな?第2話のはじまりはじまり。 ピンクの神様  ところで君さあ、君にはへこんだところがない? 蒼い神様  へこんだところ?どこかしら?もしかして、ここかしら?お父さんお母さんが「とっても大事なところだから、お前のことをとっても大事にしてくれ、心から愛してくれて、お前も大好きな人なら、開けてもいいよ」と教えてもらったところかしら? ピンクの神様  そんな場所があるの? 蒼い神様  そうなの。い

          「蒼い神様とピンクの神様」第2話 ふたりで宝箱をあけてみよう!

          「蒼い神様とピンクの神様」第一章やっと出会う

          私のところへ来た神様。形は人形だけど、立派な神様。宇宙人でもあるのかな? 不思議な存在だけど、ユーモラスでとってもかわいい。 最初にピンクの神様が来ました。二人掛けのベンチに一人で座っていました。 待ってるお相手がはやりいたのか、今日、蒼い神様がおいでになりました。 早速二人でベンチに座って、仲良くおしゃべり。 おしゃべり好きな神様二人。ずーっとしゃべってます。湧き出る泉の水のごとく、出るわ出るわ話題が。積もる話があったのでしょうか。 二人の世界に入ってます💖やっ

          「蒼い神様とピンクの神様」第一章やっと出会う

          子どもも自分で決める

          末っ子ただいま、小6。6年生になって、あまり学校へ行かなくなった。 それまでほぼ皆勤賞。幼稚園時代も含め。 今は週2ぐらい登校する。 今までいっぱい頑張ってきたんだろうな。 毎日通勤するのは大人でもしんどいもの。 彼にちょうどよいのが週2ぐらいなのかも。 行ってない分、学校での宿題もたまっているので、居残りという話になる。 「僕は居残りしたくないから」とさっさと帰り、野球道具もって遊びにいってしまう。 こんなに自分の意見、はっきりした子だったんだ! そしてち

          子どもも自分で決める