分散型流動性供給サービス「Choja」 - 暗号屋note
こんにちは! 暗号屋広報です。
今回は暗号屋が開発した、暗号資産運用サービス「Choja」を紹介します。
https://choja.org/
Chojaは、国内初の個人投資家の力で、暗号資産(仮想通貨) 取引の流動性を向上させる分散型流動性システムになります。
まずはChojaを使うことにどういったメリットがあるのか簡単に説明しますと、大きくはふたつのポイントがあります。
・ユーザーは先端的かつ安定的なお金の増やし方を安全な取引所で行える
・ユーザーが動かしていない資産を自動売買することで、取引所にも手数料収入や流動性が生まれる
もう少し詳しく説明しますと……。
個⼈投資家が暗号資産取引において流動性提供ポジションを持つことを自動で可能にするツールが、Chojaです。CEX(Centralized Exchange・中央集権型取引所)と呼ばれる従来の暗号資産取引所で、個人投資家が使⽤可能となるAMM(Automated Market Makers)として開発されたものです。
Chojaで採⽤している独⾃の均等配分アルゴリズムでは、投資対象の通貨価値を調整することで、通貨価値の変動が起きた際のリバランスボーナス獲得の効率を向上させ、暗号資産が個⼈投資家の資産を育てるための⼿助けを行います。個⼈投資家が既に利⽤している取引所の⼝座に連携させ、⾃⾝が選択した暗号資産のペアに対して⾃動取引を⾏える⽇本発のAMMになります。
Chojaのなりたち
仮想通貨が初めての方にとって難しい用語が多いのですが、まずはChojaのなりたちから説明したほうがわかりやすいかと思います。
暗号屋代表・紫竹が以前に仮想通貨取引所を作った経験を元に、Chojaは作られました。詳しく説明しますと、Mr.Exchangeという会社のCTOをしていた際に、XRP Ledger上でGatewayとしてDEX運用をしていた経験があります。
Mr.Exchangeでは取引所のシステム開発を進めながら、仮想通貨を売買する際に必要な注文を用意するマーケットメイクという仕事も行っていました。お客さんが商品を買えるように、商品棚に商品を用意するみたいなお仕事です。
今回紹介するChojaは、そのときに使っていたマーケットメイクのノウハウを活用し、みなさんにも簡単に機能を利用して資産運用できるサービスとなっています。
かっこよくいうと「分散型の流動性供給サービス」ですが、わかりやすくいうと「仮想通貨の自動取引サービス」を提供していると言えます。ただ、その手法が最終的に仮想通貨市場全体のための貢献になるだけでなく、利用者の資産形成にも役立つというものなので、「分散型流動性供給システム」と称しています。
流動性供給について
専門用語が続きましたので、初心者に向けて「流動性がある状態」の説明をさせてください。これは「お客さんが商品を買えるように、商品棚に商品が用意されている」状態のことを言います。
取引所は、購入だけでなく売却もできるので「買いたいときに買えて、売りたいときに売れる」という、お客さんのニーズに滞りなく商品の売買が出来る状態が「流動性がある」という状態になります。
逆に流動性がない状況は、商品棚に商品がないので「買いたくても買えない」ということになり、取引所的には「買いたいという注文も出ていないし、売りたいという注文も出ていない状態」になります。流動性がないことのリスクとしては、売買がなかなか成立せず、希望の価格で取引できなくなることがあります。
この流動性を供給してくれるのが、流動性供給者(Liquidity Provider(以下、LP) )。LPになるためには、多額の資金と特別なノウハウや技術力が求められるので、個人ではなく企業が参画することが多く、一般に普及することがありませんでした。
流動性供給というブーム
DEX(Decentralized EXchange、分散型取引所)、CEX (Centralized EXchange、中央集権的に管理された取引所)という2種類の取引所がある中で、海外でUniswapというDEXの取引所ができました。
Uniswapは「購入」「売却」という機能だけでなく「自動で流動性供給する」という機能を追加しました。一般の個人投資家が、流動性供給という機能を使えるようにしたことによって、不毛の地だと思われていたDEXがUniswapによって仮想通貨の取引高を世界トップレベルまで増加させました。このブームによって世の中のさまざまな仮想通貨の価値が安定し、第二次仮想通貨投資ブームのようなものが起きました。
なぜやるのか
暗号屋としては、流動性供給という手法を通じて、仮想通貨市場がより良いものになることを望んでいます。Bitcoinによって作られたこの新しい価値は、Ethereumのようなプラットフォーム上でトークンエコノミーを誰でも創れる仕組みを生み出しました。しかしこのトークンエコノミーを支える仮想通貨市場自体はまだまだ小さく、価格暴落するトークン詐欺のようなプロジェクトが増えてしまいました。
そんな中、Uniswapのような誰でも流動性供給を出来る仕組みによって、DEXにおける取引高は世界トップレベルまで引き上げられました。これによってさまざまなトークンプロジェクトがDEX上で流動性を確保し、価格安定に繋げることが出来ています。
しかし、この流動性供給ブーム自体はあくまでDEX上での出来事であり、CEX上ではまだ企業や有識者による中央集権な流動性供給だけが行われているのが現状です。逆に、流動性を分散することで、取引高を増やすことができる可能性がまだCEXには残っており、そこをChojaが担うことが出来るのではないかと暗号屋では考えています。流動性も分散されるべきなのです。
これからどうしていくのか
暗号資産市場をCEXから盛り上げて、使いやすく安定した市場を作っていくのが最初の我々のミッションです。またChojaを使っていただいた方々の資産形成の成功を目指します。
DEX は一般に利用が難しいので、まずは法整備の整ったCEXから構築していき、最終的にはDEXのような金融システムを分散していくというDeFi的な思考を暗号資産市場に広めていくハブになればと思います。
Chojaの使い方
サービスの概要については以上になります。では実際にChojaはどのように使えばいいのかについて説明させてください。
1. 取引所の API キーを取得して Choja に設定する
Choja対応の取引所から取得出来るAPI キーをChojaに設定します。
このAPIキーは、お客様の取引所の資産を代わりにトレードする権限を持っていて、この権限をChojaに渡すことで稼働します。APIキーには基本的に出金権限が無いため、万が一このキーを奪われたとしても、お客様の資金が流出することはございません。APIキーの取得方法については取引所ごとに決まっていますが、マニュアルをご用意致しますのでご安心下さい。
2. 取引に使う通貨を選択する
取引所に対応していて、Chojaのシステムで対応している通貨のペアを選択して、どのようなペアで資産運用するかを選択します。
3. 取引する注文幅の設定をする
Chojaを稼働すると、売り注文と買い注文の両方を同時に出します。
例えば、BTCが100万円の市場価値だったときに100円ずつ差をつけて、「BTC100万100円で売却」「BTC99万900円で購入」という注文を用意します。このとき100+100=200円の価格差があり、これが注文幅です。「スプレッド」と言ったりします。
Choja ではこの注文幅 (スプレッド) を設定することによりどれくらいの頻度で資産運用するかどうかを決定します。この数値については別の記事でまた解説したいと思います。
以上が Choja の使い方です。APIキーを設定して、ペアを選んで、注文幅を設定するだけなので簡単ですね。
Chojaの仕組み
では、Choja を使うことによってどのように資産を築けるのか?を説明させてください。
まずは複数の通貨の価値を均等に保ち続けます。例えば、BTC、ETH、XRPの通貨をChojaで運用します。金融では複数の金融資産を組み合わせることをポートフォリオと呼びます。この場合は3つの通貨を「ポートフォリオに追加する」といいます。
Chojaは独自の均等配分アルゴリズムを実装していて、ポートフォリオに追加された通貨がそれぞれ同じ価値になるように残高を調製します。
例えば、総額3BTCを持っていたら、「1BTC分のBTC」「1BTC分のETH」「1BTC分のXRP」をポートフォリオとして保有します。それぞれの通貨の価値を均等に調整することで、効率よくリバランスボーナスというものを得ることが出来ます。
そこから、ETHとXRPの市場価格が変化して、ETHの価値が上がり、XRPの価値が下がったとします。このとき、Chojaはリバランスという残高調整を行い、価値が上がったETHを少し減らし、価値が下がったXRPを多く増やします。
このロジックは、市場の価格、チャートが動くのをひたすら待ち続けます。そして設定された注文幅の分動けば動くほど、価値が上がっても下がっても長期的に確実に、複利で全体の総量を増やし続てきます。
そして、これを繰り返すことでChojaは残高の総量を増やし続けます。チャートが動けば動くほど残高が変動し、そのつど元手よりも確実に総量が増えていく注文を出して、またチャートが動いて……この連鎖でChojaは資産を築いていきます。
市場価値が大きく動く暗号資産市場と、Chojaのアルゴリズムはとても相性が良いことがおわかりいただけるかと思います。
これがChojaのAMMとしてのロジックになります。実際にはさまざまな数式などが考慮されていますが、簡単に説明するとこうなります。
では最後におさらいですが、流動性供給とは「売りたいときに売れて、買いたいときに買える」という状況をつくることです。Chojaは自身の資産を築きながら、売りと買いの注文を用意することで流動性供給をしていることがおわかりいただけたかと思います。
Chojaによる分散型流動性供給に興味持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。
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